あの素晴らしいバズをもう一度(そして爆発炎上)
キラ子ですよ。
たまにはマガジンも書こうかと思いまして。
実はこのマガジン及びキラ子の赤髪社長に関するnote、わりと朝喝(赤髪社長がやっているClubhouseのチャンネル)のメンバーにも読まれているらしいんですね。しかもこれまでの赤髪社長の来歴が知れるということで、もはや聖典扱いらしいです。ありがたいことですね。誰からも一銭ももらっていませんけど。これらのやらかしをすべて受け入れてこそ信者の証……ということなんでしょうか? いやいや、そんな無理をしなくてももっと普通に素敵な人って巷にあふれてると思うんですけど……。そんなに苦行がお好きなのか、皆さん。
とはいえ、赤髪社長のClubhouseでの言動のおかしさ(昨日と今日でいうことが毎日変わる、また「時間を守れ」とうるさい当人が平気で遅刻するなどの言行不一致が多すぎる、等)から、だいぶ懐疑派もでてきたようですけど。もはやUFOや超常現象を愛するサークル活動みたいですね。ガチガチのビリーバーと知ったばかりのビギナー、懐疑派にウォッチャー、そして全部わかった上で自分の商売に繋げたいビジネスパーソンが入り乱れてる様が。一言でいうとカオスです。
もちろん、いくらカオスであろうと朝喝の中でわちゃわちゃする分にはいいんですよ。Clubhouseというのはクローズドサークルが基本ですから(赤髪社長がそれを理解しているかどうかはともかくとして)、そこでイキリちらそうと、「キラ子に取り上げられてこそ朝喝メンバーとして一人前」と言おうと……中学生の放課後みたいでかわいいじゃないですか。いい大人がやってると思うとちょっとゾッとしますけど。ひょっとして中学時代にそういうことをやってこなかったりした人たちでしょうか? キラ子でさえそんな甘酸っぱい黄金時代はあったというのに!
と煽りはこの辺にして今日の本題です。今回は、そんなクローズドサークルでも、外に出たら普通に草食動物には厳しいサバンナが広がっているんだよというお話です。
もう赤髪社長ってか朝喝に関するマガジンになりつつあるな。……だって、赤髪社長が面白くないんだもん……5kg減量したというて古着屋のワゴンで100円くらいで売ってそうなラメラメのワンピースを着た写真をあげたらフォロワーがガッと減ったりはしたけれど……。
いやね、このnote、朝喝メンバーが読むのは全然構わないんですけど肝心の赤髪社長が読んでないですからね! 読んでいたとしても、理解していないというか! 本当にやぎさんのゆうびんです。いくら書いても届かない・読まれないラブレター。愛の一方通行、つらい。これは朝喝メンバーにもわかってもらえるんじゃないでしょうか。何を言っても聞いてるふりして全然聞いてないでしょ、あの人。
ネクタイの豆知識から謎マナー啓発へ
さて先日、 朝喝メンバーの1人がTwitterでプチバズったんですよ。それで取材はくるわ、売り上げは上がるわ、朝喝で赤髪社長に成功の秘訣は、なんてインタビューをされるわで盛り上がっていたんです。
が、今は令和日本。バズろうが燃えようがそう長続きはしません。そこで彼はもう一度バズる投稿をする! とわざわざClubhouse内で宣言をして、ある豆知識を披露しました。それがこちら。
スーツを着ないキラ子、へぇ〜と思ったのですが「嘘マナー乙」「失礼クリエイター(ありもしないマナーをマナーと述べる自称マナー講師を揶揄する言葉)」とツッコミが入りはじめ、反証がドンドン出されて各分野インフルエンサーの皆様もめいめいに取り上げるうちに大拡散して無事、大炎上。
各国の皇室/王室の皆様の葬儀でのディンプル姿を出されてはグゥの音も出ません。
ついには元葬儀屋さんという本職まで登場、真っ向否定されてブロックするまでも生々しくアップされる始末。ああ、やらかしたねぇ。
その結果。
こんな泣きを入れたところで、もう一度火が点いたものは消えません。というかですね、バズろうが燃えようが長続きしないと本人は一度痛感したはずなのに、結局耐え切れなくなってツイ消し。これはダサい。
彼もこうしてやっと、Twitterの真の恐ろしさを痛感したのではないでしょうか。ここまでしないとわからないというのもどうかと思うんですが。しかしこういうこと、赤髪社長は絶対に教えてくれません。バズッた時はさんざんに持ち上げていたのに、いざ燃えはじめるとフォローの一つもせず知らんぷりです。
数々のプチ炎上を言い訳になっていない言い訳で乗り切ってきた(きていない)赤髪社長、Twitter運用本でも「人生は短くないからアンチに構ってはいられない」くらいしか書かれてないですし、しょっちゅうアンチはう●ことか言ってますしね。短くないなら遊んでもいいのでは、と思うけどそんな矛盾さえ気づかないのが赤髪社長クオリティ。そもそも無神経かつ強メンタルを自称する赤髪社長だからこそこれらは有効な手段なんですよ。
排泄物が好きな人ってそう多くはないと思うんです。だいたいの人は、う●こまみれになることが耐えられません。汚い部屋に住み、夏場でもろくすっぽ風呂も入らないで平気でいられる赤髪社長のほうが少数派なんですよ。冷静に考えれば子供でもわかりそうなことなのに、なぜ信じようと思ったのか……。
キラ子も毎日朝喝を聞くほど暇ではないんであとで聞いたんですけどね。件の彼、ほかの朝喝メンバー同様に「キラ子に取り上げられたーい」なんて、イキってたそうなんですよ。それで甘く見積もっていたんでしょう。キラ子だの赤髪社長といった世間様に影響を及ぼさない範囲のアカウントばかり見ているからこうなるんですよ!
