【ND1600&レジェタッチ×4】よく分かる!新・ギョギョラスベイベーの回し方【デュエプレ】
Q. ギョギョラスベイベーってどんなデッキですか?
A. 「ヘイヨー!タイヨー!」って叫びながらグルグルすると、なんやかんやあって相手が爆発四散します。
はじめに
オウドゥンヌです。
今回は、私が初めてNDで1600超え&レジェタッチを達成し、私が所属してるデュエプレチーム「AllYes」から他に3人もの1600超え(梨太郎さん・Qさん・やんやん棒さん)を出した【緑単ワラシベイベー】を紹介します!
YouTuberの丸小糸さんが提案したデッキであり、前弾からマスターにいけるぐらいには強くはあったんですが、新弾で大幅に強化されたことでもはや別物と言えるほどの強さのデッキになりました!
ミステリー・トーテムがバトルゾーンとマナゾーンをぐるぐるして、ほぼループのような動きをする本当に楽しいデッキなので、この記事を読んで少しでも興味が湧いた方やループ好きの方はぜひ使ってみてください!
どんなデッキ?強みは?
毎ターンキンコングを出し、ギョギョラスとベイベーで除去&盤面展開!
ある程度盤面にミステリー・トーテムが並んだら、《闘匠メサイヤ》でトリガーを封殺してワンショット!…というデッキです。
デッキコンセプトとしては、17弾頃の【青緑鬼流院刃】に近いと思います。覚えてる人いるのか?
・「トリガーが無効」
・「コンボパーツは全てマナに埋めればいいのでハンデスも効きづらい」
・「8コスト溜まれば除去と展開を繰り返せる」
という性質から、遅めのデッキ相手には滅法強いのが特徴です。一方、トリガーを積みづらいのでビートは苦手です。
特に、前弾の【トリガーロージア】【デュエにゃん】【天門】のような、ビートが死滅してコントロールまみれの環境だと大いに輝きます。
革命:タイタニス
これが26弾までの【ギョギョラスベイベー】でしたが、新弾のDMPX-01「PLAY’S CHRONICLE PACK」にてこのデッキに革命をもたらすカードが収録されました。
それがこのカード、
《剛撃霊樹タイタニス》です。
これまでの【ギョギョラスベイベー】は、《キンコング》からの一連のコンボで使用可能マナを増やしても、それを活かすことは出来ませんでした。
しかし、《タイタニス》がいれば話は違います。
種族が「ミステリー・トーテム」なので《ワラシベイベー》から出すことができ、マナから好きなクリーチャーを2枚回収できるのです。
《キンコング》からのコンボが終わった後は使用可能マナが増えているので、回収したクリーチャーをそのままプレイすることが可能です。
これで小型獣を回収して盤面のクリーチャーの数を増やし次の《キンコング》の火力を上げるのはもちろん、序盤でマナに埋めた《メサイヤ》を回収してそのまま進化させたりも出来ます。
さらになぜかマッドネスまで付いてるのでハンデスまでメタれる始末。こんな滅茶苦茶なオリカがあれば環境入りもするというものです。
デッキの動かし方
ひと目見ただけだと絶対に回し方が分からないので、順を追って説明します。
序盤
まずは盤面にクリーチャーが1体、マナに《獣軍隊キンコング》《超幻影ワラシベイベー》×1の状態を目指しつつ、8マナまで貯めます。
勿論、《ワラシベイベー》と《ギョギョラス》はマナにあればあるだけありがたいです。積極的に埋めていきましょう。
中盤
マナに置いた《キンコング》から、《ワラシベイベー》をライドオン!
