弥勒様(犬夜叉)に学ぶスケベ学〈其の一〉
私はスケベである。世に云う猥談や下ネタが大好きだ。
猥談や下ネタは、人を明るく楽しい気分にさせる素晴らしい力がある。
が、下ネタは単に言やぁいいというものではない。その場の空気に合わせ上手く言葉を選ばなければ、時に人を不快にさせてしまう。
下ネタをhappyなものとして扱うには、空気を読み、いかにインテリジェンスかつ品性とユーモアを含んだ言葉選びができるかという技量を要するのである。
斯様なことを持論としている私は、アニメ「犬夜叉」に登場する弥勒というキャラクターを、スケベの師と仰いでいる。
弥勒様は徳の高い立派な法師であるのだが…何如せん、スケベなのである。
旅先で会う若い女は必ず口説き、何かにつけて若い女の尻を撫でるという、とんでもねぇ変態どスケベ野郎である。
そんな弥勒様は、時折下ネタ発言をする。
変態スケベ野郎ではあるが、インテリジェンスかつ気品が感じられる下ネタ発言の巧さは、彼の右に出る者はいない(と、私は信じているぞ…)。
弥勒様の下ネタ発言を挙げてみる。
まず、彼の名(迷)台詞かつ決まり文句
「私の子どもを産んでくれないか」。
この台詞を安直に言い換えると「ナマでヤラせてくれ」。あぁ、言葉を変えただけでクソ最低な猥褻発言になってしまった…。
だが、弥勒様はこの最低とも言える発言を、巧妙な言葉選びを用いて「あなたとの子どもが欲しい。それほど私はあなたに惚れている。」とも捉えられる発言に作り込んでる。なんと素晴らしいスケベ野郎なのであろうか…!
続いては、昔口説いた少女に再会し、一晩の過ちを犯しそうになった際の弥勒様の台詞について解説する。
其の二へ続く。