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12月21日は、冬至(2024年)&コミケが初めて開催される&回分の日&クロスワードパズルが新聞に初掲載&バスケットボールの日&遠距離恋愛の日

【冬至(2024年)】

冬至(とうじ)は、季節の変わり目を表す二十四節気のひとつで、定気法にて、太陽黄経が270度のとき と定義されていて、2024(令和6)年は12月21日に該当します。

中央標準時=12月21日:18時21分

《二十四節気》
古代中国で考案された暦の一種で、現在の季節の指標となっているもの。

太陽が移動する天球上の道は黄道と呼ばれていて、1年で1周する黄道を24等分した考え方。

今日でも、天候に左右されやすい農事だったり、年中行事、時候の挨拶ほか、様々なシーンで使われています。

冬至は、北半球において太陽の高さが一年で最も低くなるため、一年の中で最も昼の時間が短く、夜の時間が長い日です。

また、冬至の日には柚子湯に入ったり、かぼちゃを食べると風邪を引かないとされていて、地域によっては「邪気払い」とされる「小豆粥」を食べたり、体内の悪いものを掃除する意味の「身体砂払い」として、こんにゃくを食べるといった風習が残っています。


【コミケが初めて開催される】

1975(昭和50)年12月21日、虎の門(東京都)にある日本消防会館会議室にて、日本初のコミックマーケット(通称:コミケ)が開催されました。

世界最大規模の同人誌即売会とも称されているコミックマーケットは、基本的に、一般のサークル(団体)、個人が自己表現方法の一種として、自主制作した作品を展示・販売する場です。

展示・販売される作品には、漫画、アニメ、(アイドルグループなどの)ファン同人誌、ゴスロリ服、コスプレ衣装、手作りアクセサリー、同人ハードウェア、人形などがあり、様々な種類の愛好家による作品が集うポップカルチャー共有の場です。

《余談》
第一回の参加データは、サークル数:32、参加者数:延べ約700名でしたが、2020年代以降に行われたコミケでは、サークル数:約3万以上、参加者数:延べ約60万人以上とも言われ、爆発的にファンが拡大したことから、より大きな会場で数日間開催される傾向に変わりつつあります。

加えて、出店参加方法、入場規定等も年々変わってきていて、参加マナーに関する共通認識の向上と徹底が、注意喚起とともに提唱されています。


【回分の日】

12月21日を繋げて表記した「1221」が、回文のようになっていることにちなんで、「回文俳句」を手がける宮崎二健(じけん)氏が記念日に制定しています。

回分=頭から読んでも、後ろから読んでも、出現する文字の順番が変わらない言語として意味を成している文のこと。

西暦79年に発生した、ヴェスヴィオ火山(イタリア)の噴火によって、滅亡したとされるヘルクラネウムの街の遺跡から「Sator Arepo Tenet Opera Rotas」の回文が刻まれたオブジェクトが見つかっていて、少なくとも、79年以前から回文は親しまれてきていたとされています。

《Sator Arepo Tenet Opera Rotas》
「農民のアレポが頑張って車輪をキープしている」という意味を成しています(複数ある解釈のひとつ)。

SATOR:種まき、プランター、創設者、etc.
AREPO:意味不明、固有名詞か創作語
TENET:保持する、所有する、維持する、etc.
OPERA:仕事、世話、労働、努力、etc.
ROTAS:回す、回転する、回るもの、etc.

回文は海外でも、それぞれの言語で人気があり、
イギリス:No lemon, no melon=レモンなくしてメロンなし
アメリカ:Madam, I’m Adam=マダム、私はアダムです
フランス:La mariée ira mal=花嫁は不幸になる
イタリア:I topi non avevano nipoti=ネズミに孫はいなかった
スペイン:Anita lava la tina=アニタはバスタブを洗う
などなど、言葉遊びの一種として、言語を問わず親しまれています。

《日本の回文の一例》
しんぶんし=新聞紙
きいろいき=黄色い木
たいやきやいた=鯛焼き焼いた
かんけいないけんか=関係ない喧嘩
ままがわたしにしたわがまま=ママが私にしたワガママ
よのなかねかおかおかねかなのよ=世の中ね、顔かお金かなのよ
いたりあではとまとはでありたい=イタリアではトマト派でありたい

《余談》
正月2日の夜から3日の朝にかけて見る初夢で、良い夢を見るには、七福神が乗った宝船の絵に、「永き世の 遠の眠りの 皆目覚め 波乗り船の 音の良きかな」という回文の歌を書いて、枕の下に入れて眠るのが良いという謂れもあります。


【クロスワードパズルが新聞に初掲載】

1913(大正2)年12月21日、アメリカの「ニューヨーク・ワールド紙」が日曜版の娯楽ページに、クロスワードパズルを初めて掲載しました。

クロスワードパズル自体は、同紙面に掲載される以前から存在していましたが、新聞紙面に掲載されたことで、瞬く間に認知度が広がりました。

その人気から、それまで新聞に馴染みがなかった人も、クロスワードを解きたさに新聞を買い求めるほど、一大ムーブメントとなり、1924(大正13)年には、新聞で連載していたクロスワードパズルをまとめた本が出版されると、瞬く間に世界的ブームとなりました。

《余談》
クロスワードパズルは、同紙の編集者でもあったイギリス出身のウィン氏が発明したもので、幼いころに祖父から教わった魔方陣がヒントになったと言われています。

そして、この日は、クロスワードの日として記念日に制定されています。


【バスケットボールの日】

ジェームズ・ネイスミス氏

1891(明治24)年12月21日、アメリカで正式なルールを採用した初のバスケットボール試合が行われたとされていることにちなんで、バスケットボール解説者の島本和彦氏が記念日を提唱しています。

バスケットボールは、1891(明治24)年に、ジェームズ・ネイスミス氏が、現在行われているバスケットボール・ルールの礎を考案したとされていて、マサチューセッツ州スプリングフィールド(アメリカ)にて、初めて試合が行われた記録が残っています(諸説あり)。


【遠距離恋愛の日】

FM長野 大岩堅一アナウンサー

12月21日を繋げて表記した「1221」の両側の「1」は、カップルが遠距離で離れ離れになっている様子を表現していて、中の「22」は、会った時の2人を表すとの見立てから、FM長野の大岩堅一アナウンサーが、12月21日に記念日を提唱しています。

上記とは別に、「1221」の中の「22」を電話の「ツーツー音」に見立てて、遠距離の2人が電話で話している様子から、「1221」の並び数字は、遠距離恋愛を表す隠語としても使用されています。


(以上、ネット検索より)

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