マナに他にいる進化獣に応じて動きが異なるので、それぞれ解説します。
基本編
マナから《キンコング》を出し、盤面に元々いたクリーチャーに《ワラシベイベー》をライドオンします。
《キンコング》をマナに戻し、ベイベー効果で何かしらを踏み倒します。これで盤面を増やしつつ、次ターンも《キンコング》を出せます。こうやって毎ターン《キンコング》を出すのがこのデッキの基本になります。
《ベイベー》×2編
マナに《ワラシベイベー》が2体以上いれば、《キンコング》とそれ以外のクリーチャーに分けて乗せ、お互いをマナに送り合いましょう。
これで《ワラシベイベー》の効果で何かしらを2体踏み倒しつつ、次ターンも《キンコング》から《ワラシベイベー》2体を出せます。
《ギョギョラス》編
マナに《ギョギョラス》がいれば、《キンコング》に《ギョギョラス》、それ以外のクリーチャーに《ワラシベイベー》を乗せ、《ベイベー》で《ギョギョラス》をマナに戻しましょう。
これでベイベーの踏み倒し以外に、《ギョギョラス》の除去&展開効果を2ターン続けて行えます。
余談ですが、相手の盤面に6コスト以上のクリーチャーがおり、マナに《幻影ミスキュー》がいるなら、盤面に残っている《ワラシベイベー》をマナに戻せます。
《タイタニス》編
さらに、《キンコング》からの一連のコンボで《タイタニス》が捲れた場合、マナから好きなカードを2枚回収して、増えた使用可能マナでそれを即座にプレイすることが可能です。
これでどんどん盤面を増やしていきましょう。
終盤
《キンコング》の出し入れを繰り返すと、相手の盤面が更地になりつつ自分の盤面にはどんどんミステリー・トーテムが並んでいきます。
そうしたら、最後は《タイタニス》でマナに埋めていた《闘匠メサイヤ》を回収して即座に出し、トリガー封殺ワンショットを決めましょう!
個別カード解説
《獣軍隊キンコング》
このデッキの主人公。この人を出さないことにはゲームが始まりません。
進化クリーチャーの出し方が難しいですが、「デッキの動かし方」に書いた以下のことを守っておけば基本は大丈夫です。
また、このデッキに多少慣れてくると、判断に困るのが《ワラシベイベー》と《ギョギョラス》を出す順番ではないでしょうか。
以下にどちらを先に出すかの判断基準を書いておきます。
迷ったら、基本的には《ワラシベイベー》を先に出しておけば大丈夫だと思います。
しかし、この判断で勝率が大きく変化するので、中級者以上の方は是非ともこの判断をマスターしましょう!
《超幻影ワラシベイベー》
このデッキの主人公②。
《キンコング》で踏み倒して、マナに《キンコング》を戻しつつ、踏み倒し能力で盤面のクリーチャーを増やすのが主な役割です。
このデッキは《ワラシベイベー》をマナに戻して何度も使い回すデッキなので、《ワラシベイベー》を出してもそれをマナに戻せなさそうな状況なら、緊急時以外は出すのはやめておきましょう。
ベイベー効果で何を踏み倒すのかがかなり難しいですが、「相手のクリーチャーを処理したい」「盤面のクリーチャーの数を増やしたい」「マナにベイベーを戻したい」「メサイヤやキンコングを探したい」など、ベイベーを出す前に今やりたい事を考え、その優先度を決めてからベイベーを出すと迷わなくなります。
また、このデッキでは侵略能力を忘れがちですが、たまに《タイタニス》で回収して《ギョギョラス》や《キンコング》から侵略することで、《メサイヤ》のミステリー・トーテム限定のトリガー封殺能力を無理矢理適用させることがあります。
《裏革命目ギョギョラス》
このデッキの裏の主人公です。
このクリーチャーを《キンコング》で毎回出すことで、除去と展開を繰り返すのが主な役割です。
これまでは、踏み倒して強力なカードがせいぜい《幻影ミスキュー》ぐらいでしたが、新弾で踏み倒しやすく効果も強力な《剛撃霊樹タイタニス》が出たことでかなり使いやすくなりました。
