![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/165663823/rectangle_large_type_2_96694252f8e77b0496b6b5120fe30bb9.jpeg?width=1200)
12月14日は、忠臣蔵の日&南極の日&箱根西麓・三島大吊橋が開業&日本初の飛行実験に成功
【忠臣蔵の日】
![](https://assets.st-note.com/img/1734131506-HNxTAPZv6K3XtqOyn4ekiluW.jpg?width=1200)
元禄15年12月14日(新暦:1703年1月30日)、赤穂浪士47人が吉良邸に討ち入りを行い、主君の仇討ちを果たしたことにちなんで、記念日が制定されています。
《忠臣蔵・かんたんな経緯》
性格にちょっと難ありと見られていた吉良上野介義央(よしひさ)に、ある日、江戸城内で小馬鹿にされた播磨赤穂藩主・浅野内匠頭長矩(ながのり)。
浅野内匠頭は、それまでも、ちょくちょく吉良からモラハラまがいのことをされていたことへの鬱憤も相まり、刀を抜き江戸城松之廊下で吉良に切りかかってしまいました。
同じ時、同じ江戸城で、朝廷を接待していた時の第5代将軍・徳川綱吉は、この出来事に激怒し、 浅野側:即日藩主切腹、領地没収、吉良側:お咎めなしのご沙汰を下しました。
しかし、このご沙汰に納得できなかった、大石内蔵助、堀部安兵衛をはじめとした、浅野内匠頭の家臣・赤穂志士たちは、主君の仇を取るべく、後日、吉良邸へ押し入り、吉良を討ち取りました。
当時の世相は、主君への忠義が高いと、赤穂浪士の行動を支持する声が日増しに強くなっていったことで、幕府も、討ち入りをした赤穂浪士たちに対しては、極刑と決めていたものの、当時、武士の(名誉ある)死とされていた、切腹を認めざるを得ない状況に。
![](https://assets.st-note.com/img/1734131529-TjpnDtg5V463sHlrvWRzBXcu.jpg)
この事件を題材にした歌舞伎の演目「仮名手本忠臣蔵」が大流行し、以後、100種以上もの類似作品が作られ、現在まで語り継がれています。
「討ち入りの日」「四十七士討ち入りの日」とも呼ばれている「忠臣蔵の日」には、赤穂浪士にちなんだ、泉岳寺:東京都港区高輪、大石神社・花岳寺:兵庫県赤穂市で、義士供養のための義士祭が、また、吉良邸の一部は、現在は本所松坂町公園(東京都墨田区)で、同公園周辺では、「元禄市」が、それぞれ行われています。
《余談》
2010年代以降の教育現場界隈では、会社や上司への忠義を意識させ、個を疎かにしてしまうとの懸念から、忠臣蔵は避けられる傾向にあります。
【南極の日】
![](https://assets.st-note.com/img/1734131584-H4W3yp1sg7ATtnQPCSrexvO8.jpg?width=1200)
ノルウェーの探検家・アムンゼン氏ら4人の隊員が、1911(明治44)年12月14日に、世界で初めて南極点に到達したことを祝して、記念日が制定されています。
重厚な氷山が多いため、船が座礁しやすく、海流や天候の悪環境の影響で、南極大陸への到達は非常に困難とされていた中、いかにして南極大陸まで到達するかは、国を主導とした、世界の強い関心ごとでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1734131608-NBnLdIvha5qK38CSu1EkbmJR.jpg)
特に、スコット隊:イギリス、アムンゼン隊:ノルウェーの2隊が、南極到達可能の最有力候補と目されていました。
そんな世情の中、ノルウェー・アムンゼン隊による南極到達の一報は、世界中で大々的に報道され、大きな話題を呼びました。
【箱根西麓・三島大吊橋が開業】
![](https://assets.st-note.com/img/1734131661-UZSrhNW3H4sfPqulYedCo9n7.jpg?width=1200)
2015(平成27)年12月14日、静岡県三島市に歩行者専用の有料吊り橋「箱根西麓・三島大吊橋」が開業しました。
静岡県三島市は、神奈川県箱根町の西側で、東海地方の東端に位置していることから、「三島スカイウォーク」の愛称で親しまれています。
また、2023(令和5)年末時点で、日本最長の人道吊り橋であり、車椅子同士でもすれ違うことが出来る道幅設計です。
![](https://assets.st-note.com/img/1734131671-K8ofVJ0xuMGRAFcwWlseh3Lq.jpg?width=1200)
《三島スカイウォーク》
全長=400m
道幅=1.6m
料金=大人:1,100円、中高生:500円、小学生:200円
(2023(令和5)年末時点)
《余談》
三島スカイウォークは、静岡東部地域でパチンコ関連事業や飲食関連事業を展開している株式会社フジコーの宮澤俊二社長の発案で、同氏は、パチンコ店や飲食店をはじめとした大型施設建築のノウハウが吊橋造成に活かせることに着目し、日本一の富士山を眺める、日本一の大吊り橋を造ろうとの思いを通して、地元の地域社会活動活性化に大きく貢献しています。
また、三島スカイウォークは、車で箱根峠から約10分、沼津ICから約15分(東名高速道路)の立地もあり、開業以降、絶景が拝め、ちょっとしたスリルも体験できる関東近郊スポットとして、年々人気が上がっています。
【日本初の飛行実験に成功】
![](https://assets.st-note.com/img/1734131686-U48oOZFjxXVvihT2JsKg9C7B.jpg)
ライト兄弟による世界初飛行から遅れること約7年後の1910(明治43)年12月14日、日本初の飛行実験が行われました。
代々木(東京都)にあった練兵場から、日野熊蔵大尉が、高度:約10m、飛距離:約60mの日本初飛行実験を成功させました。
が、この飛行は公式の飛行実施予定日ではなかったため、滑走の余勢で誤って離陸してしまった と報告されるに留まり、非公式記録扱いです。
正式記録としては、同年12月19日に、徳川好敏大尉が行った、高度:約70m、飛距離:約3,000m の飛行実験が、日本初飛行として記録されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1734131699-UX3csSbPNQHB91zulnotOMgx.jpg?width=1200)
(以上、ネット検索より)