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絶対お父さんも医者でしょ

今日の日記

朝8:30に家を出るはずが、8:45になってしまった。いつも出発予定の時間に間に合わない。
子どもが2人生まれてからも、この私のルーズさは改善されることなく健在だ。

8:45に家を出て、まちの大きな病院に行った。5日も発熱が続く娘を診てもらうためだ。
私はGoogle MAPを表示したiPhoneを片手に、10ヵ月になる娘の乗ったベビーカーを押して歩く。今日は夫に車で送ってもらうことができなかったので、地図を見て一生懸命目的地を目指した。
地図を確認しながら、坂道を登っていくと、じんわり汗をかいた。娘はベビーカーの上でスヤスヤと眠っていた。もう熱もだいぶ下がったので苦しそうではない寝顔だった。

病院に着くと、待合室には数人の患者さんがいた。知り合いがいたような気がしたけど、プライベートなことだから話しかけちゃまずいと思ってやめておいた。

「ほしむらさんどうぞ」と看護士さんが声をかけてくれた。

「○ちゃんのお母さん、初めまして」

小児科の先生はそう言った。
昨日、病院に娘を連れて行ったのは父親だったから、私とは初対面だったのだ。

先生はマスクをしていても分かる。めちゃくちゃイケメン。そして、若い。病院の先生に「初めまして」なんて挨拶をされたことは生まれて初めてだ。私は驚いた。昨日の診察で、先生に良くしてもらったことは夫から色々と聞いていた。

私は実際に先生の診察を受けて、
「天は一物もそれ以上も与えるのか。」
「この人は人生何回目なんだろう。」
「絶対お父さんも医者でしょ。」
と思った。
先生の名前をあとで調べたら、やっぱりお父さんも小児科医だった。

娘の熱も落ち着き、あとは自宅で療養することになった。また明日。



気をつけたこと

いつ、どこで、だれが、なにを、なんのためにしたのかを必ず書く。五感で感じたことを書く。


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