このカードが絡むプレイで覚えておきたいのが、こちらの盤面にクリーチャーがおらず、相手の盤面にコスト6以上のクリーチャーがいる時のプレイング。
この時、マナに《キンコング》《ギョギョラス》《ミスキュー》がいるならば、《キンコング》で《ギョギョラス》を出してコスト6以上のクリーチャーを除去し、マナから《ミスキュー》を出して《ギョギョラス》をマナに戻します。
これで、相手の強力なクリーチャーを除去しつつ、こちらは盤面のクリーチャーの数を2体も増やすことができます。使用頻度が超高い必須テクなのでマスターしましょう。
また、安易にマナに埋めてる人をよく見ますが、除去札として普通に強く素出しする場合もあるので、手札にキープするかマナに埋めるかどうかはよく考えた方がいいです。
《剛撃霊樹タイタニス》
このデッキに「リソース」という概念を与えたゴッド。
環境デッキになったのはこの人のおかげです。
《キンコング》からの一連のコンボで出てくると、使用可能マナを2増やしつつ、マナから好きなクリーチャーを2枚回収出来ます。
《キンコング》からのコンボが終わった後は使用可能マナが増えているので、回収したクリーチャーをそのままプレイすることが可能です。
これで小型獣を回収して盤面のクリーチャーの数を増やし次の《キンコング》の火力を上げるのはもちろん、序盤でマナに埋めた《メサイヤ》を回収してそのまま進化させたりも出来ます。
挙句の果てにマッドネスが付いてるので、これまで怖かったハンデスが逆にカモになる始末。1600までの道のりでは、【5cミラミス】の《ミラクルとミステリーの扉》で《ニコル・ボーラス》を選んで無理矢理《タイタニス》を出させてカモにしてました。楽しかったです。
《闘匠メサイヤ》
自軍全てのミステリー・トーテムの攻撃にトリガー封殺効果を付与する、このデッキのフィニッシャーです。
以前は序盤に手札にくると渋い顔をしていましたが、《タイタニス》でマナ回収出来るようになった現在ではノータイムでマナに置いてます。
ハンデスケアになるので、むしろ積極的にマナに置きましょう。
《ガロウズ・デビル・ドラゴン》とは違い、S・バックは封殺出来ないのは要注意。
そのため、【5cニューゲイズ】の《デッドブラッキオ》は《メサイヤ》を2体立てることでケアします。
ゲーム中1枚は必ず使いたいカードですが、マナに埋めてもいいので採用枚数は2枚に抑えてます。
《幻影ミスキュー》
適当なクリーチャーを出すただのガチャカード…に見えて、このデッキではそれ以外にも非常に多くの役割を担います。
1つ目の役割は、6→8マナへ繋ぐ事。
最低限《キンコング》へ繋ぎつつ、ガチャで上振れを狙えるのは当然強力です。
この時のガチャは《キンコング》の踏み倒しの出力を上げるためにクリーチャーさえ出ればいいので、捲れたのが《ジャスミン》でさえ嬉しいです。
2つ目の役割は、《キンコング》から踏み倒してバトルゾーンに残ってしまった《ワラシベイベー》や《ギョギョラス》をマナに戻すこと。むしろこっちが本命です。
このデッキ、マナに《ワラシベイベー》が2体以上無いとバトルゾーンに《ワラシベイベー》や《ギョギョラス》が残ってしまうんですよね…。
そんな時は、ベイベーかギョギョラスで《ミスキュー》を踏み倒せば、こいつらをマナに送り返すことが出来ます。これで次のターンも《キンコング》で踏み倒せますね。
ここで、《ミスキュー》を使った重要なプレイングをご紹介。
相手の盤面にコスト6以上のクリーチャーがいて、自分の盤面にクリーチャーが1体おり、マナに《キンコング》《ワラシベイベー》《ギョギョラス》《ミスキュー》がいる場合、
《キンコング》の効果で、《キンコング》の上に《ギョギョラス》→《ワラシベイベー》の順に進化させます。
そして、《ギョギョラス》効果で《ミスキュー》をバトルゾーンに呼び出します。
