小樽くらし0801-0807
8月1日(月)
祖父の初盆のため、久しぶりにおばあちゃんの家へ。
お昼ご飯を食べようとお弁当の蓋を開けた瞬間にお坊さんが来ててんやわんやしたのが面白かった。
お経をあげてもらったあと、ご飯を食べながらNHKののど自慢を見る。
知り合いが予選会に出ると聞いていたのでわくわくしていたのですが、残念ながら本戦出場は逃したよう。
私もいつか絶対に出たいんです、、
家族全員で何の曲を歌うか協議し、そばかすか木綿のハンカチーフにしようということになった。(別に具体的な出場予定はない)
後から、キャンディーズの春一番も良い気がしてきた。
祖母と叔母と別れ、車で家族に札幌駅まで送ってもらった。
本屋で小説とエッセイ、計三冊を購入。
夕方の約束が後日となったため、家でゆっくりと過ごす。
明日は五日ぶりの出勤。
英気を蓄えた。
8月2日(火)
引っ越してから初めての通勤。
早起きはちょっと辛いけど、通勤途中坂道の遠くにのぞく海とか、こぼれんばかりに咲いている紫陽花が眩しくて、嬉しい。これこれ!この生活、この日常を!欲していたの!!
小樽→札幌間の電車に乗ると、進行方向に向かって左手川に海を見ることができる。
まだ少し空いている電車に腰掛けながら、海を眺めて出勤した。
スピッツの曲は本当に海に合う。
5日ぶりの出勤、メールフォルダも溜まった書類も大変なことになっていましたが、私には海がある...と思うと謎に強い気持ちになれた。ただそこにあるだけで、何よりも、私の味方です。
8月3日(水)
細々とした面倒な仕事がパタパタと飛び込んでくる。
メインの業務の他に、係内全体の庶務の担当が割り当たっているのですが、庶務って要するに細々とした雑用係なわけで、誰にも割り当たらない面倒な仕事の処理や、後始末を片手間でひたすら退治しています。
20時近くまで残業。
電車でうとうとしながら帰宅。
めちゃくちゃ疲れていても、最寄駅のホームに降り立つとものすごくホッとする。小樽に特別深い由縁があるわけではないのに、安心感がすごい。
鶏肉がピンチだったため、10時近くに帰宅したにも関わらず油淋鶏をこしらえるという暴挙を働く。
跳ねる油を怖がらずに料理できるようになったのはいつからだったろうか。(時折怯むタイミングも多々ありますが)
ネギがなくて残念だったけど、甘酢たれも美味しくできた。片手間に作ったミニトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼも美味しい。
8月4日(木)
午前中が修羅!という感じだった。
たぶんずっと鬼のような顔をしていた気がする...
最近難しい考え事をしていると、無意識に眉間に皺が寄ってしまうからどうにかしたい。
隣の席の同僚がものすごいマイペースに自分のタイミングでしか話しかけてこないのでかなりびびる。
「すいません」とか「今話しかけていいですか」といった枕詞を完全に切り捨てているので、独り言かと思ったらめちゃくちゃ呼びかけられていました!が多発している。全然急ぎじゃない用事は、始業前にしてはいけないよ!頼むよ!
昨日一昨日と残業が続いていたので、今日は早めに切り上げた。
帰り道、ミスドが買いたかったけれど電車の時間が迫っていたので断念する。明日買おうと思う。
油淋鶏の残りと、ピーマンとちくわをめんみでアレしたやつと、お揚げさんと玉ねぎのお味噌汁で夜ご飯にした。
札幌に住んでいた時よりも通勤時間が倍近くに伸びたのに、札幌に住んでいた時よりも生活へのモチベーションが高まっているのが驚き。
海を味方にすると心強い。守られている感じがする。
8月5日(金)
華金!残業!
出張、引っ越し、出張のサンドイッチで業務が溜まる。
セブンのレーズンサンドがめちゃくちゃに美味しいんだけど死ぬほど食べにくい。
手を汚さずに食べ切れたことがない。職場でみんなひけてしまい、ついに最後のひとりになってしまったので、鼻歌を歌いながら冷やしていたそれを食べた。
引っ越し手続きをしてくれた総務の先輩がとても優しくて嬉しかった。ミスドは買い忘れた。
8月6日(土)
妹と鬼滅の刃の全集中展へ!
