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ジャンクダル・ジャンクテヤンのリペア記録⑧ ウィッグのメンテナンス1段階目
ウィッグ外した状態でしかできない裏側からの絡み取りと全体の艶出しを株式会社スターさんのドールヘアケアを使って行います。
いつの頃からか、ドールウィッグの手入れには「エアロボン&タングルティーザー」信仰が生まれ、まるでそれでなくてはいけないという風潮が一部ありますが、洋かつら用、人工毛用のケア用品であれば問題ないので手に入りやすいもの、自分が使いやすいと思うもので大丈夫です。
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ウィッグキャップの根元からくしを通したり、縫い付けられている段ごとにブロッキングしながら丁寧に梳かしていきます。
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本当はここまで傷んだり絡んだりする前に日頃からウィッグのケアしておくとキレイな状態で維持できます。
普段の手入れは静電気によるホコリの吸着を防ぐために水スプレーとコームで毛流れを整える。
くし通りが悪くなってきたらシリコンやオイルの入ったケアスプレーを使う。
ベタつきが出てきたらクリーナーやぬるま湯洗い。
一旦、ティナのデフォルトの髪型に戻そうと思うので顔周りの髪の毛を少し残して後ろでざっくりひとまとめに。
いろいろやり方はあると思いますが、巨頭ドールはドールスタンドだと反っくり返ってしまうので、私はボディをタオルで巻いて花瓶に立たせて髪の毛を整えています。
リペア完了まであともうちょっと。
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