あとは、《ワラシベイベー》と《ミスキュー》お互いをマナに送り合えば、マナの状況は何ひとつ変わらないまま、相手のクリーチャーを除去して盤面のクリーチャーを2体増やせます。
特にマナに《ワラシベイベー》が1体しかない時に高頻度で使用するテクニックです。
《キング・シビレアシダケ》
最強のキノコ。このデッキは後攻を取ると速度が遅いのが難点でしたが、このキノコのおかげで後攻なら3→8のマナカーブを取れるようになり、ついでに相性の良い《巨大設計図》まで採用出来るようになりました。
手札がいらないデッキなので、マナに手札を全て埋めてしまっても何の問題もありませんね。
先攻でも3→6へ繋いで4t目に《ミスキュー》をプレイできます。
覚えておくべきなのは、《タイタニス》1枚を手札に残してそれ以外をマナに埋めるプレイ。
マナの質があまり良くない時には、《アシダケ》から《キンコング》よりも《タイタニス》をプレイして、マナの質を整えた方がいいです。
《巨大設計図》
《キング・シビレアシダケ》からの連想で投入したカード。
このデッキでは、マナに《キンコング》《ギョギョラス》《ワラシベイベー》をなるべく多く準備する必要があるので、それらを全て回収できるこのカードは非常に便利です。
《キング・シビレアシダケ》とのコンボで先攻でも4tキンコングを狙える有能カードなのはもちろん、《キング・シビレアシダケ》を引いていなかったとしても、コンボパーツ確保の観点からとても優秀です。
感覚的には【モルト「王」】に《巨大設計図》入れるのに近いかも。
また、特筆すべきなのが《タイタニス》との相性の良さ。
【ギョギョラスベイベー】は環境初期に多かった【5cミラミスニュゲ】や【ゼロフェニ】は《タイタニス》によるマッドネスで有利のハズでしたが、実際は《タイタニス》が引けてないうちに《ニコル・ボーラス》や《タイガマイト》などのハンデスでボコボコにされる事が多かったです。
しかし、《巨大設計図》を入れたことでほぼ確実に《タイタニス》を手札に加えられるようになり、先述したデッキにしっかりと勝ち切れるようになりました。
1600超えのリストでは4枚採用してますが、正直過剰なので減らしてもいいと思います。
また、爆発力ではなく安定感が欲しい人は《トレジャー・マップ》を採用しましょう。
《霞み妖精ジャスミン》/《青銅の面ナム=ダエット》
初動枠。無難なマナブーストカードで普通に強いです。
10コストあれば、《ジャスミン》or《ナム=ダエッド》+《キンコング》という動きが出来るので覚えておきましょう。
また、中盤以降は《ジャスミン》の自壊によるマナブースト効果を使うかもよく考えた方が良いです。何度も言っていますが、盤面にクリーチャーが残ると《キンコング》の出力が上がるためです。
《ナム=ダエット》は《閃光の守護者ホーリー》を採用するなら《青銅の鎧》などに変えても構いません。
一応《ダエット》だと、《キンコング》効果でタップインした自然の侵略者をガードマンで守れるとかいうしょうもない小ネタがあります。
《龍覇マリニャン》
自由枠。入れとくとかなり面白い動きをするようになる人です。
基本的に出すのは《神秘の集う遺跡エウル=ブッカ》。特にこのデッキだと少々手持ち無沙汰な、5-6マナ帯の動きが強化されるのが非常に大きいです。
アシダケが引けなくても、《ナム=ダエット》から《マリニャン》&《エウル=ブッカ》を出して妨害が無ければ、次のターン《レジル=エウル=ブッカ》が龍解。
全てのクリーチャーのコストが2軽減されるので、5tで《キンコング》が着地します。
仮に龍解を妨害されたとしても、《エウル=ブッカ》の1コスト軽減効果は残ってるので次のターン《タイタニス》や《ギョギョラス》へ繋げることが出来ます。
もちろん《ウルオヴェリア》でのブロッカー化や《レッドゥル》での疑似SA化など、痒い所にも手が届く地味強クリーチャーです。
《神秘の集う遺跡エウル=ブッカ》/《遺跡類神秘目レジル=エウル=ブッカ》
