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競馬業界の課題と解決策を考えてみよう

こんにちは。

本日は、「競馬業界の課題と解決策」についての投稿をしたいと思います。


1.本記事でのゴール

読者の方々が本記事を読み終えた時のゴール(状態)としては、下記となります。

・競馬業界における課題や問題点を把握している状態
・競馬業界が今後、進むべき方向性を理解している状態


なので、そのことを念頭に置きながら、ご覧いただければと存じます。

本記事を読み終えた時のゴール(著者作成)

それでは、進めていきましょう。


2.騎乗停止から復帰した騎手

最近、次のようなニュースを見ました。

競馬開催中にスマホを不適切に使用し、30日間の騎乗停止処分を受けていた今村聖奈騎手が、金沢競馬で実戦復帰した、というニュースです。

日本中央競馬会(JRA)では競馬レースの公正確保のため、競馬開催中の騎手の外部との接触を禁止しており、調整ルーム内での携帯電話やスマホの使用、外部との通信を禁止しています。

しかし、今村騎手を含む6選手がスマホを持ち込み、インターネットを閲覧、外部との会話をしていたことが発覚し、日本中央競馬会競馬施行規程第147条第19号により、騎乗停止となっていました。

競馬はギャンブルであるということを、改めて知る出来事ですが、そんな、競馬業界は、今、どういう状況に置かれているのでしょうか?

そこで、本記事では、競馬業界が抱えている課題、および、その課題を解決するための施策について、話したいと思います。


3.競馬業界における課題

現状、競馬業界は、どのような課題を抱えているのでしょうか?

私は、次の3つが主な課題だと考えているので、順番に見ていきましょう。

(1) 若手ファン、女性ファンが少ない

1つ目の課題としては、若手ファンが少ないことが挙げられます。

こちらは、競馬ファンの年代別の構成比率ですが、30代、および、20代のファンの割合が少なく、ファン層が中高年に偏っていることが見受けられます。

中央競馬の参加人口の年代別構成比

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