2月27日は、ポケモンが発売&国際ホッキョクグマの日&女性雑誌の日&小石川植物園が開園
【ポケモンが発売】
1996(平成8)年2月27日、任天堂から、後にシリーズ化として続く「ポケットモンスター 赤・緑」が発売されました。
当時は、ゲームボーイ向けソフトとして販売され、以後、時代とともに様々なハードウェアで発売されています。
ポケットモンスターは、不思議な生き物・モンスターが生息する世界の中で、各種のポケットモンスターを自らのパートナーとし、ポケモン同士のバトル、ポケモントレーナーたちの冒険を描くロールプレイングゲームで、レアキャラや育成過程などの要素も人気を呼び、ゲームだけに留まらず、アニメ化、映画化、音楽など、各ジャンルでポケモン関連作品が作られています。
また、近年では、GPSサービス、拡張現実ARを組み合わせた、スマートフォン向けアプリゲーム「Pokémon GO(日本表記:ポケモンGO)」も登場し、人気を集めています。
ポケモンGOは、ポケストップと呼ばれるアイテム補給場所が、現実世界の特定場所に設けられていることで、実際にその場所に行かないとアイテムをゲット出来ないことから、外に出て遊ぶスマホゲームとしての新たなジャンルを切り開いています。
「ポケモンGO」が全世界で配信開始されると、その人気は爆発的に広がり、リリース開始1カ月で、最もダウンロードされた、多くの国で同時にTOP1を獲得した、モバイルゲームなど複数項目で、次々とギネス記録を打ち立てています。
《Pokémon Day》
後にポケモンシリーズとして展開されていく「ポケットモンスター」の第1作目が発売された2月27日は、同シリーズのブランドマネジメントを行う株式会社ポケモンが「Pokémon Day」として、記念日のひとつに制定しています。
【国際ホッキョクグマの日】
アメリカとカナダに本部を置く動物保護団体「Polar Bears International」が、2月27日に設けた国際的な記念日です。
国際表記:International Polar Bear Day
地球温暖化などの影響で、北極圏の海氷は年々小さくなっていることから、北極圏で暮らすホッキョクグマ(Polar Bear)の住処も失われつつあることが懸念されています。
また、地球温暖化の影響は、北極圏を流れる海流にも影響し、ホッキョクグマの餌となる魚等も減少傾向にあるとのデータを裏付けるように、近年では、やせ細ったホッキョクグマが各地で発見されています。
こうした現状を世界的に広く認知してもらうため、同団体が中心となって、地球温暖化防止に対する呼びかけが行われています。
日本国内においても、ホッキョクグマを飼育する動物園が中心となって、例年2月27日を中心に、ホッキョクグマの生態保護や子孫繁栄を目的とした各種イベント等が行われています。
【女性雑誌の日】
1693(元禄6)年2月27日、イギリス・ロンドンで、世界初の女性向け週刊誌「Ladies Mercury(レディスマーキュリー)」が創刊されたことにちなんで、記念日が設けられています。
メインコンテンツとして、恋愛、結婚、性などの女性の悩み相談を雑誌で取り扱うなど、当時としてはかなり斬新な企画で、創刊から大きな話題を集めました。
イギリスでは今日でも、「Ladies Mercury」といえば女性の悩み相談といった代名詞的な存在になっているそうです。
《余談》
日本初の女性雑誌は、1884(明治17)年に近藤賢三氏が創刊した「女学新誌」とされています。
【小石川植物園が開園】
1875(明治8)年2月27日、東京都文京区白山に、日本初の近代的植物園の「小石川植物園」が開園しました。
正式名称:東京大学大学院理学系研究科附属植物園。
小石川植物園は、植物に関する様々な研究を行っている東京大学の附属施設のひとつです。
元々は、江戸幕府第5代将軍徳川綱吉期に、「小石川御薬園」として移設開園されたのが始まりで、第8代将軍・徳川吉宗期には、同薬園内に療養施設を兼ねた「小石川養成所」が設けられていました。
また、飢饉対策作物のひとつとして、青木昆陽(こんよう)が、甘藷(サツマイモ)の試験栽培を関東で初めて成功させた場所でもあります。
ちなみに、小石川植物園の分園が栃木県日光市にあり、「日光植物園」の愛称で親しまれています。
正式名称:東京大学大学院理学系研究科附属植物園日光分園。
(以上、ネット検索より)
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