龍解前は自然獣の召喚コストを1軽減、龍解後は全てのクリーチャーの召喚コストを2軽減する、このデッキにおいては非常に強力なドラグハート・フォートレスです。
というのも、このデッキは《タイタニス》の存在により手札からクリーチャーを何度も召喚するので相性が良く、総合的に見ると《エウル=ブッカ》で軽減したコストの量はえげつないことになります。
たまに《マリニャン》から《グリーネ》を出してる人がいますが、余程のことがない限りは《エウル=ブッカ》を出しましょう。
《グリーネ》を出すのは、《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》を警戒する時や、どうしてもマナブーストで必要パーツをマナに落とさないといけない時ぐらいです。
《牙英雄オトマ=クット》
自由枠。《巨大設計図》で回収できる、ピン刺ししとくとすげー便利な人です。
主な使い方は、
《エウル=ブッカ》龍解後に《タイタニス》で回収して出し、使用可能マナを現在の状態から2増やす
《キンコング》の踏み倒しの頭数稼ぎ
《ギョギョラス》から出して二面除去&7マナ回復
の3つ。特に最後の《ギョギョラス》から出すとタダで7マナ回復できるというのが偉く、これで相手の邪魔なブロッカーを除去しつつ宇宙ムーブをすることもしばしば。
このカードは当初は入っていませんでしたが、同じAllYesのメンバーのこーげつさんの提案で入りました。
1600までの道のりでは、《オトマクット》のおかげで勝てた試合が何回もあったので本当に凄い提案でした!
採用候補カード
《父なる大地》
AllYesの内気少年リーダーが発見したバケモンカード。トリガー枠です。
手打ちが可能なマナ送り除去として強いのはもちろん、高コストのクリーチャーを引っ張り出して《ギョギョラス》のコスト参照の種にすることも可能です。
さらに、相手の場にクリーチャーがいない時に使って疑似ランデスで遅延、ハンデスクリーチャーを引っ張り出して《タイタニス》のマッドネス起動など、このデッキと噛み合ってる要素が非常に多い神カードです。
中盤の妨害札になるのも良いですね。
お試しでこのカードを使ってランクマに潜ったら、簡単に7連勝出来て横転しました。
今ベイベーに受け札いれるならこれだと思います。
《閃光の守護者ホーリー》
全タップで必ず1t貰えるシールドトリガー。
1t耐えれば勝つデッキなのと、ブロッカーでビートに強くなるので相性は良いです。手札に来ると腐るのが欠点ですが、《父なる大地》よりも受け札としての性能は高いです。
あと、《巨大設計図》で回収できるのが偉いです。
《トレジャー・マップ》
《巨大設計図》より爆発力とリソース確保力は減りますが、安定感が欲しいなら。
《獣軍隊ゴアラ》
自然の侵略者なので《ワラシベイベー》から出るのと、中盤の除去として無難に強いです。
【ゼロフェニ】や【グレートメカオー】などの、小型軽減獣が重要なデッキに対して強くなれます。
最近よく使ってます。
《革命目ギョギョウ》
入れるとバイクにワンチャン勝てるようになります。
詳しくはこの記事を参考にしてください。
入れるなら、サーチができる《進化の化身》もセットで入れましょう。
《幻影ドン・サボテ》
ベイベーから捲る専用のブチギレリーサルサボテン。
意味不明に5cの《デッド=ブラッキオ》をケアできたり、天門系の《プレミアム・マドンナ》に強くなったりします。
《幻影シベワラ》
出ると盤面の総数が+1増えます。
盤面のクリーチャーの数が重要なデッキなので、悪くないカードです。
重要なプレイング
タイタニスループ
先述した通り、《キンコング》からの《ワラシベイベー》は基本的に《ワラシベイベー》をマナに戻せるのが確定してる状況で出したいです。
しかし、《ワラシベイベー》が毎試合2枚埋まっているとは限りません。
