11月2日は、阪神タイガース記念日&書道の日/習字の日&キッチン・バスの日/家庭文化の日&讀賣新聞が創刊&プロ野球に新球団が誕生&ジャーナリストへの犯罪不処罰をなくす国際デー
【阪神タイガース記念日】
1985(昭和60)年11月2日に行われたプロ野球・日本シリーズで、阪神タイガースが西武ライオンズを破り、日本一になりました。
この勝利は、阪神タイガースにとって、セ・パ2リーグ化後、初の球団日本一だったこともあり、阪神タイガース後援会が記念日に制定しています。
この年、岡田彰布(あきのぶ)、掛布雅之、ランディ・バース、真弓明信、平田勝男、他、日本野球史に残り、後世でも語り継がれるメンバーを擁した阪神タイガースは、同シーズン中に巨人軍を相手に、伝説の三連発と呼ばれる、ランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布の3者連続ホームランを放つなど、1985(昭和60)年は、全国で「トラ・フィーバー」が巻き起こりました。
【書道の日/習字の日】
いい(11)もじ(02)[良い文字]の語呂合わせにちなんで、日本習字教育財団が11月2日に記念日を制定しています。
手書きで文字を書くことの大切さ、習字を親しむことが提唱されていて、例年11月2日を挟んだ前後の週には、書道文化の向上、習字の普及活動をはじめとした、各種イベントが行われています。
急速にパソコンやスマホ、タブレットが普及しつつある中で、実際に文字を書くことは、電子機器より脳への刺激が多いとの研究発表もあり、刺激の効果として、暗記、脳の活性化、老化防止 に良いとされています。
加えて、特に日本語には、ひらがな、漢字、カタカナがあり、各字が、トメ、ハネ、ハライなど、他国言語より複雑且つ繊細なことから、ひとつひとつの文字を丁寧に書くことが、脳をより活性化させると言われています。
【キッチン・バスの日/家庭文化の日】
キッチン・バスを英語表記した際の「Kitchen-Bath」の頭文字 K:アルファベットの11番目、B:アルファベットの2番目から、各数字をとって、キッチン・バス工業会が11月2日に記念日を制定しています。
翌11月3日の文化の日を前に、キッチン、浴槽、浴室ユニット、洗面台周りといった、家庭内水回りの環境改善や、万が一の時の工事や修理依頼の連絡先を確認しておくことが提唱されています。
【讀賣新聞が創刊】
1874(明治7)年11月2日、合名会社の日就社から「讀賣新聞」が創刊されました。
創刊当時は1日おきの隔日発刊紙で、記事内の漢字には読み仮名が振られているなど、当時としては画期的な手法が織り込まれていて、庶民のための新聞として、創刊当初から親しまれ続けています。
発刊時は主に東京中心だったものの、創刊以降部数を伸ばし続け、社名変更や他社合併を経た後に、読売新聞社として全国紙展開をスタート。
2016(平成28)年には、朝刊・夕刊ともに、世界最多の発行部数を記録しています。
《余談》
読売の名は、江戸時代に新聞の役割を担っていた瓦版が、記事内容の触り部分を、読みながら売られていたことに由来しているそうです。
【プロ野球に新球団が誕生】
2004(平成16)年11月2日に開かれた日本プロ野球オーナー会議で、東北楽天ゴールデンイーグルス の新規参入が正式に承認され、約50年ぶりに新球団が誕生しました。
球団設立は、2005(平成17)年。
《東北楽天ゴールデンイーグルス》
母体:楽天株式会社
所在地:宮城県仙台市
本拠地:楽天モバイルパーク宮城
所属:パ・リーグ
(2023(令和5)年末時点)
《余談》
球団名の長さから、東北楽天や楽天イーグルスの愛称で呼ばれている東北楽天ゴールデンイーグルスは、球団創設時から、背番号「10」は永久欠番とされています。
これは、スターティングメンバーの9人に加えて、「ファンは私達チームの一人・一緒にチームを盛り上げていく存在」との思いが込められていて、背番号「10」の着用は、ファンや球団マスコットだけに許されています。
【ジャーナリストへの犯罪不処罰をなくす国際デー】
2013(平成25)年11月2日、マリで2人のフランス人ジャーナリストが暗殺されてしまったことへの哀悼の意を表して、国連が国際デーとして記念日を制定しています。
国際表記:International Day to End Impunity for Crimes against Journalists
国連の統計によると、2006(平成18)年〜2017(平成29)年の約12年間だけでも、殉職したジャーナリストは、世界各地で1,000人以上にものぼるとされ、その一方で、犯人が処罰された案件は10%に過ぎないことから、ジャーナリストへの犯罪に対する不処罰をなくすための具体的な措置が、各国へ呼びかけられています。
その一環として、例年11月2日には国連主導の元、世界各国でジャーナリストの安全を保護し、環境を整えるためのイベントやシンポジウムが開催されています。
(以上、ネット検索より)