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motorola edge 40のレビュー

サブ機としてGalaxy S22を使っていましたが、あまりの発熱のひどさに売却。

結局重いタスクやゲームはiPhoneでやってしまっている現状もありサブ機はミッドハイで十分になってしまったというところもあって、
IIJmioで以前から気になっていたmotorola edge 40を買ってみました。

特価で19,800円!
性能的にはスナドラ865 Plus程度の性能なのでだいぶお値打ち。

しかもそれなりに薄くて軽いので、コアなファンの多いMi 11 Lite 5Gの後継として選んだ人も多いとかなんとか…。


概要

motorolaが2023年夏に発売開始したミドルハイモデル。
ブラックにはヴィーガンレザーと言い張る謎素材が使われていて、むしろケース付けたほうが滑るという謎な感じ。

薄い、軽い、熱い、そしてエッジスクリーンという人を選ぶモデルです。

開封


すっごく、サスティナブル(なにが)


付属品はとても豊富

今時のスマホなのにかなり付属品が豊富です。

付属品

  • SIMスロットイジェクトピン

  • クイックスタート・moto careの案内

  • PC素材のハードケース(サイドはがら空き)

  • 68W TurboPower チャージャー AC+USB-Cケーブル(両端Type-C)

本体外観

エクリプスブラックを選択しました。
ヴィーガンレザーと呼ばれるなんかよくわからない素材です。
PUレザーという認識でいいのかわかりません。
裸族で使いたい端末ですが、旧Twitterを見る限り耐久性はあまり高くはないようです。

カメラっぽい

すみませんが理由は後述しますが売ってしまったので写真をほぼ取ってません。

が、一般的なエッジスクリーン端末とそう変わらないデザインでした。

性能面とか使用感とか…

数字上のスペックのお話

Antutuはなぜか3DがLiteになるっぽいので未計測。
というより個人的にAntutu入れるの面倒くさいしGeekbenchのほうが好きなのでGeekbench 6のスコアを乗っけておきます。

悪くない

マルチコアスコアは冷却しながら測ったSD 8 Gen 1のGalaxy S22と同じくらい、
シングルコアスコアはSD865のGalaxy S20 5G同じくらいです。

GPUはざっくりPixel 6aの3割減くらいの性能です。

実使用で感じたスペックの話

個人的にGB6でCPUスコアのうちシングル1000点・マルチ2000点超えてくるとまぁ使えちゃうかなって感じなんですよね。
ウェブブラウジング、X、Instagramなど特にストレスを感じる部分はありませんでした。

ただ割と熱いというか、S22ほどではないものの結構発熱を感じました。
筐体が薄いからしょうがないのでしょうが、もうちょいマシにならないものかと…

外で使ってると結構発熱したままになり若干動きも悪くなる感じがあって微妙。

ついでに発熱し始めるともともと微妙なモデム周りが輪をかけてひどくなり、結構通信が詰まります。

ディスプレイ面ですが最大144Hzで、自動設定だと120Hz~60Hzで可変です…が、
自動にしてても90Hz以上に上がってくれる場面が少なく、なんなら60Hzのままの時もありました。
リフレッシュレートの自動制御は不安定で120Hzか144Hz固定にしたほうが快適かなと思います。

moto g53y 5Gはかなり賢く60~120Hzまで動かしてたのでなんでって感じですが…

バッテリー周り

4400mAhのバッテリーと若干容量が少ない上に、さらに電費の悪いDimensityと言う事もありバッテリーの減りが速いのが難点です。
ですが、それを打ち消すのが充電の速さ。

68Wと最高速ではないですが必要十分の速度は確保されています。

残27%から充電刺してみると…


27%
10分でここまで…

10分でなんと36%も回復。
なんて速さだ…

この後10分後に82%、さらに10分後には99%と30分あればほぼフル充電できました。

ちなみにPD PPS対応充電器に刺すと45Wで充電できることは確認しました。
(UGREENのやつでテスト)

その辺の汎用充電器で高速充電できるのは大きいですよね。

カメラの評価

特にこれと言って評価できるカメラではないですね。
普通に撮れますが特別きれいというわけでもありません。

1/1.5インチセンサーにf1.4という組み合わせなので被写界深度がとても浅く料理の撮影などは結構苦労します。
ちょっと離れてズームで撮りましょうって感じです。


そのまま撮影。ヤンニョムチキンがボケボケ。


ちょっと離れてデジタルズーム


ちょっと暗い店内、若干白っぽい


比較用にiPhone 15、明るく映ってしまってるが色味は近い


こういうの撮るのには向いてる

微妙なポイント

パケ詰まりがひどいです。
何を差し置いてもこれがダメ。

povo 2.0なんですが、今までのスマホではそんなことは起きてないものの
この機種だと突然アンテナピクトに「!」が出て通信ができなくなっちゃうんですよね。

飛行機を飛ばせば治るもののまた起きると言う事。
そして発熱するとその頻度も上がるという何とも言えない感じです。

前のXiaomi 13Tを手放した理由もほぼ同じで、Dimensityはモデム周りがダメなんじゃないかって思ってしまいます。
少なくとも個人的にしばらくDimensity搭載機種はモバイル機器としてなら選びたくはないかな…。

総評

今買うと1.9万で手に入るとはいえ余程motorolaが好きか、
安くミドルハイのスマホは欲しいが宗教上の理由でXiaomiやOPPOは無理という人以外お勧めしません。

薄い軽い以外のメリットは何もないかなという印象。

仮にパケ詰まりがなくても、どの箇所も微妙に中途半端であえてこれを選ぼうと思える決定打がない器用貧乏。
いわば赤魔導士タイプって感じがします。

カメラもダメじゃないけど良くはない、画面はまぁキレイだし明るいけど他と秀でてる面は特にない、バッテリーは微妙、薄いけどそこまで薄くない、軽いけど圧倒的に軽いわけでもない。

どうでしょう?でも他人と被らないというメリットもあります。

デザインが好きとかAOSP系じゃないとしぬ!ってわけじゃないなら他にもいろいろありますから、よく選びましょう。

と言って私は薄さは犠牲にRedmi Note 13 Pro 5G(スナドラ積んでる+じゃないほう)を買いましたとさ。

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