【アイマス】【コスプレ】名刺を作る その2(デザインについて)

前回の名刺記事が予想しえなかった方向で評価いただいたようなんで早めに書くことにします。
前回の名刺記事はこちら。主に原案レベルのお話ですね。
内容はどうで、印刷はどうとかいうレベル。

今回は第2段として名刺のデザインについて考えようと思います。
今回はアイマスやコスプレに限らず一般的な名刺全般にも使えるように書こうかな。

最低限必要なもの

そもそも名刺とは何なのか。

辞書的な解釈だと「小型の紙に名前・身分・連絡先等を記載したもの」となる。
自分がどういう人で、連絡先はどこでということを明示したものです。
言ってしまえば、名刺って自分という商品をアピールする広告でもあるわけです。どこの組織に属していて、名前はこういう名前で、連絡先はどこで、自分が特に売りたい推したいものはなんでという。
広告なので、目立たなきゃいけない印象に残ってもらわなきゃいけないし、逆にアレモコレモというのはアピールポイントが大幅に迷子になってしまう。
大手の企業勤めの方の名刺はシンプルで印象に残りにくいけどわかりやすい。お名前が真ん中にバシッとあって、会社名と連絡先があって、余白に売りたい商品のロゴや会社が取得した認証のロゴを置いて。
でもここに来るような人がそんな名刺を求めてるわけじゃない。
大手企業勤務ならそれ自体がアピールポイント。勤め先だけで十分な効果が出る。だから社名とロゴだけでも十分。
しかし中小企業勤務とか、本題のアイマスコスプレ名刺だとそうは行かない。
もっと印象に残ってもらわなきゃいけない。
だから凝った名刺が必要になると。そう僕は考えます。

何が必要なのか

再掲すると、名刺って自分という商品をアピールする広告でもあるわけです。どこの組織に属していて、名前はこういう名前で、連絡先はどこで、自分が特に売りたい推したいものはなんでという。
なので、最低限以下のものが必要になるわけです。

1.名前
当然ですが、個人を識別するためにも名前は必要です。
名無しさんが許されるのは2chだけ。
アイマス名刺・コスプレ名刺であれば本名である必要はないでしょう。
むしろPとして・レイヤーとしての名前のほうが必要であってこの界隈では本名は必要ないです。

2.連絡先
ビジネス名刺と趣味名刺で内容は異なるが、どっちにしろ連絡先の記載は必須。
ビジネス名刺であれば事務所の住所とビジネス用の電話番号(できれば固定・携帯双方)・メアド、あるならFAXでしょうか。
趣味名刺であればSNSアカウントでしょうか。趣味界隈だとある程度の匿名性を担保できるTwitterが多いですね。Instagramは趣味界隈だとあまり見ないです。またLINEは通信手段としてデファクトスタンダード化しているためおすすめしません。また趣味界隈の場合個人情報を名刺に出すのはご法度とされます。
コス系だと最近は詳しくないけどWorldCosplay(旧Cure)やコスプレイヤーズアーカイブ辺りも併記することが多いと思います。
趣味名詞の場合アクセス性を重視してリンクQRを設けるのもありでしょう。
(発注印刷前に確認は必須です。アイマスは表面推奨)

3.所属組織
ビジネス名刺ならまず必須。社名と組織名は絶対ですね。
趣味名詞の場合基本的には不要ですが、アイマス系の場合設定的にはある組織の所属プロデューサーという立場を取ることから所属を書くこともあります(当然ながら架空ですが)。

4.推したいもの・できるもの
これもビジネス系と趣味系で変わってくるものですね。
ビジネス系だと所属している組織の事業内容・主力商品のロゴ、あるいは自身が保有する有力な国家資格を記載する事例が多いと思います。が、あくまでも添え物。
趣味名詞の場合むしろこちらが重要になるかと思います。担当アイドルの画像だったり、担当アイドルと別趣味をかけあわせた画像だったり、自分のコス画像だったり。
ただあれもこれも詰め込むのではなく、なにか一つに一点集中させることをおすすめします。
2推し3推しは裏面や折名刺の中面を利用するといいと思います。

何を強調するのか

当然ながら、あれもこれもというわけにはいかないわけで。
あれもこれも強調したところで全部強調したら結局推したいことが埋もれてしまう。それは本末転倒というもの。
そもそも名刺の表面に記載するものはすべからく強調したいもの。推したいものがあるなかで特に推したいもの必要なものを表面に持ってきてる段階でメリハリはついているんだが、その中で特にとなるとこうなるんじゃないかなと思う。

ビジネス名刺なら

自分が何を売りたいか、この一点に絞られるんじゃないかなと思う。
名前を売りたいなら名前を一番強調するし、あなたが経営者であれば会社の名前を売らなきゃいけないから社名を強調したいところ。
営業マンであればおすすめの商品のロゴを置くのもいいし、技術者で必置資格を持ってたらそれは十分強調に値するもの。建築コンサルで技術士やRCCM、あるいは一級建築士や一級施工管理技士を持ってたらそれだけで十分なんです。

オタク名刺なら

当然ながら、オタク名刺なら一番強調するのは一番推したいものですね。

7thブルナポ名刺/表面
7thブルナポ名刺/裏面

これはデレマスの7thライブに向けて作成した名刺です。
推しユニットのブルーナポレオンを両面で表示して「僕はブルナポ推しだ」ということを強調したものです。
(7thではもう2枚名刺を作ってますが)
デレステAR機能とIllustratorの画像合成を併用して作ってます。
(具体的には表面の荒木さん・裏面の松本さんがARで作成した画像、残りはいわゆるクロマキー合成ですね)

5人全員を表面に置くのではなく、特に推したい内部ユニットのCyber Grassの二人をSSR衣装で表面に置き、担当アイドルではあるが名刺製作段階でボイス無しのためライブ活動がない沙理奈さんとユニットメンバーの川島さん・千枝ちゃんを共通衣装のネクスト・フロンティアで裏面に配置する構図。
これで自分の担当ユニットの一つを明確にし、配置と衣装でその中でも特に推したいアイドルを強調することになります。
あとは自分の使える技術や色のセンスで名前や連絡先をきちんと明記する。でしょうか。
あくまでもこれは一例でしかありませんが、参考になれば幸いです。

次回は文字と色について。
これだけで2000文字超えそうだ(白目

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