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10月24日は、暗黒の木曜日&トリコロール記念日&ナンバーポータビリティが開始&国連デー&世界開発情報の日&マーガリンの日

【暗黒の木曜日】

1929(昭和4)年10月24日木曜日、ウォール街(アメリカ・NY)の株式取引所で株価が大暴落したことがきっかけで、「世界大恐慌」が引き起こされる事態に発展しました。 

当時アメリカでは、第1次世界大戦の軍需により、好景気が続いてたものの、1920年代後半には、景気後退の前兆が見られ始めていたとされています。

その前兆が形となってしまう1929(昭和4)10月24日、取引開始からわずか1時間ほどの間に、次々と株価が急激に下落しました。

その下落スピードと、下落幅を目の当たりにした人々がパニックに陥り、一斉に市場へ殺到しました。

政府の市場介入等による対応も虚しく、連日売り注文が後を絶たず、投資家たちのパニック売りが続いたことにより、アメリカ経済が大打撃を受けてしまいました。

アメリカ経済への依存が強かった各国も、連鎖的に次々と破綻していき、世界的な大恐慌へと、事態は発展していきました。

「世界恐慌」という言葉は、世界規模で連鎖的に起こる経済恐慌のことで、不特定なものと定義付けされていますが、世界大恐慌(または「大恐慌」)は通史的に、暗黒の木曜日から始まる、1929(昭和4)年の恐慌のことを指す言葉として使用されています。


【トリコロール記念日(フランス)】

1794(寛政6)年10月24日に、フランス国民公会が、青・白・赤の三色旗を、国家の象徴と定めたことにちなんで、記念日が制定されています。

トリコロール:tricolore=意味:3色の〜、言語:フランス語

基本的には、不特定の3色を使用したもの全般を指していて、ハンガリー、ドイツ、ルーマニア、オランダ、ロシアなどでも、自国旗のことを「トリコロール」と、自国語に合わせて呼んでいます。


【ナンバーポータビリティが開始】

2006(平成18)年10月24日、携帯電話番号そのままに加入事業者を移転できる「ナンバーポータビリティ制度」が、日本で初めて開始されました。

それまで日本では、各携帯電話通信事業者キャリアごとに、携帯電話番号が割り当てられていて、キャリアを変更する際には、携帯電話番号も変えざるを得ない状況でした。

が、電話番号による囲い込みの防止、サービスの向上、料金の低減等を目指し、ナンバーポータビリティ制度が開始。

この制度は、事業者間ポータビリティとも呼ばれていて、
LNP=Local Number Portability:固定電話
MNP=Mobile Number Portability:携帯電話
上記のように表記されています。


【国連デー】

1945(昭和20)年10月24日に、ソ連が国際連合憲章を批准しました。

批准=条約に対する国家の最終的な確認、確定的な同意及び手続き。

ソ連が批准したことにより、世界20カ国の同意が得られ、国際連合が発足したことにちなんで、国際デーとして記念日が制定されています。

国際表記:United Nations Day

国連は、アメリカのニューヨークに本部があり、世界の平和と安全の維持、国と国との友好関係の発展を促進、社会の進歩の補助、生活水準の向上を目的として、各活動が展開されています。

また、名称は、時のアメリカ第32代フランクリン・D・ルーズベルト大統領の発案で決定され、「United Nations」の頭文字をとって「UN」と表記されています。

例年、10月24日を中心とした10月21日~10月27日は「国連週間」であり、国連関連団体から持ち寄られた様々な議題が話し合われています。

上記とは別に、活動の根本的な取り決めである、国連憲章が採択された4月25日は、国連記念日として、こちらも国際デーに制定されています。

日本の国連加盟が認められたのは、1956(昭和31)年12月18日のことで、同日は「国連加盟記念日」として、日本独自の記念日が制定されています。


【世界開発情報の日】

1970(昭和45)年10月24日に、「第2次国連開発の10年のための国際開発戦略」が採択されたことにちなんで、国際デーとして記念日が制定されています。

国際表記:World Development Information Day

世界中で行われている、インフラ開発、ソフトウェア開発、農業開発、研究開発、製品開発、コミュニティ開発、人的資源開発、持続可能な開発といった、様々な開発案件や研究等の情報を集めて、地球全体の開発バランスを図り、考え続けていくことが目的とされています。


【マーガリンの日】

イポリット・メージュ=ムーリエ博士

1869(明治2)年に、時のナポレオン3世が、当時フランスで不足していたバターの代替品を募集しました。

この時、化学者のイポリット・メージュ=ムーリエ博士が、バターに似せて作ったマーガリンを考案したとの記録が残っていることにちなんで、日本マーガリン工業会が、同氏の誕生日(1817(文化14)年10月24日)である10月24日に、記念日を制定しています。

《余談》
マーガリンが登場した当時は、人造バターと呼ばれていて、バターとの根本的な違いは、
バター:成分の約80%以上が牛乳などの動物性脂肪
マーガリン:成分の約80%以上が植物性油などの植物性脂肪
とされています。


(以上、ネット検索より)

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