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DX推進 07 l DXの嬉しさは効率化だ!だけで従業員は動かない

こんにちは!shinです!
読んでいただき、ありがとうございます😊
急にフォローさんやスキの数が増えて、恐縮しております!
引き続きゆるゆると更新していきたいと思います!

前回までの記事で、自分の短期ミッションを確認し、ターゲットを見極める方法を考えてきました。


その次に考えたのは、動機付けです。
新しさを好む『初期市場』のイノベーターやアーリーアダプターが食いついてくれたとしても、もう1つハードルがあるのです。

みんな、毎日くそ忙しい、ということ。
やりたくても、食いつきたくても、そんな時間や体力はない。
時間や体力があったとしても、それを割く価値があると認識してもらえなければ、行動にはうつしてもらえない

自分自身に落とし込むと、もう会社が嫌だったので、ポータブルスキルをつけたくて、業務時間内に合法的に勉強したかった、というだけですwww

なぜDXに取り組む必要があるのか。
会社は、、、少なくとも私の会社は、『業務効率化』『生産性向上』
くらいしか、これまで言われてきた記憶がないです。

では、従業員の立ち場に立った時、果たして『業務効率化』や『生産性向上』に嬉しさはあるのか?
あくまでも上っ面しかわかっていない会社員個人の意見ですが、馬車馬のように業務に追われて来た人たちが、急に効率化できるぜ!、と言われたとして、現実的に思いつくのは、残業が減るということ。
あるいは、仕事が減った分だけ、別の仕事が降ってくるのです。

仮に残業が減って早く帰れても、残業代が少なくなって、給料が減るだけですよね。
今まで時間を犠牲にしていろいろな感覚が麻痺しているのに、瞬発的にそこに嬉しさや、義務感を持つ人は少ないのでは、、、
DXやデジタル化を頑張って、業務効率化したところで、特別手当が出るわけでも評価に大きな差が出るわけでもない。それは経営者の考慮不足だとは思いますが。

だったら、これまで通りのやり方で、これまで通りの時間で残業し、毎年の昇給を当てにして、それなりの結果を残した方が、無駄な労力を使わずに済む、と思ってしまうのではないか。

もちろん、このくそ忙しい人たちのために少しでも役に立てるように頑張りたい、と言ってくれる部署の人もいます!ものすごく少ないですが。
ただ、せっかくのやる気が届いていないのです。
何を誰のためにどう取り組んでいるのか、部署間の壁を越えられていないからです。

会社内の常識に当てはめていては、何も変わらない、と思いました。
すでに、この会社は遅れているかもしれない、という意識で進めないと、危機感や義務感を伝えることができない。

じゃあどうするのか。
日本人的感覚を逆手に取ることにしました。
会社のみんなはそうだろうけど、もっと広い視野でみて、日本や世界でみると、当社は遅れをとってるんだよ、と一般的に言われていることを示すことにしました。

危機感をあおることはあまり良い方法だとは思いませんが、会社では教えてくれないけれど、政府が出している情報の基礎知識として、『DXレポート』を活用しました。


今日のおまけは、おやすみです!
次回から、DXレポートを読んだ話をしていきたいと思います!

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