3月11日は、パンダ発見の日&コラムの日&東日本大震災が発生&いのちの日&おうえんの日
【パンダ発見の日】
1869(明治2)年3月11日、中国・四川省で、フランス人神父アルマン・ダヴィド氏が、白と黒のまだら模様の奇妙な熊の毛皮を見せられたそうです。このことが、西洋諸国にジャイアントパンダが知られるきっかけとなったとされていることにちなんで記念日が設けられています。
が、3月11日をパンダ発見の日とするのは日本だけで、学術的な正確性は一切ないとのことです。
もっと言ってしまうと、パンダの生物学的発見自体はレッサーパンダの方が先で、本来、パンダという言葉はレッサーパンダを意味する単語として使われていました。
そのため、新たに発見された同種は、体格が大きかったため、ジャイアントパンダと呼び分けられています。
が、動物園などでジャイアントパンダが飼われるケースが増え、世界的に人気を博していくに連れて、「パンダ」と言えば、今日では一般的にジャイアントパンダを指すとの解釈に変わり、それまで「パンダ」とされた種は、レッサーパンダ(英名:red panda)と呼ばれています。
【コラムの日】
1751(寛延4)年3月11日に、イギリスの新聞「ロンドン・アドバイザーリテラリー・ガゼット紙」が、世界で初めてコラムの連載を紙面上で開始したことにちなんで記念日が設けられています。
コラムは、新聞や雑誌などの短評欄、囲み記事を指していて、元々の語源は、古代ギリシャや古代ローマの建築様式によく見られる「column(コラム):石の柱」を意味する言葉とされています。
前述の同紙が短評欄を載せた位置が、紙面の縦の欄を利用していたこと、記載内容が批評だったことから、その欄を柱に見立てて、そこで行われる批評が一般的にコラムと呼ばれるようになったとされています。
【東日本大震災が発生】
2011(平成23)年3月11日午後2時46分、東北地方太平洋沖を震源地とした、マグニチュード9.0という気象庁の観測史上最大級の地震「東日本大震災」が発生しました。
マグニチュード9.0規模の地震は、世界的に見ても、1900年代以降で数回しか記録されておらず、 岩手県、宮城県、福島県を含む太平洋側一帯では、高さ10m以上とも言われる津波が街々を襲う事態に。
死者・行方不明者数は2万5,000人を超え、戦後最悪の大災害となりました。
また、地震と津波による影響で、東京電力福島第一原子力発電所でも事故が発生。
被爆の影響が懸念され、指定区域からの長期避難勧告が出されるなど、二次・三次的災害も含め、未曾有の大惨事となり、その被害は計り知れないものとなりました。
【いのちの日】
東日本大震災で、多くの命が失われた3月11日は、命の尊さ、命の大切さを尊ぶために、「いのちの日」として記録されています。
震災で学んだことを風化させないために、いつ起こるか分からない災害に備えるために、各々が災害時の避難経路や、所持品などをしっかりと考えることが提唱されています。
また、例年3月11日には、政府や行政機関が中心となり、発生時の14時46分18.1秒に、半旗や弔旗が掲げられるなど、全国各地で犠牲者への祈りが捧げられています。
【おうえんの日】
東日本大震災で亡くなった尊い命を偲び、3月11日の東日本大震災を決して忘れることなく、今生きている人たちが、小さな一歩を踏み出そうとする人を、愛を持って応援することを目的に、山下翔一:株式会社ペライチ代表 、柚木(ゆのき)昌宏:bond club発起人、高田洋平:マネバナ代表 の3氏が、3月11日に記念日を制定しています。
同氏たちは、人を応援することで、人の持つ優しさや温かさに触れ、身近な人とも協力し合える世の中にしていくことをテーマに掲げた、「おうえんフェス」などの開催を通して、支援活動を展開しています。
(以上、ネット検索より)
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