汚部屋脱出への道22【偽りの自分を捨てたら起きた事】
こんにちは。
元汚部屋出身のゆるミニマリスト、きらりです。
いきなりこのタイトル何なの?って感じなんだけど!
今日は週末の土曜日で既にビールを開栓しておりますゆえ…ホッとしたコラム的なゆるいお話を。(^▽^)
今日は、等身大の自分の経験した話をします。
■捨てるうち、自分を縛るものの正体に気付いた
◇本当の自分になりたくて、偽りの自分を捨てた
片付かない家をなんとかしたい。
もう少し楽に暮らしたい。
一人の人間として本当の自分になりたい。
私が汚部屋を卒業して、片付かない家を片付けた理由はこんなところでした。
ある時、モノが多すぎる家や衛生観念が崩壊してる夫のことばかり気にするのはやめて、まずは自分からだなと思い至ったんです。
他人は変えられないから。それより「自分はどうなんだ?」と。
そして徹底的に自分自身の持ち物に向き合いました。そうするうち、様々な制約の中で自分を縛る気持ちに気付いたんです。
従順な妻であれ、母であれ、娘であれ…
あんなに自由を愛していた自分は埃を被っていました。
これが、生きづらさの正体でした。
その結果、
「本当は気に入ってない服」を捨てられるようになりました。
おしゃれにはおよそ関心が無さそうな安物のコート。
実用性だけを重視した体型が隠れるズボン。
女性としての自分、おしゃれが好きな自分を殺した服は、
従順な妻・賢い母・良き娘という演技のための衣装でした。
◇誰にも遠慮しない、本当に好きな服を着たら
別に露出が多い服というわけではないんです。
ただ、
ちゃんと自分に似合う服。
もともとの趣味に沿った服。
袖を通してワクワクする服。
そういうものを、ネット通販ではなく路面店で試着して、吟味して、無駄買いしないようにして買っていきました。
もう買い物で失敗したくなかったから。
捨てる苦しみを知ったからこそ、買い物にも真剣になりました。
その結果、自分のクローゼットにある服は「ときめき」で溢れました。
着ると自信が持てる服。
そんな服しかない無敵のクローゼットの爆誕。
その結果、一人で街へ繰り出す事自体がとても楽しいことになったんです。
大好きなテイストの服を身にまとった私は、自信やウキウキに包まれていました。
■自信に満ち溢れた女性は美しい
◇奇麗な部屋が、美しい佇まいを作る
部屋が片付くと、掃除がしやすくなります。
大好きな服でも埃まみれ、しわだらけでは魅力半減。
衣類のしわ取りスチーマーを買ったり、コロコロでお手入れしたり。
厳選したモノたちだから、数も多くないしきちんとお手入れできるようになりました。
生活に余裕ができ、私は片付けや生活を回すこと以外にも時間や意識を使えるようになっていきました。
その結果、もともとの運動系の趣味を復活させたり、山登りを始めてみたり。美術館に行ったり、好きなモノを食べたり。
時には夜遊びも楽しめるようになりました。
大好きなアーティストのライブに行ったり、楽しいお酒を飲んだり。
自分が好きな事、楽しいと感じられる事を、随分と己に禁じてきたと気付きました。
そんなんじゃ、つまらなさそうに生きてる人間になってしまうのは当たり前だよね。
◇ただ捨てるだけではなく、本当に好きなモノを身近に置いて
美しい佇まい、とタイトルに書いたけど、これは決してスタイルや顔の作りの美醜の問題だけではないのだと思います。
その人が内側から発する輝き。
月並みだけど、今は心からそう思います。
実は、体重的には「モテだす」前の方が痩せてたんです。
日本の女性は痩せてることが美しさだと勘違いしている節がある。
私もご多聞に漏れず、ミニマリストを目指す中でストイックすぎるダイエットもしてしまいました。
食事制限が極端に走っていました。
自分の健康なんて二の次。とにかく痩せればいいんだと。正直、摂食障害に片足突っ込んだ状態にまでなっていたように思います。
だんだんすっきりしていく部屋は嬉しかったけれど、何かを入れること、増やす事が全て怖くなってしまったんです。
自分に自信が無かったんでしょうね。だから、なんとしてでも誇れる自分になりたかった。
でもそのベクトルは間違っていました。
誰かに認めてもらわなければ生きていけないと。
そんな風に思っていた気がします。
そうしているうちに、持ち物も体つきも私はスッカラカンな雰囲気になりました。
なんだか光がない感じ。
せっかく手にしたスッキリした家、軽い体。
なのに何か違う…
捨てるだけでは、解決していなかったんですね。
あまりにも極端なミニマリストはなんとなく生気がありません。
それは、生きるのに必要な「悪」や、楽しみまで排除してるからかな、と私は思っています。
そうではなく、自分がコントロール可能な領域を知り、その中で最大限の楽しみを自分に与えられる…それくらいの余裕が、だいたいの人にとっては幸せの着地点となることが多いのかな、と感じています。
今は、当時より体重はプラス7キロですが、明らかにシミとシワが減り、肌もふっくらと血色も良く、髪は艶々、そして何より目と心にパワーがあります。
自分で言うのも何だけど、…今の方が綺麗です笑
■笑顔は最高の「持ち物」
◇自分を満たしたら、人から大切にされるようになった
と、ここまで「自分」にばかりフォーカスしたことを言い続けてきましたけど笑
自分を満たしてあげることを知ったあたりから、人から大切に扱われるようになっていった気がしています。
自分を満たす前は、まさに「自分なんて」という思考でした。
自分で自分を粗末に扱うから、周囲もそのようにあしらってくるのでは…?
