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10月15日は、世界手洗いの日&きのこの日&農山漁村女性のための国際デー&グレゴリオ暦が開始&新種のアンモナイトが報告される&国際白杖の日/白杖の日

【世界手洗いの日】

ユニセフや世界銀行などの団体「せっけんを使った手洗いのための官民パートナーシップ」が、国際デーとして、10月15日に記念日を制定しています。

国際表記:Global Handwashing Day

感染症の予防のための、石鹸を使った正しい手洗い方法を、世界各地で広める活動が行われています。

《特に意識して洗う6ヵ所》
手を洗う場合、下記の6ヵ所を特に意識して洗うことが推奨されています。

①手の平全体②親指の付け根③手の甲④爪の間⑤指の間⑥手首周り

《余談》
江戸幕府を開いた戦国武将・徳川家康は、関ヶ原の戦いの際、負傷した兵士たちに石鹸で傷口を洗うよう指示していたとの記録も残っていて、そのおかげか、負傷した兵士たちも、傷が原因で命を落とすことが極端に減ったとされています。


【きのこの日】

10月は、きのこの需要が盛んになることから、日本特用林産振興会が、月の真ん中の10月15日に記念日を制定しています。

食べても安全なきのこ、食べると危険なきのこの区別に関する知識を、もっと多くの人に知ってもらうための認知活動が展開されていて、同振興会主催で「きのこアドバイザー」の資格制度も展開されています。


【農山漁村女性のための国際デー】

女性の地位向上を目的とする国連機関「UNウィメン」によって、国際デーとして、10月15日に記念日が制定されています。

国際表記:International Day of Rural Women

農山漁村女性は、世界人口の約4分の1以上を占めるとされていて、農業生産、食料安全保障、土地の保全と管理をはじめとした、多くの面で多大な役割を果たしています。

が、その認識は世界的にも低く、農山漁村女性たちの環境も芳しくないことから、農山漁村女性の地位向上、役割の認識、農業開発の強化、農山漁村部の貧困撲滅・環境改善を、広く訴えていくことが提唱されています。


【グレゴリオ暦が開始】

1582(天正10)年10月15日、ローマ教皇グレゴリウス13世が、それまでのユリウス暦に代わって、グレゴリオ暦を新たにスタートさせました。

制定:1582(天正10)年2月24日。

変更前のユリウス暦は、古代ローマ皇帝ユリウス・カエサル(英:ジュリアス シーザー)が定めた暦で、ユリウス暦:1年=365.4日、特徴:4年ごとに閏年を設け、閏年は366日とするものでした。

が、これでは、1年ごとに約11分14秒長くなってしまう計算になり、西暦128年の時点で、既に約1日の誤差が生じていました。

グレゴリオ暦に変更した16世紀には、その差が10日以上になっていて、暦の役目を果たしていないことが問題視される状況に。

そこで、グレゴリオ暦:1年=365.2425日、特徴:400年間に97回の閏年を設け、閏年は366日とし、新たに暦自体を改定したことで、誤差は格段に改善されました。

また、グレゴリオ暦の導入は、1582年10月4日(木)の翌日を、曜日はそのままの流れで、日付けだけ10日間飛ばした日として制定され、開始されました。

そのため、1582年10月4日(木)の次の日が、1582年10月15日(金)となり、以降、グレゴリオ暦の計算方式が採られています。

日本では、それまでの天保暦に変わり、1872(明治5)年にグレゴリオ暦が採用され、諸外国と合わせるため、明治5(1872)年12月2日の翌日が、明治6(1873)年1月1日として開始されています。

そのため、日本においては、1872(明治5)年12月3日〜1972(明治5)年12月30日までの28日間は、存在しないことになっています。

そして、この日は、グレゴリオ暦制定記念日として制定されています。


【新種のアンモナイトが報告される】

約1億4,500万年前〜6,600万年前の中生代白亜紀頃に、日本列島やカムチャツカ半島の沖の浅海に生息していたとされるアンモナイトの一種、「ニッポニテス」の化石が新たに発見され、1904(明治37)年10月15日に新種報告されました。

《ニッポニテス》
学名:Nipponites mirabilis(ニッポニテスミラビリス)
意味:日本の石

新種報告された当時に一般的とされていたアンモナイトとは違い、巻目の形状が異なること、標本であるものが1体だけしか発見されなかったこと から、異常巻アンモナイトと目され、専門家の間でも単なる個体異常なのではとする向きが強かったものの、後年に、ニッポニテスと同様のアンモナイトが発見されたことにより、種として認識されました。

近年では、アンモナイトが様々な環境に適応して進化した代表例のひとつとされ、学術的にも、その価値を高めています。

また、ニッポニテスは、日本古生物学会のシンボルマークです。

そして、この日は、化石の日として、日本古生物学会が記念日のひとつに制定しています。


【国際白杖の日/白杖の日】

世界盲人連合(World Blind Union)が国際デーとして、10月15日に記念日を制定しています。

国際表記:International White Cane Awareness Day

視覚障害は、何らかの病気が原因で、先天性、後天性を含めて世界中で、全盲者:約3,600万人、重度〜中程度者:約2億人もの人々が発症している現状があり、そのため、視覚障害への認識と関心を、健常者へも高めていくことが、世界的な課題とされています。

白杖(はくじょう)には主に、周囲の情報を入手する、身の安全を確保する、視覚障害があることを周囲に知らせるといった3種類の役割があります。

特に、視覚障害者の約7〜8割は、(周囲が)ぼんやり見える、あまりはっきり見えない、昼や夜によって見え方や視力が異なるといった、重度〜中程度の方々が多い他、視覚障害を患っていなくても、視力が極端に悪く、メガネやコンタクトが使用できない方も白杖を使用するケースがあります。

そのため、白杖を地面と垂直にして地面に付けず、縦に持っている場合は、自分が視覚障害のあることを周囲に知らせている場合が多いとされています。

視覚障害を患っていなくとも、視覚障害者が安全な歩行、安全な生活ができるよう、周囲の暖かいサポートや共通認識の深い理解も期待されています。

また、上記に合わせて、日本で視覚障害者の自立と積極的な社会参加をサポートしている視覚障害者の集い「白い三輪車の会」が、「白杖の日」として、同日に日本の記念日として制定しています。


(以上、ネット検索より)

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