12月5日は、バミューダトライアングルの由来事故が発生した日&世界土壌デー&観測史上初となる「12月の夏日」を記録した日&国際ボランティア・デー
【バミューダトライアングルの由来事故が発生した日】
以前より、フロリダ、バミューダ、プエルトリコの3点を結んだ大西洋域では、100を超える船や飛行機が行方不明になっていると実(まこと)しやかに言われていて、魔の三角海域、または、バミューダトライアングルと呼ばれていました。
そんな中の1945(昭和20)年12月5日に、バミューダトライアングルとされる海域内で訓練中だった米軍機が、5機すべて突然消息を絶ってしまう事態が発生しました。
それまで同海域で遭難したと思われていた船や飛行機が、主に個人や民間のものだったのに対し、軍機が行方不明になってしまったことは、バミューダトライアングルの信憑性を高める結果となり、この事件は瞬く間に世界へと広がりました。
バミューダトライアングルに関しては、海底に電磁波層が強く影響している説、海中竜巻説、海流変動説、地底大渦説、亡命船迎撃説などなど様々な説が言われていますが、以前はアメリカ〜キューバ〜カリブ海沿岸諸島などを、個人で作った木船等で行き来している最中に遭難に遭うケースが多く、これが元ネタになったとする説が有力で、実際にはこの海域限定で遭難事故が多いという事実はないとの調査報告も挙がっていましたが、米軍機遭難事件が起こったことで、噂を払拭するような明確な説明はなされていない謎の海域とされています。
【世界土壌デー】
2015(平成27)年12月5日から国際土壌年がスタートしたことにちなんで、国連専門機関のひとつの国際連合食糧農業機関FAOが国際デーのひとつとして記念日に制定しています。
国際表記 :World Soil Day
土壌は、農業開発、食糧安全保障などの基盤となることに加えて、地球の生命を維持する要でもあり、引いては適切な土壌管理が経済成長、貧困撲滅、労働者の地位向上などなど、その国の社会経済を支える基盤となっています。
が、地域によっては砂漠化の影響を多大に受けている場所もあることから、元気な暮らしは元気な土からをテーマに、土壌への理解と関心を深めてもらう取り組みが進められています。
【観測史上初となる「12月の夏日」を記録した日】
2004(平成16)年12月5日、季節外れの温帯低気圧が関東に接近した影響で、26.3℃:埼玉県熊谷市、25.2℃:群馬県前橋市、25℃:茨城県水戸市など、関東地方一帯で気象庁観測史上初の12月の夏日を記録しました。
前日から発生していた低気圧の暖域に入ったことが原因とされていて、関東一帯が暴風域に包まれる中、同日の東京では、午前:8.7℃、午後:24.8℃となるなど、温暖差を含め記録的な天候となりました。
また、2015(平成27)年12月11日にも、東京で24.6℃を記録するなど、全国的に師走らしからぬ気候となり、特に2000年代に入ってからは、天候の変化が懸念されています。
《余談》
気象庁では、夏日:25℃以上、真夏日:30℃以上、猛暑日:35℃以上、熱帯夜:その日の最低気温が25℃以上と区別して表現されています。
【国際ボランティア・デー】
国連総会にて国際デーの一つとして記念日が制定されています。
国際表記 :International Volunteer Day
世界中の国々で、経済発展、社会開発推進のため、ボランティア活動への参加が呼びかけられています。
と同時に、ボランティアへの認識を高め、あらゆる層の人たちが活動できる機運を高めていくことも提唱されています。
併せて、例年12月5日前後には世界各地でシンポジウムの実施、フェスティバル、活動の表彰など、ボランティア活動に関するいろいろなイベントが行われています。
(以上、ネット検索より)