ムーチーの日 【伝統菓子の作り方】
【健康祈願・厄払い】
去る1月20日はムーチーの日!(旧暦の12月8日)
伝統行事だからやるんじゃなくて好きだから作ってる我が家。
紅芋味と黒糖味の2種類作ったので、その様子をご紹介したいと思います。
①葉っぱを採ってくる
②お餅をこねる
③お餅を葉っぱに包む
④蒸す
やることはシンプルですが、結構大変なのです。
材料
・月桃の葉っぱ
・もち粉
・砂糖
・紅芋パウダー
・黒糖
・お水
・油少々
・ビニールテープ(紐)
1.採ってきた月桃(げっとう)の葉っぱをキレイに洗う。
買ってきてもいいのですが、10枚セットで200円ぐらいするので、手間がかかっても採ってきた方が安く済みます。
また、1つ作るのに、2枚の葉っぱを使うので、10枚で5個しか作れません。
我が家のように沢山作る人は採ってきた方がよいのです。
公園やその辺の草むらに沢山生えています。とっても生命力の強い植物で、一年中生えています。
香りが独特なので、好き嫌いあるかも,,,,。
(私は大好きですが)
キレイな布巾で軽く拭いておきます。
サイズ別に分けておくと、包む時に作業しやすいです。
2.もち粉をこねる
スーパーに売っているミックス粉を使っていますが、それだけだとあまり甘くなくて味も薄いので、紅芋味には砂糖と紅芋パウダーを、黒糖味には黒糖をお好みで加えます。
今年は、500gの2つなので、1㎏ですね。
袋に書いてある通り作れば問題ないのですが、紅芋はパウダーを足すので、お水も様子を見ながら足していきます!
お水を入れるときは一気に入れず少しずつ入れる!
そしてこねます!
こねるこねるこねるこねる。
とにかく沢山こねます。
30分はこねないと柔らかいお餅にはなりません。
娘も頑張ってくれたので今年は楽でした。(お疲れ娘よ)
だいだい耳たぶぐらいの柔らかさになったらオッケーです。
1日冷蔵庫で寝かせるといいらしいのですが、そんな時間はなかったのでそのまま作りました。お時間のある方は試してみるといいかもですね。
3.葉っぱに包む
2枚重ねて、葉っぱの裏に、お餅をのせる。
食べる時に、どうしてもお餅と葉っぱがくっついて食べにくいので、油を少し塗ってから、お餅をのせます。
油を塗っておくと食べる時に、ちゅるっと剥がれて食べやすくなりますよ。
包んでビニールひもで結ぶ。
4.蒸す
蒸し器になるべく重ならないように並べて、20~30分蒸します。
蒸している間、サンニン(月桃)の葉っぱの香りが家中に広がって癒される~。
めちゃリラックス効果あると思います。
最近では化粧水や抗菌剤なんかにも使われていたりしますね。葉っぱに抗菌作用があるらしいですよ。
はぁぁぁ~
完成!!!
体力要りますが、手作りだと更に美味しく感じるし、出来立てのムーチーはやっぱり格別です。
蒸しあがった紅芋味。
色が鮮やかになってキレイです。
あまった分は、冷凍庫に入れておけば長期保存が出来ます。
レンジで温めると、出来立ての状態がまた食べれますので、冷めたらすぐ冷凍する事をおススメします。
仏壇とヒヌカンにお供えをして、ウートートーして、美味しくウサンデーしました。
◎沖縄ちょこっと方言メモ◎
ヒヌカン = 火の神様
(台所のコンロ近くに祀っている。女の神様とも言われる)
ウートートー = 神仏または先祖に手を合わせること
ウサンデー = お供えしたものをいただく事
(お供えした供物をいただく事で、ご先祖様のご加護が得られるといわれている)
ムーチーの日 完
最後まで読んで下さってありがとうございます!
ムーチーって食べたら食べた分だけちゃんと結果出すよね。
体重計しばらく乗れないな,,,,,怖い。