【国際男性デー2020】
・女性らしさ皆無の私がこんな話しても参考になんねーよって話。
先日、琉球新報(沖縄の地方紙)に”ジェンダー意識調査”という記事が載っていた。
普段新聞なんてこれっぽっちも読んだ事ないのに、たまたま会社の事務所で目に入ってしまった。
表紙に「男らしさ」つらい47%ってあったから。えー。まじか。
琉球新報社が独自に調査し、ジェンダー平等についてのアンケートで、11月6~13日の間に紙面やウェブサイト、ツイッター、インスタ、LINEで回答を呼びかけ、8日間で630件の回答が寄せられたそうだ。
回答者の6割は県内在住者。
男性だから、男性なのにという考えで生きづらさを感じますか?
・頻繁に感じる 13.3%
・たまに感じる 33.8%
・あまり感じない 27.3%
・まったく感じない 25.5%
これを皆さんがどう感じるかは分かりませんが、私は普通だと思いました。だって女性の生きづらさを訴える人達の方が今の世の中、多いように感じるから。だから逆に言えなくなってるのかな?聞いたことない。
「男性の生きづらさ」どんなところに感じますか?
(複数回答可)
1位 力仕事や危険な仕事 51.6%
2位 悩みや弱音を言いづらい 43.0%
3位 女性をリードすべきだという考え 42.3%
4位 一家の大黒柱でなければという考え 26.4%
5位 育休や介護休をとりづらい 22.5%
6位 卑わいな話題に参加させられる 18.6%
7位 実家近くに住む、仏壇の世話など役割を求められる 17.6%
8位 定年まで働くべきという考え 16.0%
9位 ファッションの幅が女性より狭い 15.3%
10位 子供、特に息子を持てというプレッシャー 14.0%
男性にも色々ありますね。人間だものね。この中でも私が特に気になった回答は2つ。7位の【実家近くに住む、仏壇の世話など役割を求められる】と10位の【子供、特に息子を持てというプレッシャー】、これは沖縄県特有の問題に関わっているな~と感じました。この2つに関して、約15%の人が感じているというのは、私の中では多い方です。
沖縄には「長男信仰」「位牌継承」という考え方がある。知らない方はググってみてね。
なぜ長男がすごいんだ?といつも疑問に思っている。
なんか鬼滅の刃の主人公のセリフにもあったなー。「俺は、長男だから我慢できるんだ。次男だったら我慢できなかったぞ。」的な?(そうゆう事じゃないだろ。)
これは長男の長男が仏壇を代々受け継いでいかなければならない事や、仏壇ごと(伝統行事)が多い事でやることが沢山あるので、両親から長男は大事に育てられてきたという歴史?的な所があるからだ。もっと沢山しがらみはあるのですが、これは大きな理由の一つだと思います。(実際、色々な面倒ごとは長男嫁がやる。)
今の世の中長男しか居ない所ばっかじゃんかー!長男だから仏壇を見なければいけないという考えが、生きづらさと関係していると思う。
沖縄の長男がかわいそうだ。大丈夫か沖縄!
この位牌継承問題は我が家にもある。
うちは父が長男、母は長女。そして私と姉が一人。
そう長男の子供が二人とも”女”なのだ。
つまり仏壇を継承できないのだ。
そもそも女は嫁ぐ事前提で、家から出るという考えだから。女は継承できない決まりである....。
そしてたった一人の姉は東京で出会った人と結婚し、現在は神奈川に住んでいる。
こうゆう場合は父の弟、つまり次男の次男が継ぐらしいのだが(次男の長男は自分の親の仏壇を見るため)、残念ながら父の男兄弟も全員おひとり様である。まぁ私の場合イレギュラーなので置いといて...。
時代の移り変わりとともに人々の生活スタイルが変わるのと同じように、位牌継承のやり方や長男信仰の考え方も変わっていけば、変なプレッシャーを感じずに、男性の生きづらさも少しは解消するのでは?と思った今日この頃。
私は結婚する気がそもそもないので、ぶっちゃけ私が仏壇を面倒みても良いと思っている。私も同じ墓に入る気満々なのだ。もし結婚するにしても、婿養子でもオッケーだよと言ってくれる人がいい。完全にリードされる側よりリードしたい側である。
結局出来る人がやればいいんだよ!って思っちゃう。
じゃぁ誰もやらなくなる説。まぁ今は永代供養もあるし、そんなに深く考えなくてもいいんじゃない?この前お坊さんに話を聞く機会があって、お坊さん曰く、
「人は死んだら皆同じところに行きますから、供養の仕方や仏壇事を豪華にやった方がいいと思ってるのは生きている人だけですよ。これは気持ちですから。」
と言っていた。そりゃそうだ。
結局こっち側の気持ちの問題だよね。
男だからってプレッシャー感じるのも本人次第って事じゃん?
因みに私は女だからってプレッシャーを感じたことは一度もない。
女性らしさ皆無の私がこんな話しても参考になんねーよって話
完
最後まで読んで下さって、本当にありがとうございます!!