ナルコレプシー15
先日、テレビを見ていたら偶然にも母校の受験がとりあげられていてビッックリ!!
いつの間に中学校が出来たんだ!?
あっちゃんが通っていたときは、私立の女子校でおバカちゃんが通うような学校だった。
卒業してから数年経って、男子クラスのは偏差値の高いクラスが出来て、その後共学になり、着々と偏差値が上がっていったことは知っていたけど、まさか中学校まで出来て、「憧れの学校」的に紹介されていたのには驚いた。
思い返してみれば、高校1年の夏に、担任の教師に呼ばれ、来年から特進クラスが出来るんだが入らないか?と誘われたが断った。
だって、厳しいっていうんだもん!!ww
かなり説教的にアピールされ、入りたくて入れるクラスじゃないとまで言われた。
そう!!
あっちゃんは、入学してから中間テストでちょっとイイ成績を修めてしまったのだ。(゚ロ゚)w
結局は普通にそのまま、通常の進学コースに進んだ。
でも、今となってはそのあっちゃんの選択は大正解だった。
冬になって、ナルコレプシーを発症し、授業は愚か、テストさえ寝てしまい、まともに勉強することが出来なくなってしまった。
どんどんあっちゃんの成績は落ちてゆき、卒業時にはなんとほぼ最下位近くまで落ちた。
心の中で、短大に進むクラスメートが羨ましかった。
でも、負けん気が強くてプライドの高かったあっちゃんは、それを微塵にも出すことなく、卒業を迎えた。
あの時、特進クラスに進んでいたらどうなっちゃったんだろう?
授業についていけないどころか、居眠りを指摘され怒られて、きっと退学していたんだろうな。
その後、発症から病気とわかるまでの16年間、あっちゃんはまるで変わってしまった。
あんなに負けず嫌いだったのにね。w
勝てないことが当たり前になっていった。
悔しさを表に出すこともなく、仮面を被ったピエロのよう。
あの頃、病気とわかっていたら・・・なんて思っても仕方ないけど、たまに夜になると1人考えて眠れない夜もある。
今を生きる、未来ある若い子達があっちゃんのようにならないことを切に願うばかりだ。
そして、学生生活を思いっきりenjoyしてほしい。
おわり。