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12月28日は、仕事納めの日&京都タワーが開業&世界初の映画の商業上映がスタート&ディスクジョッキーの日&身体検査の日

【仕事納めの日】

埼玉県庁の仕事納め

1873(明治6)年から、官公庁は、12月29日〜1月3日までを休暇とすることが法律で定められていて、官公庁では、例年12月28日が年内最後の業務日であることから、「仕事納めの日」や「御用納め」と呼ばれています。

土日祝日を休みとしている民間企業でも、12月28日に仕事納めを設けるところが多く、12月29日が出社だとしても、挨拶回りや、社内清掃に充てられているところが多い傾向にあります。

《御用》
用、用事の敬った表現
宮中・官庁や、江戸時代の幕府・藩の仕事
犯人をとらえること
上記の意味があり、「御用納め」は仕事の意味で使われています。


【京都タワーが開業】

1964(昭和39)年12月28日、京都駅(京都府京都市下京区)前に、産業、文化、観光を担う、高さ:131mの「京都タワー」が開業しました。

京都タワー建設に関しては、「東寺の五重塔(54.8m)よりも高いものは京都に建てない」ことが暗黙の了解だったこともあり、建設計画段階からあった「古都・京都にタワーのような建築物が本当に必要なのか」という論議には、今日でも賛否が分かれる議題です。

その一因もあり、京都タワーは、高さ制限の厳しい建築物ではなく、工作物という解釈から、建設が敢行されました。

2022(令和4)年末時点での京都タワーは、高さ:約131m、地上:9階、地下:3階 で、京都タワーを含む建物内には、展望室、レストラン、ホテル、ショッピング施設、温泉施設も内包されているほか、夜にはライトアップが行われ、京都駅前を彩る魅力的な人気スポットです。


【世界初の映画の商業上映がスタート】

1895(明治28)年12月28日、パリ(フランス)で世界初の「シネマトグラフ」での有料映画公開が行われました。

シネマトグラフ=それまであった、トーマス・エジソン氏が開発した個人用映画鑑賞機「キネトスコープ」を、リュミエール兄弟が改良を加え、発明したもの。

エジソン氏が発明したキネトスコープは、映画が上映されている箱を覗き込むスタイルだったことから、1台につき1人しか映像を見ることができなかったのに対し、シネマトグラフは、映像をスクリーンに投影することによって、1本の映画を一度に多くの人が鑑賞できるようにしたもの でした。

当時上映された映画は、「工場の出口」「馬芸」「金魚採り」ほか10作品で、同じ映画を同じ場所で、大人数で大画面で見るスタイルは大変好評を博し、連日大盛況でした。

リュミエール兄弟

《余談》
上映が行われた場所はカフェの地階スペースで、今日ではカフェやスペースはないものの、跡地に建てられた「ホテル・スクリーブ・パリ」の一画には、シネマトグラフで映画が上映されたことを残す銘板が設置されています。

また、同ホテル内には、シネマトグラフを発明し、同地で映画上映を行ったリュミエール兄弟の名を冠した、「カフェ・リュミエール」の営業が続いています。

そして、この日は、シネマトグラフの日として、記念日に制定されています。


【ディスクジョッキーの日】

糸居五郎氏

日本におけるDJ(ディスクジョッキー)の草分け的存在だった、糸居五郎氏の活動や業績を称え、同氏の命日(1984[昭和59]年12月28日)に追悼の意を込めて、ラジオ番組の製作やDJの養成を行っている株式会社サンディが、12月28日に記念日を制定しています。

糸居氏は、ニッポン放送局の人気ラジオ番組「オールナイトニッポン」の初代ディスクジョッキーとしても活躍。

リスナーからの投書やリクエストが、番組の主力コンテンツであるラジオ番組において、音楽はDJがかけるものとの信念で、自ら選曲にこだわった「最初で最後の職人DJ」とも称されています。


【身体検査の日】

当時の文部省(現:文部科学省)が、1888(明治21)年12月28日に、すべての学校で、毎年4月に生徒の活力検査(身体検査)を実施するよう訓令を発したことにちなんで、記念日が制定されています。

当時の検査項目は、身長、体重、臀囲:お尻まわり、胸囲、指極:両手を水平に伸ばした長さ、力量、握力、肺活量と、割と細かく計測されていました。

しかし、以後、検査項目の改定が繰り返され、近年では、身長、体重、胸囲を含む、発育に関係する必要最小限の項目に絞り込まれている傾向にあります。


(以上、ネット検索より)

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