
明日の夜行バスで京都に行こう3(バスタ新宿、夜行バス)
こんにちは、こんばんわ。aoi kawaです。
神保町の梅の湯で汗を流し、小雨の中バスタ新宿へ。
神保町駅から新宿駅は都営新宿線で10分くらいなので便利でした。
22時半前には新宿駅に到着。
そこでその日使う歯ブラシや化粧水がなかったことを思い出し、集合時間まで30分あったのでドン・キホーテ新宿東南口へ向かいました。
私、知らなかったんですが新宿のドン・キホーテって基本どこも24時間営業なんですね。
さすが眠らない街。
ありがたや~と入っていくと、もう夜も遅いのに元気なアジア人の観光客で活気づいている。
混みすぎて見たい売り場になかなか辿り着けず。
時間感覚も土地感覚も麻痺しました。
なんとか必要なものを調達し、万全な状態でバスタ新宿へ。
はじめてのバスタ!と意気揚々と待合室に足を踏み入れる私。
それとは対照的にどんよりと床に溢れかえっている大勢の外国人。
少し不穏な雰囲気。

トランジットも含め海外の空港には何度も行ったことがあるのですが、こんな光景は初めてで正直、夜行バスはミスったかもと不安が湧いてきました。
ただ案内板を確認すると私の予約したバスは少し離れたエリアから発着することが判明し、すぐ待合室を出ることに。
外なので空調はないのですが、たくさん並ぶベンチに私と同様に眠たげな日本人の一人客がぽつりぽつり静かに座っていて、安堵しました。
案内係の方々がこそっと、今日出勤したらスラム街にみたいになってて帰りたくなったと仲間内で話しているのが聞こえてきたりして。
心の中で頷いてました。
みんな疲れが溜まってて偶然そんな雰囲気だったのかもしれませんが、バス選びは結構慎重になった方がよさそうです。
ちなみにハイになって叫んでる大人もいて、別のバスに乗ってくれ〜と心で念じていました。

夜行バスについて。
曜日や時期によって料金が変動するのですが、火曜日出発はお安めに設定されています。
2024年7月の最安値だと2500円くらいから出ていて、予約画面の中では大変魅力的に輝いているのですが、過去に安い便を取って痛い目を見ていた私。
少し迷いましたが旅行は体が資本なので、5000円の3列独立シートに課金。
安いに越したことはないけれど、新幹線代を考えるとそれでもお安いですしね。
あの叫んでる人を見た時ほど、前日に高めの便を予約した自分に感謝したことはありませんでした。
ただ最後の一枠を予約していた私の席は一番前の真ん中。

そうです、入口の前に鎮座する席だったのです。
乗車してくる人を私の足の裏がお出迎えするという大変オープンな席でした。
内心ここに席作っちゃうんだという感じでしたが、出発してしまえば脚を伸ばせて快適快適。
まぁ短い脚なのでそんなにスペースは必要ないんですけどね。
運転手さんの交代もかねて2時間に一度SAに停車するスケジュールになっており、その度にどうしても乗り降りする人達と接触してしまうので、次回以降は座席指定ができるくらい前もって予約しようと肝に命じました。
これも経験です。
そしてそして、私が今回夜行バスに持ち込んで本当によかったもの。
それはずばり「ロイヒ」と「めぐリズム」です。

まずロイヒとは、丸いシール状の湿布みたいなもので、凝っている部分やつぼに張っておくとすっきりするという魔法のアイテムです。
今回私はバスに乗り込み次第、すぐに凝るであろうと予測される箇所に張りまくりました。
肩、鎖骨、肩甲骨周り、腰、足の裏。
このおかげか分かりませんが、京都に着いたとき、凝りは全くありませんでした。

次にめぐリズムは蒸気で目をあっためてくれる簡易アイマスクです。
こちらはちょっと普段の用途と違う面で役に立ちました。
本来はこちらを装着すると温もりでリラックスして即寝落ちできるんですが、この日の私は銭湯でみっちり身体を暖め過ぎた身体。
熱くてむしろ目が冴えてしまうことに。
ただ冷めた後にシンプルにアイマスクとして活躍してくれました。
あとは寝ぼけていて、いつの間にか普通のマスクとして使っていたりと時間の経過と共に活躍の幅を広げていました。
流石にトイレでマスクみたいにつけている事に気づいた時は恥ずかしかったのでその点はご注意を。

夜行バスの旅中、印象的な景色がありました。
それは夜中のSAに大量に佇む大型トラック。
素直にとてもきれいだなと思いました。
寝ぼけ眼だったこともあり、大きなクジラがたくさんいるみたいで幻想的な印象が残っています。
写真に収めておけばよかった。
それと同時に夜中にもこうやって働いている人がいるのだと少しジンと来るものがありました。
何県なのかよく分からない場所に集う深夜3時。
一緒に休息をとっているのが不思議です。
ドライバーさんお疲れ様です。
夜行バスの運転手さんもありがとうございました。