幸せになるための77の方法 #60
人生は鉛筆だ
一人の人生は鉛筆のようなものです
削りたての芯は、先がぴんとなっていて書き心地がいいですよね
でも少しずつ丸くなって、すり減って書けなくなってしまいます
削ればまた使えるようになります
人もがんばり続けると段々と消耗して動けなくなってしまいます
休むことでまた動けるようになります
休まずにがんばり続けるのは、鉛筆を削らないで使い続けるようなもの
鉛筆は必ず削らないといけないように、人も必ず休みが必要です
鉛筆は乱暴に扱うと芯が折れてしまいます
芯が折れても、削りなおせば元に戻ります
人の心も時々折れることがあります
しっかり休めば元に戻ります
折れた芯はいっぱい削る必要があります
折れた心にはいっぱいの休息が必要です
鉛筆は使い続けていくと段々と短くなっていきます
最後の最後には書けなくなってしまいます
長いようで短いのが人生
鉛筆のように替えはありません
まだまだあると思って無駄に浪費していると、あっという間に短くなってしまいます
残り3cmくらいの短い鉛筆でも、意外に書けるものです
人生もギリギリ最後の最後まで、がんばれて、楽しめるものに違いありません
鉛筆が1本与えられ、「何を書くのかは自由だよ」と言われたら何を書きますか
手紙を書いたり、絵を描いたり、本を書くという人もいるかもしれません
家族の顔を描くかもしれませんし、風景を描くかもしれません
誰かの絵を真似して描くのもいいでしょう
とにかく自由です
あなたには人生という鉛筆が1本与えられています
その大切な鉛筆を何にどう使うのかは、あなたの自由、あなた次第
せっかくなら楽しんでみましょう