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iPadのライブ変換に救われた話

皆さんはiPadのライブ変換機能をご存知だろうか。
Macにはもともとあったらしいのだが、最近のアップデートでiPadにも実装された。

簡単に言えば、入力しながら変換を進めてくれる機能で、スペースキーを押さずとも自動である程度誤変換もなく文章化してくれるのである。精度は思いの外低くないのでストレスも少ない。

なおこのライブ変換は外付けのBluetoothキーボードをつけたときだけ動作する仕様なので、普段ハードウェアキーボードを接続していない人には馴染みが薄いと言うか、気付いていないかもしれない。

実は私はタッチタイピングができない。
キーボードは見ないと打てないのである。発達障害の影響で手先の細かい動きが苦手なためだ。
これは実はライターにとっては致命傷に近く、変換に気を取られてミスタイプで時間をかなり失っていて効率が悪かった。
特にキーボードとディスプレイ間の視点移動が多くなるので、頭でいくら頑張っても誤入力は増えるばかりだった。

ところがこのライブ変換機能が救いとなった。今この文章はまさにライブ変換で打っているのだけれど、ほぼほぼスペースキーの世話にならずに済んでいる。
キーボードに基本的に集中しておいて一文ごとに見直して誤変換を修正すれば済むので、気にせず打ち進めることができる。
つまり変換は基本iPad任せにしてただただ打つ。そして直すと言うことが可能になったのだ。しかも変換は学習されるので打てば打つほど精度は上がっていく。

あとiPadの場合縦画面で作業ができるので何かと効率がいい。今はマルチウィンドウが使えるので調べ物しながらの作業でも、前ほど不便もなくなった。

ということで、しばらくの間原稿の下書きはiPadとGoogleドキュメントでこなすことにした。iPadでWordが使えないわけではないが、何かと便利なのはGoogleの方だった。まあコピペすれば納品は問題ないし。

今日も今日とてテクノロジーに助けられて生きる私なのであった。

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