妹がずっと行きたがっていて、会期ギリギリにようやく滑り込むことが出来ました。
妹も私もここ数年でアニメにハマることが少なかったので、鬼滅の刃はかなり稀有な作品。
無限列車編や遊郭編の原画や展示を見ると、リアルタイムで見ていた時の記憶がじわじわ蘇ってきてたいへん良かった。
無限列車編の煉獄さんがもう聖人すぎる。
遊郭編はなんとも言えない、救いようのない物悲しい気持ちになる。たまたま生まれ落ちた環境や世界で、その人の人生が大きく左右される。
今、私がわりかし普通に楽しく暮らせていることは、周りに恵まれていたからこそだよな、とアニメ放映当時感じていたことを、しみじみと思い出した。
勢いで煉獄さんTシャツを買う(!)
寝巻きにします。
たっぷり一時間ちょっと展示を楽しんだ後、お昼ご飯を食べて実家に帰宅。
夜、職場の方とのお食事会。
めちゃくちゃお洒落な中華を頂いたのですが、料理のとりわけやらなにやらを気にしていて全く記憶がない。初めてお会いした同い年の別部署の方がキラキラしすぎていて眩しかったことだけぼんやり覚えている。
結局お酒は頂かず、ジンジャーエールだけ舐めて終わった。
今度は一人でランチしに来たい。
帰宅してお風呂を済ませ、翌日の出張に備えて早めに眠った。
これは最高の実家メロン。
8月7日(日)
朝9時の便のため早起き。
父と母が車で空港まで送ってくれる。
車のテレビで、「ふくらはぎを5秒以上指で押した跡がすぐに消えなければ浮腫みが異常、腎臓に問題有の可能性」とのことで、大慌てでやってみたら即跡が消えた。
健康でムチムチでただ浮腫みやすいだけでした。
東京に着き、初めてエアポートラインの逗子行きに乗車する。目指すは横須賀!
目的地最寄駅のコインロッカーに荷物を預けて、お昼ご飯を食べにカフェに入る。
キーマカレー、ナポリタン、本日のまかないの三種類のメニュー。
キーマカレーいいなあと思っていたら売り切れで、本日のまかないは冷やしナポリタンとのこと。
ナポリタン温・冷しかなくてすいません...と申し訳なさそうに店員さんに言われ、可愛くておかしくて笑ってしまった。
冷やしナポリタン。
ひやりと冷たくて口当たり滑らかでとても美味しかった!具もゴロゴロ。
湯むきされたミニトマトがたっぷりで、甘くて目を見張るほど美味しい。
特に黄色いトマトが、まるでマスカットのような糖度!
水出しアイスコーヒーはワイングラスで出てきた。
この水出しもめちゃくちゃ美味しくて、舐めるようにちびちび大切に飲んだ。フルーツのような新鮮な酸味や、マスカットの皮の渋みのような感じられて本当のワインみたい。
帰り際、冷やしナポリタンも水出しもどちらも夏限定との話を聞いて、良い選択をしたなと思う。
店員さんもさりげなく、気さくで居心地が良かった。
出張、幸先がよい。
横須賀の汐入駅にお越しの際は、ぜひ!
お腹を程よく満たしたところで、仕事を一つ片付け、最後に海沿いを少し歩いた。
今日は特別打ち合わせ等なく、上司とも別行動なので気楽。
関東に来ても海を見ている。
横須賀の海はちょっとハイカラな感じがしました。
小樽とはしかし桁違いの熱さ(あえて暑さでなく、熱さ)で、すごい勢いでアイスコーヒーを飲み干して屋内に避難した。
荷物を引き取り、都内に移動してホテルに到着。
夜、友達に会ってお酒を作ってもらった。
ずっと楽しみにしていたオリジナルカクテル!
美味しくて美味しくておかわりした。
友達、元気そうで一安心。忙しそうだけど、体調気をつけて頑張ってね。
ほろ酔いでホテルに帰りつき、頭からシャワーをかぶって眠った。
夜遅くになっても、暑さが柔らぐ気配がない。
東京の夏、懐かしい。
今週のヘッダーの写真は、通勤で毎日見かけるこぼれ紫陽花。毎朝うっとりしています。
頂いたサポートは、いつの日かのフィンランド旅行の資金にさせていただきます!🇫🇮