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挑戦好きの昭和人

昭和生まれの私の子供の頃はサッカーに明け暮れていました。幼い頃、テレビで見たマラドーナの活躍に憧れ、気づけばサッカーが生活の中心にありました。小学校から高校まで、練習と試合の繰り返し。Jリーガーになる夢を追いかけ、どれだけ疲れてもボールを追い続ける毎日でした。学生生活のほとんどをグラウンドで過ごし、全国大会を目指してチームメイトと汗を流しました。けれども、夢への道が必ずしも一直線でないことを高校時代に痛感し、Jリーガーへの挑戦はそこで一区切りを迎えました。

大学に進学してからは、人生の新しい側面に目を向けることにしました。そこで白羽の矢が当たったのが音楽でした。私は小学生からブルーハーツが大好きで、イントロどんで負ける姿が想像できないぐらい、一日中聞いていました。今でも、ブルーハーツの音楽、歌詞は私の礎となっています。学友と組んだバンドでライブをすることは何物にも変え難い高揚感で、気づけばステージの上でスポットライトを浴びることが最大の楽しみとなっていました。ただし、私が音痴のボーカルだったので、音楽活動で食べていくことは出来ず、サッカーに続き2度目の挫折を味合うのでした。最近ではVaundyの音楽に新たな刺激を受け、時代を超えて音楽が私のエネルギー源であることを再確認しています。

上京後はシステムエンジニアとしてキャリアをスタートしました。全く新しい世界に足を踏み入れ、試行錯誤の日々を送りました。プログラミングのスキルを習得するのは決して簡単ではありませんでしたが、挑戦し続けることで少しずつ自分なりの居場所を築くことができました。その居場所を今は失っているのですが、新たな居場所でなんとか生き残りたいと思っています。

現在の私は最愛の妻子も出来、仕事だけでなく趣味を通じて人生をより豊かにすることにも力を入れています。マラソンやトライアスロンといったスポーツでは、心身を鍛えながら達成感を味わい、俳句では季節の移ろいに目を向けることで感性を磨いています。サッカー観戦では、かつて夢見たフィールドの興奮を感じつつ、選手たちのプレーに感動し、時に自分の青春を重ね合わせています。読書もまた、大切な時間です。言葉の中に広がる世界に没頭することで、新しい視点や考え方を得られるのが魅力です。

アフィリエイトにも挑戦しましたが、試しに買った自分の購入分の利益しか得られず、レンタルサーバー代とワードプレスのスキン代は良い勉強代になりました。今はnoteに挑戦し発信する楽しさや、有料記事の難しさに作戦苦闘しているのです。

そんな私の好きな食べ物は、辛いスナック菓子の「カラムーチョ」と、濃厚な「カマンベールチーズ」。この組み合わせが至極の時間を作り出してくれるのです。味覚の好みは学生時代から変わっていませんので、昭和的な人間臭さを感じさせるかもしれません。それが私らしさでもあります。

こうして振り返ると、私の人生は常に「挑戦」の連続だったと言えます。サッカーに全てを捧げた青年時代、音楽に夢中になった大学生活、そしてシステムエンジニアとしての日々。それぞれのステージで自分なりの壁を乗り越え、成長してきました。これからも、座右の名である「死ぬまで勉強」を胸に、新たな挑戦を楽しみながら生きていきたいと思います。

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