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疲れ果てて帰ったのに駅まで戻る羽目になった日

突然ですが、私の家は最寄駅からまあまあ距離があります。(自転車10分、徒歩20分)

時間的には自転車を使った方が良いのですが、坂道が多いことと、通勤中にラジオを聴くのが習慣なので、歩いて駅まで行くことがほとんどです。

ところが、先日寝坊して久しぶりに自転車を使った日がありました。

やばい、このままだと遅刻する!もういいや、今日は自転車を使おう!

おそらく、約半年ぶりに自転車を使いました。
おかげで乗りたい電車に余裕で乗ることができ、遅刻を回避できました。

ここで私は思いました。

帰る時に自転車を忘れないようにしないと。

そうです、これは後々フリとなってしまうのです。

2時間かけて職場へ行き(遠い)、
8時間労働し、1時間ほど残業、
さすがにお腹が空いたので、スタバで軽く食べ、
また2時間かけて最寄駅まで帰ってくる(遠い)。

そんなことをしていたら、朝の出来事など当然覚えているはずもなく。

駅に着くと、幸か不幸か丁度路線バスが停まっていたので、疲れ果てていた私は「ラッキー!」とばかりに飛び乗ってしまったのです。

もう今日はこのまま帰ってお風呂入ってすぐ寝よう。

と、完全にオフモード。
自宅近くまでバスに送ってもらい、家の前で鞄から家の鍵を出そうとした時、私はフリーズしました。

自転車の鍵がある。

一気に今朝の記憶がフラッシュバック。
私の愛車は今も遠く離れた駐輪場で私の帰りを待っています。

どうしよう、今日はもう諦めて明日取りに行くか。
でも駐輪場代の追加料金もかかる。
しかも明日休みで駅を使う予定がない。
でももう正直体力残ってない。

ぐるぐると考えて、結局歩いて駅まで戻ることにしました。

へとへとだし情けないし、「私何やってるんだろう」と、一周回っておかしくなってきて、ガクガクの足で駅へ向かいながら笑ってしまいました。

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