9月20日は空の日&バスの日
【空の日】
1911(明治44)年9月20日に、
山田猪三郎氏が開発した山田式飛行船が、
約1時間の東京上空滞空飛行に成功したことにちなんで、
当初は航空の日の名称で制定されていました。
後に運輸省(現:国土交通省)航空局が空の日と改称したのと同時に、
9月20日~30日を空の旬間と制定しました。
「山田式飛行船」は、
複数のガス袋と重心の制御によって安定性を確保する設計が特徴で、
同年9月8日には初飛行実験に成功していて、
長時間飛行も可能なことを証明しました。
また同技術によって、
以後の日本の飛行船技術が飛躍的に発展していくこととなり、
山田猪三郎氏自身も以後数々の改良機を開発し、
日本航空界の先覚者 と称されています。
例年9月20日前後の週には、各空港にて、
スカイフェスタなどの大規模イベントが行われる他、
普段あまり見ることが出来ない空港施設見学、管制塔見学、航空教室など、
様々な企画が行われています。
【バスの日】
1903(明治36)年9月20日、日本初となる営業バスが、
京都・堀川中立売~七条~祇園の間を運行したことにちなんで、
日本バス協会が制定しました。
当時走っていたバスは蒸気自動車を改造した6人乗りの屋根なし車で、
バスというよりはワゴンタイプの車でしたが、
指定区間を定期的に走るバスの運行は、
路面電車が通れない道でも初期設備が少なく走れることで人気を呼び、
以後全国各地にバス営業が広まっていくこととなりました。
(以上、ネット検索より)