そもそも朝喝の皆さんは赤髪社長が6.8万のTwitterフォロワーを抱えながら世間にさっぱり影響を及ぼしていない点について、深く考えてなさすぎです。彼女よりもうちょっと少ないフォロワー数でも世間様に影響を与えられるインフルエンサーはいくらでもいるというのに。もちろんその4倍近くのフォロワーを抱えながらいつもいいねが2〜3桁止まりという訴訟ヌンノス垢もありますけど、それはそれとして!! あの6.8万人のフォロワーのおおかたがアクティブユーザーだったらば、赤髪社長のこれまでの変な発言はキラ子よりもっと早くに取り上げられていてもおかしくないんです。
そうならないということがどういうことなのか、もうちょっとよく考えてほしいんですよね。ちょうど先日こんなニュースもありましたし。
SNSでバズるともう一度バズが欲しくなる病
故・冬木弘道氏は華々しく引退しても復帰するプロレスラーのことを「リングの上はやっぱり一番楽しい場所なんだよ。だから皆戻ってきちゃうんだ」と、どこかのインタビューで言っていました。これほど説得力のある言葉もなかなかありません。確かにリングの上で万来の喝采を浴びる経験は何事にも代え難いものだと思います。何十、何百、何千、何万の目が一斉に注がれるわけですからね。
「SNSでバズる」のも、一時的とはいえ似たような感覚を味わえるんだと思います。そりゃもう脳内に普段あんまりない物質なども、ドバァーと出てきて興奮しそうですね。そのときに売上も増えたのなら尚更、もう一度その感覚を味わいたくなるというのは人として不自然なことではないでしょう。
が、そんなに世の中は甘くありません。「お前らは嘘を一度もついたことがないんかー!!」と開き直って長州力を電流爆破のリングに誘い込めるのは、大仁田厚のような特異なカリスマ性があってやっとできることです。そうではない、たった一度の奇跡が重なってリングに立てたという人がもう一度同じリングを目指そうというならば、それなりの鍛錬が必要であり、周囲にもそれを認めさせることが肝心なのです。ま今はチケットを売ればそれなりに、いや、ゲフンゲフンゲフン。アーキラ子は何もしらない。
結局ネクタイ屋さんも二度目のバズを狙うものの、その内容があまりに浅薄でつっこみどころしかなかったせいで炎上することとなりました。これ、言い方一つでもうちょっと何とかなってた気もするんですよね。「葬儀や謝罪時のディンプルを否定する向きもあるが皇室や王室の方々もしているので華美なものを控える程度にしておきましょう」くらいなら荒事にはならなかったはずです。バズることもなかったかもしれないけど……。
だいたい、わざわざ「エリートサラリーマンも知らない」というマクラはいるのか!? って話ですよ。言うちゃ悪いですけどね、地方の町の縫製工場の倅が、どれだけの数のエリートサラリーマンの謝罪に立ち合えたというんですか? 言ってみんかいコラ。そもそも、ネクタイを結ばざるを得ない制服を採用しているならともかく、普通の学校はそんなことをいちいち教えてる暇もねえんですよ。
あえて反発を招くような書き方をしてバズを狙うことを、世の人々は「炎上商法」と呼びます。自分から仕掛けておいて「そんなつもりじゃなかった。批判はやめてぴえん」は甘え過ぎじゃないかね、お坊ちゃん? この謝罪も炎上に油を注ぐ言い方ですよね、あくまで自分の否を認めているようで認めないスタイル。誰にそんな程度の低い謝罪を教わったんですか? あ、赤髪社長か。じゃあしょうがないか……。
ってなるのはキラ子だけで、世の中の人はまず朝喝も赤髪社長も知りませんからね! 結局ツイ消しして何もなかったことにしたようですけど、今回間違いを指摘したのにブロックされた人々は彼の行いについて当分忘れることはないですし、今後もナニかあるたびに蒸し返されると思いますよ。まとめまでできちゃったし。やっぱりスーツの着こなしについて参照すべきは麻生太郎一択なんだろうなぁ、なんてことまで思った。
良いスーツをちゃんと着れば、買い食いさえも様になるんだなぁ。って何の話だ。
SNSはビジネスで抜け駆けできるツールではないんだよ
いや、誰でもわかることですがね? 素人がウケ狙いの投稿をしたところで、滑るか燃えるの二択しかありません。実際、件の彼の最初にバズッた投稿は素朴な言葉でした。だからこそ、人の心にも響いたのです、多分。ただこうなってしまった今となってはアレも怪しい知識の気がしなくもないけどな……、どうなんだろう。なんて疑いの目も向けられずに済んだのにな、まったくもう!
