上手に会話する10の方法 ~TED Talk
こんにちは。昨今ガイドの仕事が100%なくなってしまったオオシマです。
ガイドの仕事が無くなっただけじゃなく、子供の小学校も休校になってしまったので、仕方なくずっと家にいる毎日です。いつまでこれ続くんでしょうかね? 幸いにも子供が外に出たいタイプではなくて家の中でずっと粘土遊びしたり絵を描いたりするのが好きなので、文句を言われることなく過ごせています。
さて、そんな感じの日々なので、ろくに英語を使う機会がないわけです。なので勉強ですね。TEDトークなどを見たりしています。
今日出会ったのは、このトーク。
Celeste Headlee / How to have a good conversation
上手に会話をするためには、まず聞くことだとおっしゃいます。最近は誰もが自分のことを話したがるので、天気の話題でさえ論争のネタになってしまう。「そんなに言いたいことがあるならブログを書きなさい」と。笑いを取るネタでもあるのでしょうけれど、一理ありますね。
僕がTEDトークを見る時には、最初に英語字幕を出しながら、ひとつひとつの単語を聞けているのかということをチェックします。次に、日本語字幕を出して意味を確認します。最初から字幕無しで意味が取れればいいんですけれど、それは理想ですね。その程度の英語力で全国通訳案内士の試験を突破できるのかと馬鹿にされそうですけれど、実際に突破できたんですから、仕方ありません。あの試験は、ネイティブの人とハイスピードで議論できる能力を問うているのではないと思います。
それはさておき。もちろんネイティブの人とハイスピードで議論できるくらいの英語力も欲しいので、TEDトークなんかを聞いたりしているわけですが、今回のセレステさん、喋りがめっちゃ早い。1分間に何単語喋ってるんだと叫びたくなります。でも、これが聴き取れる。面白いですね。もちろんすべての単語を完璧に聴き取れているわけじゃないんですけれど、意味が最初から入ってくる。トークのテーマが難しい哲学や、物理学や化学の話じゃないということも聴き取れる大きなポイントでしょうけれど、凄いスピードながら確実に正確に発音してくれているのが重要なのでしょう。ググってみたら長年ラジオの仕事をしている人気パーソナリティだそうです。ラジオは声だけですから、きちんとした発音が重要なのかもしれません。
話の内容も「上手に会話をする10の方法」なので、ガイドするのにも参考になります。ガイドは案内する場所の歴史的背景など、知識をひけらかす傾向が強いらしく、そういうガイディングは嫌われることもおおいのだとか。じゃあ最初から歴史的背景なんか知らなきゃいいのではとも思いますが、それではガイドではないですよね。一応知ってて、最低限の知識は伝えた方がいい。じゃあどのあたりが「最低限」のラインなのか。ここが難しい。それより低いラインでしか説明しなければ「こいつ何にも知らない」と思われるでしょうし、逆にそれより高いラインで喋っちゃうと「マニアックなこと説明されても辛いわ、学校の授業かよ」と思われるでしょう。
まあそういうのは相手にもよるわけで、友人との普通の会話と同じく、「流れの中でどこまで説明しようかな、これ以上はやめとこうかな」というのを決めていけばいいのかもしれません。セレステさんもこのトークの中で言ってましたよ、「流れにまかせることが大事」だと。
あ、僕のnoteでTEDトークについて紹介する回は、あとで自分ももう1度見てみたいトークでもあるということです。YouTubeやTEDアプリで偶然見たトークに後日偶然出会える可能性なんてほとんど無いですもの。なのでnoteに書いておくことで、自分が後から思い出すことができるというわけです。なので、たくさん見ている中でも面白かったなあというもの厳選ですので、なにか面白い英語トーク探してるんだけれどという人にはオススメです。
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