小説の書き方 2

 小説の書き方、二回目になります。
 書き方と言っても、私もプロでは無いので、こんな私がこういう事を気にして書いてます、と言うことを、せっかくですので書いていこうと思います。

 色々と書きたいことはあるのですが、私が小説を書く上で気に掛けているのが、

・『読み易さ』
・『魅せる』

 と言うことの二点です。
 読みやすさと言うのも、色々種類があると思いますが、私は読み手の流れを止めないように気をつけています。まだまだ上手く出来ていませんが、流れている水を止めないように、気を配っています。
 難しい言葉を使わないという読み易さもありますが、私は物語の性質上、難しい言葉をあえて使うこともあります。
 ファンタジーはあまり使わないようにしていますが、ミステリやSFを書いていると、難しい言葉が逆に物語に深みを与えるような気がしています。

 そして、『見せる』ではなく、『魅せる』ということですが、これは以前noteに掲載しました、『声Ⅱ』で書いた手法を、意図的にやっていることが多いです。
 読む前に、一目で「おっ?」と思わせることが出来るのではと思っています。
 声で使ったのは、節の最後を階段状にする手法と、節の最後を全て揃えると言うことです。

簡単ですが、『声Ⅱ』の構造です。


 例1

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 例2

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 例3

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 こうやって、いくつものパターンを作ることが出来ます。
 使う場面は限られますが、私は回想シーン、会話のシーン、情景の説明などに多用しています。狐の嫁入りなども、所々意識的に織り込んでいるところもあります。
 どちらかというと、『詩』などで多用されている方が多いのかな、そう思います。

 私もまだまだ未熟なので、このような手法を取り入れると、逆に読みにくくなってしまいます。まだまだ精進が必要だと思います!


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