これは赤髪社長、朝喝に限った話でもなんですけどもね。Twitterに生息する自称SNSコンサルをやってる皆さん、わざとなのかあえてなのかバカなのか知りませんけどとにかくSNSを運用して売上が倍のバーイ! みたいなテンションで営業ツイートをよくしてますけど、やっぱりそんなもんは実業あってのものですし、リアルに則していない内容は怒られて当たり前なのですよ。もちろんこれまでにも、無名の人によるツイートが思わぬヒットを産んだ商品はありますよ? 水平開きノートなどはその最たるものでしょう。最近だと注射恐いTシャツかな? 見ての通り、特異な商品であり誰もが欲しいと思ったものだから売上に繋がったのだと考えられます。
それなのに……駅前のショッピングビルでも気軽に買えるネクタイ、ですからねぇ〜。競合が多く、大変なのはわかります。が、今回のSNSのプチバズで多くの競合を抜き去れたといえるのでしょうか? ないでしょ?
ネクタイ業界、今は苦しいですよね。クールビズという向かい風へもってきて、今はリモートワーク全盛。皆スーツを買わなくなっていますから、当然ネクタイ自体の売れ行きも苦しいことでしょう。キラ子がよく通る道にあったスーツ屋さんも、前はターミナル駅の前にドカンとあったのにこの前通ったら家賃安めなテナントに引っ越していましたし。
でも、スーツやネクタイ(そして靴下に革靴)が世の中からなくなることはないと思うんですよね。これからも必要な人は買い続けるでしょうし、スーツをほとんど着ない仕事に就いている人であってもやはり何かのときのために一着はもっておきたいところ。となると値段の安さではなく品質や素材、生産地に拘る人も増えてくるのではないでしょうか。
件のネクタイ屋さんは高級品質を追求しているようなので、決してニーズはなくならないのではないか、とキラ子はふんわり思うのです。そもそも岡山って繊維の有名なところという認知、わりと関東ではあるんですよ。キラ子もこっちにきてビックリしたんだけど。だからそういう方向でブランディングするのもアリだと思うんですけどね〜いや津山と児島は離れてるだろうとか〜大丈夫、こっちの人はそんなことわかってないですし!(適当) 少なくともつまんねえ家族大好きアピールとかは自分の垢で適当にやって、ブランドはブランド垢としてきちんと運用して行くって方向でどうかね?
ま、キラ子の今思いついたような寝言やビジネス口だけ素人の赤髪社長の言うことを聞くのではなく、その筋のきちんとしたマーケターや代理店に相談し、今後のきちんとした販売戦略を練ることを真剣に考えた方がよいのではないでしょうか。どの道「その意味不明なTwitterをやめろ」って言われると思いますけどね!
キラ子は朝喝に関わる人、全員潰れろなどとは思っていないのです。スタートで間違ったとしても、自分の仕事に誇りをもち、よいものを人々にたくさんお届けたいという気持ちがあれば軌道修正は可能なのです。ドテラみたいなMLM以外はな。特にできることはありませんが応援しています。
赤髪社長はこっちでなんとかするから、皆は安心して彼女の元を飛び立っていいんだぜ?
と、長くなりましたがこんなところです。
イエーイ、しゃく社長、見てる〜? お望み通り、noteで取り上げてやったぜい! 願いが叶って、よかったね!