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iPadはコンテンツ消費マシンと言うけれど。

MacとiPadの違い、(PCとタブレットの違いでも良いけれど、その対比の場合ちょっと事情が変わってくる)「iPadはコンテンツ消費マシン」という評価がよくされる。重い作業、例えば動画、映像制作とか、プログラミングなどやるならMac、ネットで情報を仕入れたり、ショッピング、SNSをしたり、動画を視聴するのであれば、iPadでという棲み分け。

でも、よく考えて欲しい、コンピュータを何に利用しているかといえば、使う人の95%ぐらいは、その軽い作業しかしていない、Macを持っていても、映像制作を沢山の人がやっている訳ではない、Youtuberなど機器を紹介する人間が、自分の作業を中心に評価するから、そう言う判断になりやすいのだと思う。

勿論、違いは確かにあるけれど、自動車で言えば、買い物、通勤、近間の利用しかしないのに、4WDの足回りとか、強力なエンジンとか、広い荷室空間とか求める様なものだと思う。それに今どきのコンパクトカーでも、遠出や、広いスペースがある様に、iPadでも動画編集とか重い作業もそこそここなせる様になって来ている。

そんなんで、単純に「コンテンツ消費マシン」と言い切ってしまうのは劣ったイメージを固定させてしまうのでは無いかとそんな心配をしている。さらに言えば究極、人が、パソコンに求めているのは、Macでは無く、iPadという使い勝手のいいアシスタントなんだろうと思う。

違いには、作業の「重」「軽」だけで無く、作法にもある。昔ながらのコンピュータを求める人は、机上をメタファーとして、ウィンドーをたくさん開いて作業し、書類の位置もはっきり把握、管理出来る事を望む。iPadは、作業した全てがアプリの中に内包される。最近は書類が別途管理出来る様になって来ているけれど、お目当ての書類を探そうとすると結構苦労する。結局、iPadはiPhoneのアプリと同じ流れで出来ているから、コミニュケーションツールとして、動的な使い方であり、Macは書類を制作して、保存する静的な使い方になる。iPnoneの爆発的な普及により、身近な使い勝手からもiPadは受け入れ易いと言えるかもしれない。

さて、ここまでiPadを持ち上げて来ていてなんだけど、使っていてたまに墜ちる沼がある。これだけ使いごごちのいいiPadだから、周辺機器も難なく使えるだろうと思うのだけど、そうはいかない、Macだと周辺機器をusb-Cとかで挿せば簡単に認識して、使える様になるけれど、iPadでは、そうはいかない場合もある。そんな経験を幾つか書き留めておこうと思う。深いところまで知らない人間のジタバタなので、分かっている人には鼻で笑われてしまうかもしれないけど。

キーボードが使えない。ワイヤレスキーボードが全盛の時代だけれど、iPadとは別に所有しているMacがトラブルの時、ワイヤードキーボードの方が、Bluetoothとか介さなくても使えるので、助かる場合がある。iPadのためでは無いけれど、そういう意味と、充電しなくて良い事、反応が早い事からiPadのメイン使用様にUSB-Cのワイヤードキーボードを買った。まず、当然iPadに挿すだけで、それは機能した。ただ、iPadにはUSB-Cポートが一つだけなので、ハブを使いたくなる、でも、どういう訳かハブを噛ませると反応しなくなる。元々ワイヤードキーボードってMacでも同じそういうものでしたっけ?(そう言えばそれは試して無かった)

MIDI機器が使えない。パッドを指で叩くと音源が反応して音が出る機器をメルカリで買った。でも、iPadでは挿すだけでは反応しない事が分かった。サウンド関係の機器は、メーカーで用意しているアプリを使う様にiPadではなっている事が少なく無い。Macだとアプリを別途用意しなくても、Macに最初から付いてくるアプリ、GarageBandとかで簡単に使えるのだけれど、その時は、iPadでは数千円のアプリを買わなくてはいけない事がわかり、萎えてしまった。機器をメルカリで買った値段より高かったし。

外部カメラが使えない。これはつい最近の話。iOSのアップデートで、iPadでも外部カメラが使える様になった。という情報を知っていたので、カメラを使った実物スキャン装置を買った。でも、試してみると使えるのはFaceTimeというアップルのビデオ通話ツールだけだった。多分、OS的には使える様になったのだけれど、アプリの方で対応していないと接続は難しいのだと思う。代わりに簡単に繋げられるMacの方で撮影して、サーバーとかAirDropでiPadに送るとか、色々考えてみたけれど、手間を考えるとそれならiPad内蔵のカメラで撮った方が潔い。
それで、そんな消沈の中、ネットを探っていて、オッ、こんな装置もあるのか!というものを見つけ一瞬心躍ったのだけど価格を見たら、49,800円という高額で、うわっ、とても手が出ないヨ。

[iPhone/iPad USBカメラ接続変換器 ラズリンク]
https://infinitegra.co.jp/cam/razlink/

次に、こんな動画を見つけた。

[今更iPadmini6を手に入れたのでCapture One Mobileを使ったらフッ軽テザー撮影が最高になった]
https://youtu.be/mj1LFvkDB1Q?si=pIaUhdrGmhMDVf9P

一眼レフのデジカメをiPadに繋いで、撮影に利用するというもの。
前記のIOSアップデート情報の主眼はこちらにあったのだけれど、これを利用するアプリを使えば、自分の買ったスキャン用カメラも使えるのでは無いかと希望が出来たが、対応する一眼カメラでさえ、相性がある様で、単なるUSBカメラは、インストールしてみたけれど、ダメだった。でも、「capture」というくぐりでアプリを探せばあるのでは?と検索したら、幾つか出て来た。これは、嬉しい。救いの神。

Capture Player
https://apps.apple.com/jp/app/capture-player/id

CamX-USBCamera
https://apps.apple.com/jp/app/camx-usb-camera/id6453639083


ただ、表示は出来るものの、シャッターが切れないなど使い方がいまいち、(スクリーンショットで代用)他にももっと適切なアプリがあるのかもしれない、要研究だ。

以上、
まとまりない記事になってしまったけれど、iPadを知りたい人の参考になれば幸い。

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