9月27日は、横浜ベイブリッジが開通&東尋坊タワーが完成&女性ドライバーの日&信州・火山防災の日&英字新聞が刊行&世界観光デー
【横浜ベイブリッジが開通】
1989(平成元)年9月27日、神奈川県横浜市の本牧側(中区)と大黒ふ頭側(鶴見区)を結ぶ橋「横浜ベイブリッジ」が開通しました。
東京港方面と横浜港を結ぶ港湾物流の一端として、都市部の渋滞を緩和するための重要な役目を担っていて、全長:860m、上層:首都高速湾岸線、下層:国道357号の二重構造橋です。
また、当時は遊歩道が設けられていましたが、2010(平成22)年に、遊歩道は封鎖されていて、125cc以下の原動機付き自転車も通行不可です。
そして、横浜ベイブリッジを経緯する、大黒ふ頭〜ベイブリッジ〜川崎工場地帯を通るドライブルートは、夜景スポットとして多くの情報誌にも登場する人気コースです。
【東尋坊タワーが完成】
1964(昭和39)年9月27日、東尋坊(福井県)に「東尋坊タワー」が完成しました。
東尋坊は日本海に面した海食崖で、世界でも有数の屏風岩、柱状節理がそびえ立ち、地質学上極めて貴重な場所です。
また、東尋坊一帯は、越前加賀海岸国定公園として、国定公園に指定されています。
そんな東尋坊を内包する、越前加賀海岸国定公園の開発事業の一環として完成した東尋坊タワーからは、東尋坊の岩群自体はほとんど見えないものの、地上55mの高さから、360度の眺めが楽しめる展望用タワーです。
その展望は、日本海だけでなく、内陸側には、白山連峰の山々も遠望出来ることから、人気スポットのひとつです。
【女性ドライバーの日】
1917(大正6)年9月27日、栃木県在住の渡辺ハマさん(当時23歳)が自動車運転免許試験に合格し、日本人女性初の自動車運転免許証取得者になったことにちなんで、記念日が制定されています。
渡辺さんは、栃木から東京へ上京し、自動車学校へ入学。
自動車学校卒業後は、自動車商会で運転手見習いをしながら、自動車試験に臨んだそうです。
そんな渡辺さんの運転技術は突出していて、試験官たちも驚いたほどだったとか。
【信州・火山防災の日】
長野県と岐阜県にまたがる、標高3,067mの霊峰「御嶽山(おんたけさん)」が、2014(平成26)年9月27日に噴火を起こし、多くの登山客が巻き込まれる火山災害が発生。
この噴火災害を風化させることなく、火山防災に備え、対策を継続的に意識していく観点から、全国でも有数の火山県と目されている長野県が、記念日として記録しています。
【英字新聞が刊行】
1885(明治18)年9月27日、日本人編集者による日本初の英字新聞「ANGLO-JAPANESE REVIEW」が発刊されました。
外国人編集者による英字新聞は、それ以前から日本国内でも刊行されていましたが、長崎や横浜などの居留地に住んでいた外国人向けのものがほとんどでした。
外国人居住地以外で刊行された「ANGLO-JAPANESE REVIEW」は、主に大阪府で発刊され、在府外国人や、外国語に興味がある日本人を中心に購読されていました。
ANGLO-JAPANESE=意味:英国と日本の〜 日英の〜
そして、この日は、英字新聞発刊記念日として制定されています。
【世界観光デー】
1970(昭和45)年9月27日に、世界観光機関(WTO)の憲章が採択されたことにちなんで、国連が国際デーとして記念日に制定しています。
国際表記=World Tourism Day
世界観光機関=現:World Tourism Organization(UNWTO)
UNWTOへは、日本からも、日本政府観光局、日本旅行業協会、日本観光振興協会、ジェーティービー、ぐるなび、京都外語大学、東洋大学、和歌山大学を含む、企業や大学機関が賛助加盟しています(2022(令和4)年末時点)。
(以上、ネット検索より)