7月5日は、萬代(現:バンダイ)が創業開始&ビキニスタイルの日&東海北陸自動車道が全線開通&穴子の日&とりなんこつの日&江戸切子の日
【萬代(現:バンダイ)が創業開始】
繊維会社「萬代(ばんだい)産業」の玩具製造専用小会社として、山科直治氏が、1950(昭和25)年7月5日に「萬代屋(現:株式会社バンダイ)」を東京・浅草で創業しました。
「萬代(=万代)」の名称は、武経七書に数えられる中国の兵法のひとつ「六韜(りくとう)」の中に登場する語句「萬代不易」にならい、山科直治氏が、いつの世も人の心を満たす物を作り、絶えない企業の発展を願う思いから付けられています。
創業理念のもと、その時その時代の時勢に合った多くのヒット商品を生み出し続けていて、日本を代表する企業のひとつとして、日本のおもちゃ産業を支える大企業です。
【ビキニスタイルの日】
1946(昭和21)年7月5日に、フランスのルイ・レアール氏が、世界で最も小さい水着として、ビキニスタイルの水着を発表したことにちなんで、記念日が設けられています。
水着の命名に悩んでいたレアール氏は、発表の4日前に起きた「ビキニ環礁」でのアメリカ原爆実験を見て、あまりの衝撃から(自身の考案した)水着にもビキニと名付けたとされています。
ヨーロッパでも女性の肌露出が少なかった当時、レアール氏の発表したビキニスタイルの水着は、ファッション業界にも大きなインパクトを与え、その話題性は瞬く間に広まっていきました。
が、その露出度の高さは、土地や風土や宗教観などによってはそぐわず、今日でも特定のビーチや地域によっては、ビキニ水着の使用を禁止している場所も一定数あり、イタリアのシチリア島やベネチアの特定区域では、法律や条例で、ビキニ水着の着用を禁止するケースも、2000年代に入ってから増えてきています。
【東海北陸自動車道が全線開通】
愛知・一宮JCT〜富山・小矢部砺波(となみ)JCTを結ぶ「東海北陸自動車道」は、両県からの工事が進み、順次部分開通していました。
開通工事が進む2008(平成20)年7月5日、岐阜・白川郷IC〜飛騨清見IC間が開通したことにより、全線で開通を果たしました。
東海北陸自動車道の完成で、岐阜県も高速道路で繋がり、飛騨山地、白川郷といった名所へのアクセスが向上しています。
また、東海北陸自動車道の全線開通は、交通の便だけでなく、産業面でも北陸地方に多くの効果 をもたらしています。
【穴子の日】
あな(7)ご(5)の語呂合わせと、夏に旬を迎え、夏バテ対策にも効果的とされる穴子のお寿司やお弁当用食材を製造しているグリーンフーズが、7月5日に記念日を制定していました。
同社経営難により、現在は水産加工品業を展開しているハンワフーズ株式会社が、同記念日を継承しています。
穴子は、古くから郷土料理として親しまれていて、天ぷら、蒲焼、寿司、タレ焼き以外にも、京都府八幡市の八幡巻、八幡巻やわたまき他、地域によって独自の調理方法や食し方が現在でも残っています。
【とりなんこつの日】
各種冷凍食品業の製造・販売を行っている株式会社味のちぬやが、な(7)んこ(5)つの語呂合わせにちなんで、7月5日に記念日を制定しています。
鳥軟骨はお酒のつまみとして食されている他、ビタミン、カルシウム、ミネラル、コラーゲンを含むことから、近年では健康食材としても注目が集まっています。
【江戸切子の日】
江戸切子の文様のひとつ「魚子(ななこ)」から、なな(7)こ(5)の語呂合わせにちなんで、東京カットグラス工業協同組合が、7月5日に記念日を制定しています。
その見た目の清涼さから、夏に向けた江戸切子のアピールも併せて行われています。
《余談》
江戸切子の代表的な文様パータンは、約10種類あるとされていて、「魚子」に分類されるものは魚の卵をモチーフにしたもので、特に職人の技量が試される難しい文様とされています。
(以上、ネット検索より)