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2月24日は、月光仮面登場の日&日本初の鉄道ストライキ&クロスカントリーの日&昭和天皇大喪の礼
【月光仮面登場の日】
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現:TBSの前身にあたる「ラジオ東京」にて、1958(昭和33)年2月24日に、国産初のテレビ映画である「月光仮面」の放送が始まったことにちなんで、記念日が設けられています。
月光仮面のTV放送は、日本のヒーロー番組の元祖と目されていて、時代劇や探偵活劇の要素を組み合わせた作風の特撮番組は、覆面、全身白タイツ、白いターバンにマフラー、黒いサングラス、裏地に色のついた白マントといった、容姿も大きな話題でした。
約1年間で、130回以上放送されるほどの絶大な人気を誇り、同年には、漫画化や実写映画化もされています。
以後、アニメ化、映画化リメイク、テレビドラマリメイクと、数多くの関連作品が登場していて、他ジャンル展開の代表的成功モデルともされています。
【日本初の鉄道ストライキが起こる】
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1898(明治31)年2月24日、日本初の鉄道ストライキが実施されました。
《ストライキ》
労働組合主導のもと、労働者が労働条件の改善や維持を求めるために、労働を拒否する行為。
労働基本権のひとつ「団体行動権」として、認められています。
明治維新後、資本主義の発達、国家の治安維持を最優先課題としていた日本は、国家主導で次々と近代化を推進しました。
その過程で、財閥や華士族の私的財産も多く投入され、軍事、製鉄、鉄道、電信電話といった各事業は、特に有力財閥と国家の癒着が色濃い状況にありました。
その結果、企業や企業のトップだけが巨大化し、私財を多く蓄えていく一方で、労働者は安い賃金で働かされ続ける実態が、徐々に浮き彫りにされていきました。
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また、当時は、一個人の思想や表現の自由化が浸透していきつつある風潮があったことも相まって、労働環境に不満を溜め込んだ、日本鉄道会社の機関士ら約400人が、労働環境の改善を!待遇、地位の向上を! と声を上げ、ストライキを決行し、全列車を運休させました。
日本初のストは、3日後の同月27日に終結。
その後、約4週間に渡る組織的団体交渉の末に、労働者側が主張していた権利を、ほぼほぼ勝ち取りました。
そして、この日は、「鉄道ストの日」として、記念日に制定されています。
【クロスカントリーの日】
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1977(昭和52)年2月24日、クロスカントリー(スキー)競技のルール統一後、初の大会が、イギリスで開催されたことにちなんで、記念日が設けられています。
「クロスカントリー」という単語は、一般的に、原野や自然林を活かしたコースで行われる陸上競技を指していて、山間部で行われる中長距離のマラソンや、自転車レースの競技を指す言葉として使われています。
クロスカントリー(スキー)は、ノルディックスキーに分類される一種で、走法により、クラシカル走法:スケーティングによる推進禁止、フリー走法:走法技術に一切の制限がない、この2種類があり、ルール統一後は、上記2種の走法を、スタート方法や種目内容によって、競技を8形式に分類し、使い分けています。
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《クロスカントリー(スキー)の競技種目》
・インターバル・スタート:大会によって指定された走法にて一定時間差で順次スタートし、予め決められたフィニッシュ線までに要した滑走時間の短さを競う
・マス・スタート:大会によって指定された走法にて全員一斉にスタートし、フィニッシュ線通過の着順を競う
・大衆クロスカントリー:距離、コース、走法は、その大会によって割と自由に決められる
・スキーアスロン:前半はクラシカル走法、後半はフリー走法を連続で行い、着順を競う
・パシュート:前半はクラシカル走法、後半はフリー走法を分割(専用板に変える)で行い、着順を競う
・リレー:大会によって指定された走法にて、3〜4名のチーム制で一斉スタートし、フィニッシュ線通過の着順を競う
・個人スプリント:大会によって指定された周回コースと距離を、指定された走法で競う
・チーム・スプリント:大会によって指定された周回コースと距離を、指定された走法でチームにて競う
【昭和天皇 大喪の礼】
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1989(昭和64)年1月7日に御崩御された昭和天皇[諱(いみな):裕仁(ひろひと)]の国葬で、御大葬(ごたいそう)のうち、国の儀式として執り行われる「大喪の礼」が、1989(平成元)年2月24日に執り行われました。
《御大葬》
大喪儀(たいそうぎ):皇室の儀式
大喪の礼(たいそうのれい):国家の儀式
上記の総称。
昭和天皇の大喪の礼が行われた1989(平成元)年2月24日は公休日となり、沿道に詰めかけた約20万人もの会葬者が見守る中、昭和天皇を乗せた轜車(じしゃ)は、皇居から葬場総門の新宿御苑までを進みました。
《轜車》
貴人を葬送する際に棺を載せて運ぶ車のこと。
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一般者以外にも、世界各国から、国家元首、使節、大使を含む、約164ヵ国700名以上が会葬し、国内のテレビやラジオ各局でも中継されたほか、全国各地で、弔旗・半旗が掲揚されるなど、
学友たちがお互いに呼び捨てで呼び合うことを羨望し、
自ら仮名を造り、呼び捨てで呼んでもらおうと企図されたり、
皇太子時代に外遊した際、皇太子を知らない現地の鉄道職員から一般人扱いされたことを喜ばれ、
生物学者として動植物に造詣が深く、
趣味のゴルフをする場を作るより、自然を大事にし、
「少し侮辱的な感じがしてどうも好まない」との理由から「雑草」という言葉は好まず、
一夫一妻制を推し進め、
終戦時には、御身よりも国民のことを第一に想われた、昭和天皇を、
多くの方々が偲び、敬いました。
(以上、ネット検索より)