#15 脈なし認定〜会えるまで
強く輝きたい!30代、ゲイです。
chatGPTにも脈なし度80%以上と言われ、相談した人たちからも「次に行ったほうが…」と言われまくったけれど、なんやかんや1回は会えたので、それまでの経緯を書きたいと思います。
①「諦めな」と言うけど…
未カミングアウト、ストレート男子に相談したところ、「諦めな」と言われましたが、連絡を取るようになった経緯(相手から聞いてきたなど)を伝えると、ストレート男子はやや怪訝な顔をしていました。
「LINEして、ちょっと違うなって思われたんでしょ」と言われ、そうだろうな思う反面、
ストレート男子の怪訝な顔を見て、「あれ?なんだろう。」となんか引っかかるところがありました。
②LINEを見返す
そう思って、彼とのLINEを見返してみたら、「あれ?なんか意外と良い感じなのでは?」と思う気持ちがでてきました。
短文や一問一答ではあるんだけれども、ちゃんと返ってきていたり、なんか楽しそうじゃん!って気がしました。
リアルタイムでは『脈なしっぽいな…』『LINE面倒なのかな…』と感じる内容も、後々見返してみるとなんかそうでもない…。
リアルタイムの時の自分の感情が、同じ返信に対してもネガティブに評価していたようでした。
また、『一言返信は脈なし』『相手から質問してこないのは脈なし』と決めつけていたのも良くなかったのかなと思います。
これらは一般的な脈なしのサインではあると思うのですが、『そういうLINEコミュニケーションパターンの人もいる』とか『忙しい中でもとりあえず返信はしてくれている』と考えても良いのかな?と思えるようになりました。
③仕事に全力を注いでみたけれど…
あと1週間くらいは自分からLINEをしないつもりで、仕事に全力を注いで乗り越えようとしました。
しかし、キャパが大きくないので、2日で疲労の限界がきました。
そして、仕事頑張って疲れるほど、
社会の役に立ちました!ってなってる時ほど、
彼に会いたい!連絡したい!欲求がブチ上がりました。
④連絡をしてみる
連絡したい気持ちの自分がいる。
そして、色々と冷静になって考えると、相手のLINE(絵文字一つだけど)を止めているのも自分。
そんな状況の中で、相手から返信を待っているというのはちょっと僕のワガママでもあるのかな?と思い始めました。
なので、『もう◯週間は連絡取らない!』なんてしなくてもいいのかな?と思い始めました。
前日に、友達から「おはよう」とか「おつかれ」とか軽く送ってみたら?と言われていたので、「お疲れ様です」と送ってみました。
ソッコーで返信が来ました。
コミュニケーションのパターンは変わらないけれど、冷静な気持ちで考えると、悪くない状況なのかな?と感じました。
⑤気になっていることを聞く
しかし、根には『彼氏がいるから余裕なのでは?』『まだ彼氏とどうなるか分からないから僕はキープされているのでは?』というネガティブ思考も消えません。
chatGPTからの助言を用いながら、気になっていることを聞いてみます。
「アプリから恋人募集とその他募集がなくなってるけど、何かあったの?」
失恋覚悟で聞いてみましたが、答えはヤリモクのメッセージが多いから消したとのことでした。
「ログインもしてなかったし、彼氏ができたんじゃないかって不安だった」と伝えると、「気にしすぎ笑」と言われ、少しホッとしました。
しかし、なかなか会えないのも事実。
何も起きないで終わる可能性はまだ高い。
そう思って、相手のことばかり考えていることや、それは好きって感情であることを伝えました。
相手としてはまだちゃんと会っていないので、という感じでしたが、このまま会えないのではないか、そうするとこの気持ちも言えないのではないかという思いから、先に伝えてしまったと説明しました。
それを聞いて彼は、ちゃんと日程を調整すると言ってくれ、その2日後に、「今日の夜なら会えるかも」と連絡をくれます。
「行くぜー!」って即行動しそうな僕に「まだ確定ではないので14時まで待って」と言いましたが、16時過ぎても連絡はありませんでした。
『会えるかも!』となった瞬間に髪を切りに行き、美容師さんに「もう用事があってもなくても◯◯に行けば?どうせこっちにいたって家にいるだけでしょ?」と言われたことに背中を押され、会えても会えなくても向かうこと、少しでも時間が許せば1杯でも飲みに行こうと伝えました。
残業しないように頑張ると言ってくれ、そして、夜には会うことができました。
⑥たくさんのソーシャルサポート
今回の恋について、いろんな人に相談して、色んな人に助言をもらいました。
とても支えになりましたし、不適切な行動を以前より抑えられた気がしますし、
もし今後も継続した関係を続けることができたら、教えてもらったお店とか、デートコースに行ってみたいです。
⑦自己理解とアサーティブ
『なんで返信ないとこんなに不安なんだろう』などといった自分の闇を振り返ることで少し冷静になれた気がします。
冷静になるとネガティブなメガネで関係を見ずに、より現実的に見れるようになったんじゃないかと思います。
相手の言動だけで状況を確定させるのは無理がある。自分の中で『彼氏がいるんだ…』と悪い想像をしても答えは分からない。
相手にちゃんと聞く。
分からないから不安になる。
でも分かるためにコミュニケーションを取る。傷つく可能性もあるけれど、大事だと思いました。
また、『夫婦・カップルのためのアサーション』という本を読んで、自分もYes、相手もYesなコミュニケーションをとっていこうという考えになったのも大きな影響だったと思います。
その中でも、『相手に変わってもらおうと思わず自分が変わる。』ことや、『まずは自分についての理解を深める』ことが大切だということがより影響したと思いますし、『自分に自信を持つ』ことが大事であるとも気づきました。
自分に自信がないからネガティブな思考に陥って、相手の言動を否定的に捉えて自滅していたんだと思います。
⑧これからのこと
LINEについては大きな期待を手放して、『この人こういう人』と思うようにしたり、
『返信がなくてもネガティブなことが起きてるわけではない。向こうの事情もあるし、忙しいのは事実』と捉えようと思います。
『幸せが不在の時も、怖くはないんだよ』『幸せの不在=不幸ではないんだよ』『安心して自分の時間を過ごしてていいんだよ』と自分に伝えていきたいです。
また、病んでるなと思ったら、すぐにLINEを返信しないで、一旦落ち着いてから返事をしようと思います。
実際会っていて楽しくて幸せで嬉しかったですが、相手の気持ちが見えなかったので、まだまだ僕の病みは続きそですが、
自分を振り返ったり、アサーティブなコミュニケーションを練習したりと、頑張っていこうと思います!!
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