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9月18日は、日清食品が「カップヌードル」を発売&かいわれ大根の日&満州事変が勃発&しまくとぅばの日

【日清食品が「カップヌードル」を発売】

安藤百福(ももふく)氏

1971(昭和46)年9月18日、日清食品株式会社から、世界初の即席カップ麺の「カップヌードル」が発売されました。

当時の日清食品の社長で、即席麺「チキンラーメン」の生みの親でもある安藤百福(ももふく)氏が、紙コップで手軽に食べられるラーメンをとの構想を元に開発されたのが、カップヌードルの始まりでした。

2024年9月16日発売・カプヌのエモい出パッケージ

チキンラーメンは即席麺として大成功を収めていたものの、製品としては、家庭で食べるラーメンと限定されていました。

そこで、どこでも、手軽に、すぐ食べられるようにとの思いから、紙コップを容器にした即席ラーメンの開発に取り組んでいきました。

試行錯誤の末に、見事開発に成功したカップヌードルは、発売以来大ヒットして、 時代とともに味のバリエーションや容量の大小が追加される超ロングセラー商品として、世界中で親しまれ続けている食品です。

《余談》
1972(昭和47)年2月19日に、長野県で起こった立てこもり事件「あさま山荘事件」の際、平均気温がマイナスの寒さの中で包囲を続けていた警察部隊へ、日清食品が発売間もないカップヌードルを提供しています。

寒い中で湯気を発しながら、カップヌードルを啜る警察部隊の姿がテレビに偶然映り込むと、警察部隊が食べているあの美味しそうな食べ物は何だとの問い合わせが相次ぎ、カップヌードルの認知度が一気に全国区になったと言われています。


【かいわれ大根の日】

日本かいわれ協会(現:日本スプラウト協会)で、記念日制定の協議をした会合が9月に行われたことと、「8」を横にすると「∞」であり、その下に「1」を足すと、かいわれ大根のような形に見えるとの解釈を合わせて、同協会が9月18日に記念日を制定しています。

かいわれ大根は、発芽直後の芽と茎が食用可能なスプラウト食材の一種で、酵素、ビタミン、ミネラル、フィトケミカルが含まれることから、栄養学的にも定期的に食べることが推奨されています。

また、割と簡単に栽培でき、美容にも良いとされていて、自家栽培野菜としても人気食材のひとつです。


【満州事変が勃発】

1931(昭和6)年9月18日、当時満州に駐在していた関東軍が、奉天郊外を走っていた満州鉄道の柳条湖近辺の線路上で爆発物を設置。

その一部線路を爆破する事件が起こりました。

しかし、爆破直後に関東軍は、中国軍が仕掛けたものだとして、虚偽の報告をしたことから始まる一連の柳条湖事件が発生しました。

柳条湖事件をきっかけに、日本側と中国側が軍事衝突をし、関東軍がわずか5ヶ月で満洲全土を占領するなど、軍事的には稀に見る大成功を収めました。

が、国際社会は柳条湖での爆発報告を訝いぶかしみ、国連が調査すべく、リットン調査団を派遣。

リットン調査団

柳条湖事件の詳細を調べ始め、長期戦線の様相を呈しました。

柳条湖事件〜満州占領等に始まる満州事変は、以後の日中戦争、さらには太平洋戦争へと続く発端の事件として捉えられています。

そして、この日は、「満州事変」勃発記念日として制定されています。


【しまくとぅばの日】

沖縄県の言葉「しまくとぅば(島言葉)」を奨励する日として、沖縄県が、しまくとぅば普及推進計画、及び、しまくとぅばの日に関する条例を定めたことと、く(9)とぅ(10)ば(8)の語呂合わせにちなんで、9月18日に記念日が制定されています。

方言に関する記念日が条例で定められたのは、「しまくとぅばの日」が初です。

(以上、ネット検索より)

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