お大事にメール < アルデンテ
仕事中の推しくんから
雪すごいね、と
風邪をひいた、と連絡がきた
推しくんが風邪ひいたなんて
私の記憶の限り5〜6年ぶりとかなんだけど
〇〇だから風邪をひかないのか、
風邪をひいてもいちいち言わなかったのか
いやでもひいてなかったな多分
だかしかし
メールをもらった頃
私はテレワークめしを作っていたのだ
ちょうど出来立て❤︎
悪いけど
アルデンテを優先させていただく
返信はしばし待たれよ
ごちそうさまでした
おいしかった
うんうん、風邪ひいちゃったのね
心配だね
でも
私たちは数百キロ程度離れているうえに
どうせ週末会えるわけではないので
大人しくしていただくしかない
ただ弱ってメールをよこす彼に
テンションが上がってしまった(変態)
「遠くからエアハグするから
夜はゆっくり眠れますように
熱出たらもらってあげるね
弱ってる推しくんに
ここぞとばかりに近づいちゃう!」
※いやもちろん近付くのは比喩です 遠いし
そして文も一部抜粋している
メールなので他にも長々と書いている
その返信は無視された
なんでやねん・・・
いつもメールとかLINEの終わり方おかしいやん
意味不明のこと言われてまた熱上がったかな
だって「大丈夫?」とか言われるの嫌がるやん
難しい子か
でも推しくんの風邪なら
いつでももらってあげるよね、ほんと
早く治りますように