よく言われる話だけど、本当にそういう循環はあるのかもしれないと思います。
自分自身の経験としてまず分かりやすいのは、家族の変化です。
というのも、おそらくは私が家族に何かを必要以上に求めるのをやめ、まずは自分からだと気付き、生き生きとした姿に変化したからなのではないかと思います。
それまでは、私は家族に対して不満ばかり抱き、虐げられていると思っていました。
辛い日々でした。
家族の奴隷になってしまったような気がしていました。
(今思えば私の思い込みが半分ありました)
夫は、私が変化した後に、「自分の部屋を片付けることを手伝ってくれると嬉しい」と私に申し出てきました。
あんなに私がモノを捨てる事を怒ったり嫌がっていたにも関わらず。
私が頑張っていることと、彼にとっても益になることだから、と。
自分のモノを整理したことが一度もなく、ため込めるだけため込み続け、衛生観念も崩壊している夫が変わりました。
あんなに片付ける事を拒否していた夫が、私の取り組みを尊重してくれるようになったんです。
他人は変えられないけれど、影響なら与えられるのだと知りました。
家族以外にも変化がありました。
新しい出会いが増え、ワタシを素敵だと言ってくれる人が増えました。
私が何を持っているかだけではなく、ただ単に人として、楽しい・パワーがある・何か魅力を感じる…そんなふうに人脈が広がっていきました。
自分に自信があるという雰囲気や、前向きな言動、似合った服をまとっていることなどが総合的に作用しているのは間違いありません。
それと同時に、何かが苦しい人間関係から自分自身を解放できるようにもなっていきました。
離れるべき人から離れる勇気を持てました。
その発想は、今までの人生にはありませんでした。
自分にとっての本当の要不要の判断、自分自身を尊重した判断基準を持つ事が、モノ以外にもできるようになっていったのだと思います。
そして私は仕事を頑張りはじめ、今があります。
◇ポジティブ信者みたいだけど、そんなことはない
と、全部ひっくり返すみたいな事言うけど笑
私は決してポジティブ教とか引き寄せの法則とか、そういうものには興味がありません。
ただ、自分に自信を少しでも持つこと。持てるようなことをすること。
そして実際に生活が変わったこと。
それがワタシを変えたんだと思っています。
悩み苦しんでいたことを自力でひとつ解決できたという事実が、私を強くしてくれました。
その途中で得た気付きは、片付けだけでなく他のたくさんの事にも応用が利くものです。
他人は変えられない、
小さな努力だけが明日を作っていく…
本当の自分で嘘偽りなく今日を生きる。
それだけです。
◇この経験が他の人にも届いたら
私は片付けをしていく中で、たくさんの先人たちの発信に触れさせてもらいました。
それが気づきやモチベーションになりました。
だから、次は私が…
そんな気持ちで日々発信させてもらってます。
今、苦しい思いを抱えながら毎日を生きている人、それはかつてのワタシです。
決して上から目線とかではなく。
ただ単に今そういう状況だというだけ。
もし今モノに支配されてる生活が苦しくても、コツコツやり続ければいつか終わります。
そのために、私も隣で走りながらエールを送らせてもらえたら嬉しいなと思ってます!(^▽^)/
では、今日はここまで。
お付き合いありがとうございました。
素敵な週末をお過ごしください(^▽^)/☆彡
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きらり【汚部屋脱出サポーター】