11月20日は、任天堂が設立&日本初の競輪が開催&アフリカ工業化の日&行政相談委員の日&ホテルの日&山梨県民の日&ピザの日&世界こどもの日
【任天堂が設立】
1947(昭和22)11月20日、現:任天堂の前身にあたる株式会社丸福が、京都市東山区今熊野東瓦町で設立されました。
山内房治郎(ふさじろう)氏が起していた山内房治郎商店で、花札や日本初のトランプの販売に成功すると、花札、かるた、トランプを軸とした、総合玩具メーカーとして「株式会社丸福」が誕生。
現在の「任天堂株式会社」になるのは、1963(昭和38)年10月のことで、1970年代以降には、家庭用コンピューターゲーム機の開発・製造・販売が大ヒットするほか、今日では、日本が世界に誇る大企業のひとつです。
【日本初の競輪が開催】
1941(昭和16)年11月20日、小倉市(現:福岡県北九州市)で、日本初の競輪が開催されました。
興行は約4日間行われ、観客動員数:延べ5万5,000人、総売上高:1,973万円(現代換算:約20億円弱相当)を記録するほどの大成功を収めました。
小倉で行われた競輪開催が大盛況だったことから、以後、多くの自治体も競輪場建設に乗り出し、全国各地で競輪場の建設や招致が相次ぎました。
そして、この日は、競輪発祥の日として、記念日に制定されています。
【アフリカ工業化の日】
1989(平成元)年に開かれた国連総会にて、国際デーとして、11月20日に記念日が制定されています。
国際表記:Africa Industrialization Day
工業化の発展は、その国の経済状況改善に繋がるとされていて、経済状況の改善によって経済の多様化が生まれ、雇用も拡大することから、貧困撲滅にも繋がると考えられています。
そのため、貧困地域が多いとされる、アフリカの工業化に対する国際社会の真剣な取り組みを促すことが提唱されています。
《余談》
記念日が制定された、1989(平成元)年から時が経ち、2000年代に入ってからは、アフリカ大陸各国の医療環境改善、死亡者の減少、人口増加に加えて、中国やアメリカの進出、アフリカ独自のインフラ発展、デジタル使用率の上昇、テクノロジーの発達、生活面における最新技術の普及の掛け算で、特に近年は、急速に発展を遂げています。
また、世界人口が増加傾向にある中で、アメリカや欧州のほとんど、日本も含めた先進国の人口は減少傾向にあることを鑑み、エコノミストやアナリストをはじめとした各専門家の多くは、2020年代に入ってから、向こう10〜20年以内(2030〜2040年頃)に、アフリカ大陸の主要国が世界のテクノロジーを牽引していくと唱えています。
【行政相談委員の日】
1961(昭和36)年11月20日に、行政相談委員が設置されたことにちなんで、記念日が制定されています。
《行政相談委員》
社会的な信望や、行政運営の改善と理解を有する、総務大臣が委嘱した人材。
各地域で寄せられた行政サービスに関する相談を受け付け、助言や関係行政機関への通知を、無報酬で行ってくれています。
【ホテルの日】
1890(明治23)年11月20日、東京都初のホテル「帝国ホテル」、が東京都千代田区内幸町で開業したことにちなんで、記念日が制定されています。
日本の首都である東京に、ホテルが1軒もないことに疑問を感じた時の外務大臣・井上馨(かおる)氏が主導となり、帝国ホテルの開業が促されました。
《帝国ホテル》
建坪:740坪
様式:ルネッサンス調レンガ造り
客室:約60室
上記のように堂々と完成しましたが、1922(大正11)年に、火災で一度焼失してしまいます。
そして、設計をし直し、翌年再オープンを果たしましたが、今度は、落成披露予定日に関東大震災が発生。
しかし、関東一帯が大損害に見舞われる中、再設計された帝国ホテルの建物自体に、大きな損傷はなかったことから、再設計を手掛けた建築家=フランク・ロイド・ライト氏の名声は、一気に高まりました。
以降、東京都内にホテルが次々と建設されていて、中でも 帝国ホテル、ニューオータニ、ホテルオークラの3棟は、「東京ホテル御三家」と呼ばれています。
【山梨県民の日】
旧暦明治4年11月20日に、当時の甲府県や甲斐国内全域の諸県を統合して、山梨県」が発足したことにちなんで、山梨県が記念日に制定しています。
記念日の日付けに関しては、新暦に換算すると(1871年)12月31日の大晦日になってしまうことから、旧暦が採用されています。
また、県が条例で制定した記念日のため、例年11月20日は、山梨県や県内の各市町村が運営・保有する公営施設の一部が、無料開放or割引にて利用可能です。
【ピザの日】
ピザの原型とされる「ピッツァ・マルゲリータ」の名前の由来となった、イタリア王妃マルゲリータ氏の誕生日[1851(嘉永4)年11月20日]にちなんで、凸版印刷とピザ協会が、11月20日に記念日を制定しています。
1889(明治22)年に、ナポリ(イタリア)を訪れた王妃は、ピザ職人から、トマト:赤、バジル:緑、モッツァレラチーズ:白のイタリア国旗を模したピザを贈られました。
王妃は、アレンジされたピザを大変気に入り、そのピザ自体に、自身の名を冠したことが「マルゲリータ」の名の由来とされています。
【世界こどもの日】
1959(昭和34)年11月20日に、「児童の権利に関する宣言」が採択されたことと、1989(平成元)年11月20日に、「児童の権利に関する条約」採択されたことにちなんで、国連が国際デーとして記念日を制定しています。
国際表記:Universal Children’s Day
国連の主導のもと、各国政府が、子どもたちの世界的な相互理解、福祉増進のための活動が出来る日を、その国で適当と考える日を選んで制定するようにと勧告されていて、日本では、5月5日が「こどもの日」として制定されています。
(以上、ネット検索より)