そこで活躍するのが、以下で紹介するタイタニスループというプレイです。
主にマナにベイベーが2体いない時、相手が盤面にクリーチャーを出してこずギョギョラスが効果が無意味な時にこれを狙います。
◯方法:《巨大設計図》でタイタニスをかき集め、タイタニスを召喚。タイタニス効果で「タイタニス+ジャスミンorダエット」をサーチ。回収してきた小型マナ加速獣でマナブースト。
以降はこれを繰り返す。こうすることで、盤面にタイタニスと小型獣が並びつつマナが増える。12マナになったらタイタニスでマナからメサイヤを回収してワンショットを決める。
このループのキモはマナがどんどん増える点で、マナにベイベーが2体以上落ちればキンコングからベイベー2体ルートに切り替えられるのが偉いです。
クリーチャーを迂闊に出して来ない相手もいますし、毎回ベイベーが2体以上マナに埋まってるとも限らないので、こういう「待ち」のプレイは大分偉いと思いました。
バージョン分け
このデッキは《ワラシベイベー》で山札を3枚見れるので、山札の順番を把握できます。
山札にどのカードが埋まっているのか、どういう順番だったのかを覚えやすくるるために、デッキ内のカードのバージョン(特に《ジャスミン》など)はバラけさせておくといいでしょう。
中でもバージョン分けしておく価値が高いのが《闘匠メサイヤ》。
5c対面など、デッキに何枚残ってるか把握するのが重要になることが多いカードので、プレミア化する価値はあると思います。
ちなみに私はこの前《龍覇龍デッドマン=THE END》にプレミア化チケットを使ったので、プレミア化できてません。悲しい…。
踏み倒しメタ対策
よく《オリオティス》《フォーエバー・プリンセス》《カルマカレイコ》などの踏み倒しメタを出されますが、実は全然効きません。
というのも、《キンコング》からの一連のコンボの際、先に《ギョギョラス》を出してメタクリーチャーを除去しておけば、《ベイベー》から出すクリーチャーに踏み倒しメタは効きません。
さらに、肝心のメタ効果を受ける《ベイベー》《ギョギョラス》は、ターンプレイヤーの効果が優先されるのでメタ効果を受ける前に《ベイベー》効果でマナに戻っています。
《カレイコ》は序盤に出されるとマナブーストできなくなるので、それだけはだるいです。
各対面プレイング
基本的に遅いデッキほど強く、早いデッキほど不利です。
有利対面
【黒単ヘルボロフ】
カモです。
マナから召喚するから手札もいりませんし、肝心の《キンコング》《ワラシベイベー》《ギョギョラス》はバトルゾーンに出てもマナに戻るので得意の除去も不可能です。
しかも、ハンデスに《タイタニス》という特大の裏目が存在するのでニチャれます。
挙句の果てにフィニッシャーである《デスゴロス》《デスシラズ》が、《ギョギョラス》のせいで立ちません。
よっぽど事故っていない限りは逆立ちしても負けない相手です。
【5cニューゲイズ】
《ミラミス》入りは有利、《ミラミス》抜きは微有利です。
早期に出してきた《ニューゲイザー》に《キンコング》から《ギョギョラス》を出してカウンターして勝つか、お相手がチンタラしてる内に《キンコング》から《ベイベー》2体をだして勝ちます。
5cは盾1枚さえあれば、盤面に1体もクリーチャーがいないとリーサルを取れないことを念頭に、盤面展開を優先するかベイベーガチャするかを判断します。
【ミラミス入り】は手札にタイタニスをキープしておくと、ミラミスで《ニコル・ボーラス》捲った時に莫大なアドを取れます。
【ミラミス抜き】は盤面にクリーチャーが残りやすく、《ガイハート》が龍解しやすいので注意です。序盤に《父なる大地》で《ジャック・アルカディアス》を引っ張り出してランデスするのが刺さったりします。
《デッドブラッキオ》ケアで《メサイヤ》は2体立てましょう。
ちなみに1600まで行けたのは、環境初期は【ミラミス5cニュゲ】が大量発生してて【バイク】が全然いなかったのが大きいです。
