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魔法のしつもんワークショップを開催しました!

30人の定員に対して、150名の子どもたちが応募してくるという、大人気クラブ「冒険チャレンジクラブ」。

辻堂青少年会館で活動している友人のぶんちゃんから「冒険チャレンジクラブで何かワークショップをやってみないか?」という提案をもらい、魔法のしつもんワークショプを開催させてもらいました。

魔法のしつもんワークショップは、わたしがする質問について、答えを考えて紙に書き、質問ツリーを作り上げていくという、頭と手と両方使うワークショップ。

魔法のしつもんワークショップをするときは3つの約束があります。

・どんな答えも正解
・答えが出なくても正解
・どんな答えも受け止める

の3つです。

答えが出なくても正解というのは、「ない・わからない」という答えを受けとめるというプロセスが発生します。

その体験をすることで、さらに答えを考えてみようとする子もいるし、他の子の答えをみて、想像を膨らませたり、びっくりしたりと様々な反応が出てきます。

学校にいると枠にハマる努力をしないといけないけれど、「冒険チャレンジクラブ」には枠が存在しません。だからこそできる体験をしてほしいなと思いました。

最初のしつもんは「最近嬉しかったことは?」です。

そのしつもんに多くの子どもたちが反射的に即答で「ない」と答えます。

「ない」を一旦受け止めて、ないなら「ない」って書いていいよと伝えました。

すると、「最近っていつまでですか?昨日?3日前?1週間?1ヶ月?」と質問。

「君たちが考える最近っていつまでなの?最近って感じるなら、いつのでもいいよ。嬉しかったことを思い出してみて!」と伝えると、少しずつ書くことばが増えていきました。

ワークが全部終わった後、みんなの答えを見せ合いっこする時間を取ったのですが、それがとても良かった。

あの子はこんなことを考えていた!とか、○○さんはどんな夢を持っているのか?とか、そこからコミュニケーションが生まれていて、とても素敵な光景でした。

子どもが見ている世界は、わたしにとってはとても面白い。

いろんな人や考え方に触れる機会が多い方が、子どもにとっていい影響があると信じているので、子どもの可能性や選択肢を広げられるような、子どもと接点が持てる何かに取り組みがいつかできるといいなと思っていました。

今回、久しぶりにたくさんの子どもたちと接する機会を持てて、わたしはとても幸せでした。​

次回のワークショップ開催についてもリクエストをもらったので、どんな企画がいいのか、これから考えていこうと思います。



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