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「おめでとう」の音色が流れる町で、幸せをつむぐ物語


この町に住んで15年、わたしは、この小諸という町が大好きです。
小諸市は長野県軽井沢町から車で30分くらいのところにあります。
初めて聞いたという方もこの町に訪れてみるきっかけになったらうれしいなと思いながら、おすすめをご紹介させていただきます♪

小諸市懐古園


この町は、訪れる人々の心に笑顔をもたらすぬくもり溢れる場所です。歴史と自然の調和が織りなす風景が広がり、地元の温かい人々が歓迎の心で迎えてくれます。
この町の魅力の一つに小諸城址懐古園があります。
懐古とは、「歴史や、古き良きに思いをはせる」という意味もあり、
明治維新の折、役割を終えたお城を町の商人や旧藩士が尽力し、当時の本丸に神社を祀り、園として大切に維持されました。
この懐古園は、お城の城郭をそのままに、四季折々の絵になる風景が楽しめます。城郭から見下ろす桜も、緑芽吹く爽やかな風も、赤、黄色に色づく紅葉も、雪景色さえも、お祝いごとに、彩りを添えてくれます。

人力車のきらく家さん

この日も紅葉まつりの真っ最中、
たくさんの観光客の方が見上げては写真をとって園内を散策していました。一年で一番にぎわう季節かもしれません。
お祝い事の写真を撮りながら園を進むと、
観光客の方から「おめでとう」が行き交います。
声をかけられたご本人はもちろん、わたしも、
そして「おめでとう」と声をかけてくれた観光客の方もみんな笑顔。
そこには笑顔の連鎖が溢れています。
そんな現場に関わらせていただくたびに、幸せな気持ちをいただいています。ありがたいですね。


乾杯

愛と祝福を大切に


人間らしさの本質とは、愛と祝福であると聞いたことがあります。人間だからこそ持つ感情がこの空間でより深く響き渡ります。大切な人とすごす瞬間、一緒に祝う笑顔がこの特別な記憶を包み込むことでしょう。
この町で生まれる愛と祝福が、人にやさしい未来への小さな一歩となることを願っています。懐古園であなたらしい物語を一緒に紡いでみませんか?
 
小諸ウェディング協会では、懐古園にてご婚礼のお着物で巡り、思いをはせるひと時をご提案しています。地元フォトグラファーによるおすすめスポットでの撮影をセットにしたプランです。ぜひ、この機会に魅力あふれるこの町を体験してみてくださいね。

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ひびきわフォト・杉山亜衣
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