【巨大天門】
有利です。
相手の動きが遅く、トリガーも無視できるので《プレミアム・マドンナ》を大量に出されない限りは基本的には負けません。
《ゴアラ》入りなら《不滅槍パーフェクト》にも強くなれます。
【赤黒ゼロフェニックス】
巨大型なら五分、大地&ゴアラ型なら微有利です。ハンデスが効かないのが偉い。
小型のコスト軽減獣を何体も並べられて《ゼロフェニ》が何体も早期着地すると厳しいです。
しかし、それができない場合は《キンコング》&《ギョギョラス》で《ヴェイダー》や《ゼロフェニ》をマナ送りにしてテンポを奪って、相手がモタモタしてるうちに《キンコング》からベイベーループして勝ちます。
《父なる大地》や《獣軍隊ゴアラ》を入れている場合、小型のコスト軽減獣を除去してテンポを奪えるのでかなり有利になります。
五分対面
【緑単サソリス】
巨大型なら微不利、大地&ゴアラ型なら五分です。
相手は基本的に《超神星ヴァルカン・アンチャンス》を立てるのを狙ってきますが、巨大型にそれを妨害する術は早期の《ギョギョラス》ぐらいしかありません。
一方、大地&ゴアラ型なら《アンチャンス》を立てた瞬間に《父なる大地》でマナにお帰り頂くことで有利に立ち回れます。
悠長にパゴスを建設するなら《キンコング》が間に合い、早期に《豪勇者》で殴って来るなら《大地》1枚のトリガーで間に合うことが多いです。
【青白グレートメカオー】
五分です。
こっちがマナブーストが間に合って先に相手の盤面を処理しきるか、お相手が先にスパルタンやマーキュリーでリーサル取るのかの勝負になります。
《スパルタン》や《バンブル》はギョギョラスの当て先として最高です。
また、この対面は《ギョギョラス》から出すことで《スパルタン》を2回除去しつつこちらの動きを通せる《オトマクット》がかなり強いです。
不利対面
【サムライ】
微不利です。バイクほどでは無いとはいえ、動きが速い…速くない?
《ゴアラ》で軽減獣を除去すると抗えます。
【モルトNEXT】
不利です。なんで対面する相手どいつもこいつも4tモルネク決めてくるんですかね。
逆にモルネクを出されない試合は、《永遠リュウ》《フォーエバープリン》《ニコル・ボーラス》のどれも怖くないのでかなり有利に立ち回れます。
【バイク】【ベアフガン】
お腹を出して謝りましょう。許してもらえるかもしれません。
おわりに
なんか我ながらビックリするぐらい長い記事となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事を読んで興味が湧いた方はぜひこのデッキを使ってみてください!
ここからは自分語りと宣伝になります。
自分の大好きな《超幻影ワラシベイベー》で初のND1600とレジェタッチを達成できて、本当に嬉しかったです!
これも「《ワラシベイベー》なんてネタデッキだ」と笑わずに、真面目に一緒に研究してくれたチーム「AllYes」のメンバーの皆さんのお陰です。
正直、チームに入る前は「ガチ方面の実績が特に無いのに入って大丈夫かな…?」と思ってましたが、実際に入ると皆さん想像以上に優しく、チームメンバーが頑張ってる姿を見ると自分もモチベーションが湧いてきました。
デッキビルダーとしても、今回のように自分1人じゃ絶対に思いつかないようなアイデアを提案してくださるのでとても助かっています。
本当にAllYesに入って良かったと思いました。
そんなAllYesの第1回定期募集が、8/16-8/25に行われるそうです!
AllYesにも興味が湧いた方は、ぜひ下記のチーム紹介noteを読んで、チームのTwitterアカウントをフォローして続報をお待ちください!
ワラシベイベー好きの方は勿論、ワラシベイベーを使わない方も大歓迎ですよ。
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