8月6日は、広島平和記念日/広島原爆忌&雨水の日&仙台七夕まつり&太陽熱発電が始まる&世界初のWebサイトが開設&巻寿司の日
【広島平和記念日/広島原爆忌】
1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、米軍のB29爆撃機エノラ・ゲイが、広島市上空にて、世界で初めて原子爆弾を投下しました。
リトルボーイと名付けられたウラン235型の原子爆弾は、高度約600mの上空地点で核爆発を誘発。
核爆発の影響で、周辺の地表温度は3,000〜4,000℃にも達し、爆心地では最大風速440m/秒とも言われる爆風を発生させました。
爆発熱線の影響を直に受けた市街地は、一瞬のうちに壊滅し、約15万人もの命が原爆によって奪われる惨状でした。
また、爆心地から数km離れた場所の人々も、原子爆弾投下後に降る放射性をはらんだ特有の黒い雨の影響で、健康被害を患いました。
黒い雨による被害の実態解明は、今なお続いていて、原爆が投下されたという歴史的悲劇から目を背けないためにも、犠牲者の霊を慰め、世界平和を祈り続ける目的で、記念日が設けられています。
例年8月6日には、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式が、広島平和記念公園で催される他、市内の各河川では灯篭流しが行われていて、各地で原爆慰霊祭が行われています。
【雨水の日】
1994(平成6)年8月6日に、東京都墨田区で、市民主体による世界初の雨水利用国際会議が開かれたことにちなんで、墨田区が記念日に制定しています。
墨田区では、区役所、両国国技館、江戸東京博物館をはじめとした、区内公共施設で雨水を有効利用していて、天然資源の1つでもある雨水の大切さを再認識することが、提唱と共に実践されています。
【仙台七夕まつり】
東北四大祭りのひとつで、仙台七夕まつりは、例年8月6〜8日の3日間、宮城県仙台市で開催されています。
大きな吹き流しの飾り付けが行われる仙台七夕まつりは、日本最大規模の七夕まつりとも言われていて、宮城県仙台市の中央通りをはじめとした繁華街は、色鮮やかな七夕飾りで染められ、夜にはライトアップとともに、パレードも行われています。
ちなみに、七夕の日は7月7日ですが、月遅れの8月7日前後に七夕行事が行われている地域は多数 あり、仙台七夕まつりもそのひとつです。
【太陽熱発電が始まる】
1981(昭和56)年8月6日、香川県三豊郡仁尾町の電源開発場「仁尾太陽熱試験発電所」にて、世界初の太陽熱発電が行われました。
残念ながら、同場所は日照量が少なく、実用可能なほどの大規模な発電ができなかったため、実験は1985(昭和60)年に中止されました。
が、その後も民間企業間での開発研究が進み、2000年代に入ってからは、世界的規模で太陽熱発電ソーラーエネルギーが、個人の家庭でも行えるようになり、設備が充実してきています。
【世界初のWebサイトが開設】
1991(平成3)年8月6日、計算機科学者ティム・バーナーズ=リー氏が開発した「World Wide Web(略称:www、w3)」に関する情報を、インターネット上に公開。
公開するにあたって、自身のWebサイト「http://info.cern.ch」を開設しました。
この時開設されたWebサイトが、世界初のWebサイトの誕生とされていて、今日でも同サイトは公開され続けています。
World Wide Webは全世界に広まると同時に、表現技術が年々飛躍的に進み、今や、生活面において欠かすことのできないツールのひとつです。
そして、この日は、World Wide Webの日として、記念日のひとつに制定されています。
【巻寿司の日】
近年では、節分の日に恵方巻を食べる風習が浸透しつつあることから、恵方巻の具材として使用されている玉子焼や味付干瓢(かんぴょう)などの製造・販売を展開している株式会社あじかんが、その年の立春:2月4日、立夏:5月5日、立秋:8月7日、立冬:11月7日の各前日に、同記念日を制定しています。
(以上、ネット検索より)
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