弱みこそ、さらしちゃおう
強みを出すには、弱みも出さなくちゃいけません。弱みは、他人の助けなしでは、克服することはできません。自力で克服できるくらいなら、弱みでありません。
弱みのない人間は、一人もいません。強い人は、強く見せるのが上手くて、弱みを隠しているだけ。
弱みをさらけ出して、誰かに助けてもらって、自分の強みを思いっきり活かす。これが、人生のコツ。人の弱みがそれぞれなら、人の強みもそれぞれ、だから助けあえるし、助けあうチームこそ強いんです。
学校でも、職場でも、求められるものは、心理的安全性。弱みを出しても助けてもらえるという安心感。弱みを出したら、そこを責められる環境は、もう最悪。
職員室では、センセイたちは、そつなく仕事をこなし、弱みを見せないから、つまらないなあ、と思います。ダメなところもあるけど、いいところはめっちゃイイ。そんな名物教師もいなくなったなあ、とも。
僕が教師になった頃は、成果主義賃金などなかったのですが、最近では、ボーナスや昇給に、管理職の評価が反映されます。年度当初に、今年は何をがんばるか宣言して、管理職に見てもらうんです。この影響もきっとあるんだと思うんです。
組合は、これにはずっと反対してきました。僕は、その論陣を三十年近く張ってきたんですよ。最後は、導入されちゃいましたが。無念です。
年度当初に、人事評価シートに色々書き込んで、管理職に提出するんです。ここが、評価のスタート。
あ、今年、そのシート、出し忘れた(笑)わざとです(笑笑)