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11月13日は、”飛べない鳥”の名前が決定&北陸自動車道が全線開通&茨城県民の日&小石川後楽園が開園&うるしの日&いいひざの日

【”飛べない鳥”の名前が決定】

1981(昭和56)年に、沖縄県本島で、大きな翼を持ちながら、ほとんど飛べない新種の鳥が発見されました。

全長:約35cm、翼長:約15〜16cm、体重:約340〜430g、
特徴:上面の羽衣は暗オリーブ褐色・顔や喉の羽衣は黒・頸部から前身にかけて白い筋模様がある・眼先に白い斑点が入る
上記の特徴を持つ鳥は、飛べないことに加えて、国内では20世紀初の新種の鳥の発見だったこともあり、大きな注目が集まりました。

名前は、新種の鳥がクイナ類として分類されたことと、発見されたのが沖縄本島北部の山原(やんばる)地域だったことから、同年11月13日に「ヤンバルクイナ」と命名されています。

また、天然記念物にも指定されていますが、生息数が極めて少なく、詳しい生態系は不明なことから、今後の研究に大きな期待が寄せられています。


【北陸自動車道が全線開通】

1997(平成9)年11月13日に、亀田IC〜新潟空港IC(新潟県)の間が開通したことで、北陸自動車道が全線開通しました。

全長:約476.5km、線番:E8の高速道路は、一般道国道8号と平行していて、
起点=新潟県:新潟中央JCT
経由.1:富山県
経由.2:石川県
経由.3:福井県
終点=滋賀県:米原JCT
上記を含む、日本海側の北陸地方主要都市を、ほぼほぼ網羅しています。

日本海側特有の環境もあり、特に冬季には、吹雪による視界不良や降雪によるスリップなどの交通障害が多発しているため、走行する際には、山道と同等の処置が推奨されています。

そのためのチェーン脱着場も多数設けられていて、滑り止め規制、注意喚起も頻繁に行われているため、利用時には、最新の交通情報を常に取得しておくことも提唱されています。


【茨城県民の日】

明治4年11月13日(新暦:1871年12月24日)に実施された廃藩置県によって、茨城(いばらき)の名称が、初めて使われたことにちなんで、茨城県が記念日に制定しています。

茨城県が置かれた当初の県域は、現在の茨城県北部だけでしたが、後に、当時の新治県、千葉県の一部を編入したことで、ほぼ現在の県域になりました。

また、県が定める記念日のため、県や市が運営管理している公営施設の一部が、無料開放or割引 にて利用可能です。

袋田の滝・日本三名瀑

《余談》
大阪府の茨木(いばらき)市を含めて、2023(令和5)年末時点で、「いばらぎ」という読み方の地名は、存在していません。


【小石川後楽園が開園】

1629年11月13日(旧暦:寛永6年9月28日)、現:東京都文京区に、小石川後楽園が開園しました。

現在の文京区後楽園一帯は、江戸時代には水戸徳川家の敷地で、同敷地内庭園を、第2代水戸藩主徳川光圀が大改修を行い、「後楽園」と命名しています。

国が指定する、特別名勝、特別史跡に選定されいて、都内の中心部に、約7万haもの広さを持つ庭園は、蓬莱島、大泉:ひょうたん島をはじめ、緑豊かで、四季折々の景観が楽しめることから、都内の癒やしスポットとして親しまれています。

《余談》
日本三大庭園のひとつに数えられている、岡山県岡山市の「後楽園」と区別するため、都内にある後楽園は「小石川後楽園」と呼ばれています。

《日本三大庭園》
兼六園:石川県金沢市
偕楽園:茨城県水戸市
(岡山)後楽園:岡山県岡山市


【うるしの日】

平安時代に、第55代文徳(もんとく)天皇の第一皇子・惟喬(これたか)親王が、京都の法輪寺へ参詣した際に、うるしの製法や漆器の製法を、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)から伝授されたという伝承があり、その日付けが、11月13日だったことにちなんで、日本漆工芸協会が記念日に制定しています。

記念日制定以前から、11月13日は「漆関係者の祭日」であり、地域によっては、漆職人に酒や菓子を振る舞い、労をねぎらう慣習が、現在も残っています。


【いいひざの日】

関節痛薬や健康ケア製品を開発展開しているゼリア新薬工業株式会社が、いい(11)ひ(1)ざ(3)の語呂合わせにちなんで、11月13日に記念日を制定しています。

11月中盤に差し掛かり、寒さが増して、ひざや関節が痛み出しやすい時期とされていることから、ひざの痛み予防や治療の大切さ、健脚を祈願するイベントが、各地で開催されています。

もし仮に、膝の痛みが出た場合、膝の外側、膝の内側、お皿部分、膝全体のどこに痛みがあるかを認識することが大事だとされていて、膝の痛む場所によって、改善方法も異なる処置が必要です。

O脚やX脚といった外的要因もありますが、痛みが軽度の場合は、自分に合ったサイズの靴を履く、歩く姿勢を正す、脚周りのストレッチで筋肉をほぐすなど、日常のケアで痛みが改善されることも少なくないと言われています。

が、すでに、日常生活に支障が出ている、歩くのもつらい、座ったり立ったりするだけでピキッとくるといった場合は、決して無理せず、病院で診てもらうことが、強く呼びかけられています。


(以上、ネット検索より)

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