11月26日は、インスタントカメラが登場&ペンの日&いい付録の日&ポリフェノールの日&プロ野球の2リーグ制が決定&いい風呂の日&ビン牛乳の日
【インスタントカメラが登場】
1948(昭和23)年11月26日、ポラロイド社が世界初のインスタントカメラを発売しました。
正式名称:ポラロイド・ランド・カメラ
インスタントカメラは、撮影直後に自動現像が出来る写真フィルムを使ったカメラのことで、カメラのフィルムを現像するのに、専門店等に出す必要がなく、撮った写真を、その場ですぐ見ることが出来る画期的な商品でした。
手軽に写真が楽しめることが評判を呼び、インスタントカメラは世界中で大ヒットを記録。
その人気から、インスタントカメラで撮った写真機やフィルムのこと自体を、販売した社名を冠して、ポラロイドカメラ、ポラロイド、ポラと呼ぶ呼称が定着しています。
日本では、主に富士フイルムが発売している、フォトラマ、チェキも、インスタントカメラの一種です。
自動現像型フィルムの技術は、後に、レントゲン撮影、マンモグラフィーといった、カメラの枠を超えて、様々な製品に応用されていきました。
【ペンの日】
小説家で詩人でもあった島崎藤村氏が、初代会長を務めた日本ペンクラブが、1935(昭和10)年11月26日に創立されたことにちなんで、同会が記念日に制定しています。
英語表記のPENは、文字を書く道具としてのペンを表すとともに、
P:poets(詩人)、playwrights(劇作家)
E:essay(随筆)、essayists(評論家)、editors(編集者)
N:novelists(小説家)
上記、それぞれ表してもいます。
【いい付録の日】
日本出版販売株式会社が、いい(11)ふ(2)ろく(6)の語呂合わせにちなんで、11月26日に記念日を制定しています。
近年では、雑誌付録の品や質とも格段に向上し、おまけ的性質を越えた優良品も多く登場していて、おまけが本誌単価を上回るものも少なくない様相を呈しています。
雑誌限定とした有名ブランドとのコラボも実施されていて、電子ブックとは違った魅力が発揮できることから、評判と人気を集めています。
【ポリフェノールの日】
日本ポリフェノール学会が、いい(11)ポリフェ(2)ノール(6)の語呂合わせにちなんで、11月26日に記念日を制定しています。
《ポリフェノール》
国内外の研究で、ポリフェノールにはさまざまな健康機能があることが明らかになっていて、医学、運動生理学、栄養学、工学、農学、薬学といった、幅広い分野で活用されています。
【プロ野球の2リーグ制が決定】
それまであった日本野球連盟が解散し、1949(昭和24)年11月26日に、セントラル・リーグ、太平洋野球連盟(後のパ・リーグ)の2リーグ制が正式決定しました。
発足は、1950(昭和25)年。
《かんたんな経緯》
第二次世界大戦以前、日本野球は社会人野球の方が人気があり、プロ野球は職業野球と渾名され、存在が軽んじられていました。
が、戦後GHQの指導もあり、プロ野球が再開されると、戦後の日本に漂っていた敗戦モヤを拭うべく、観客が球場に集まりました。
リーグ戦が本格再開されると、観客動員数は試合が行われる度に最多動員数記録を更新し、プロ野球の一大ムーブメントが起こりました。
MLBチームの来日、球団ニックネーム使用の許可、フランチャイズ制の導入といった斬新な施策が次々と展開され、スポーツ新聞の創刊や、野球専門ラジオ番組のスタートも後押しして、プロ野球は一大産業として、一気に成長してきました。
成長に伴い、参戦チーム申請が増えたことで、それまでの1リーグ制ではなく、チーム数を増やした2リーグ制が発足しました。
翌1950(昭和25)年に、正式発足した2リーグ制の各チームは、
[セントラル・リーグ]
読売ジャイアンツ(巨人)
中日ドラゴンズ
阪神タイガース
広島カープ=現:広島東洋カープ
大洋ホエールズ=現:横浜DeNAベイスターズ
国鉄スワローズ=現:東京ヤクルトスワローズ
松竹ロビンス=後に大洋ホエールズと合併
西日本パイレーツ=現存なし
上記の8球団で、後に6球団に。
[太平洋野球連盟]
南海ホークス=現:福岡ソフトバンクホークス
毎日オリオンズ=現:千葉ロッテマリーンズ
大映スターズ=後に毎日オリオンズと合併
西鉄クリッパース=現:埼玉西武ライオンズ
東急フライヤーズ=現:北海道日本ハムファイターズ
阪急ブレーブス=後にオリックスブルーウェーブと合併
近鉄パールズ=後にオリックスブルーウェーブと合併
上記の7球団で、後に6球団に。
両リーグとも、現行の6球団ずつの計12団に。
【いい風呂の日】
日本浴用剤工業会が、いい(11)ふ(2)ろ(6)の語呂合わせにちなんで、11月26日に記念日を制定しています。
「風呂」という言葉は、蒸気を逃がさない狭い室内にこもるための室(むろ)を意味していた説があり、室で蒸気を浴びて身体の汚れをふやかし、こすりだした後に湯で流すというのが、一般的なものとされていました。
そのため、日本では基本的に、身体を洗ってから湯船に浸かる習慣が定着したと考えられていて、この室(むろ)と呼ばれていたものが転じて、風呂(ふろ)と呼ばれるようになったとされています。
【ビン牛乳の日】
ビン牛乳は、銭湯やお風呂上がりの定番でもあることから、瓶入り乳製品の品数日本最多を誇る有限会社山村乳業が、ビン牛乳を「1」に見立て、2本のビン牛乳(=11)が風呂(26)に寄り添うように並んで見えるイメージで、11月26日に記念日を制定しています。
同社は、ビン牛乳のビンが、飲んだら返却される慣習を活かし、製品の容器を使い捨てのプラスチックや、紙製からガラス製のリターナブル容器に切り替えて、サステナブル活動にいち早く取り組んでいます。
また、伊勢神宮(三重県伊勢市)の内宮通り、外宮通り、それぞれに店舗を構えている、同社の乳製品を活かしたスイーツやフルーツデザート製品は、多くの参拝者からも人気のスイーツスポットです。
(以上、ネット検索より)