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就活生は髪を黒く染めるべきか | 学部3年生からの質問

こんにちは。以前母校の学部3年生との懇親会に出席しました。学生さんが50人くらい、OB OGが30人くらいだっだ記憶です。

私の出身の学科では大半が大学院へ進学するのが通例なので、彼ら彼女らにとって就活は喫緊の課題ではないのかもしれません。が、そう遠くない未来に対しての不安は拭えないようでした。

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はじめに

イケイケな感じのグループが目につきました。ぱっと見、元気が良さそうだったので私から話しかけたんですが、予想外の質問が飛んできました。

『茶色い地毛が気がかりで、就活の際に髪を黒く染めるべきか悩んでいる』

髪があるだけ有難いことなんですが(笑)、彼にとっては切実な悩みのようです。確かに私が彼だったら気にするかもしれません。

出身学科の卒業生の進路ですが、営業に進む人は少数派です。製薬メーカーの営業も一部いますが、多くの卒業生がメーカーの研究や開発部門に進むという印象を持っています。

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私の意見は『染めなくていい』

結論から申し上げると、私の場合『染めなくて良いと思う』と答えました。

ちなみに私はメーカーの開発部門で働いており、営業経験は皆無、研究/開発以外の部署での勤務経験はありません。立場が違うと当然考え方も変わってくる可能性がありますので、参考程度に留めていただければと思います。

もしかしたら、このnoteが就活生や就活を控えている人の目に触れるかもしれません。今はインターンが盛んだったりと就活自体が我々時代とは異なっている印象ですが、『黒髪問題』についてイチサラリーマンとしてワタシの意見を紹介したいと思います。

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企業の雰囲気は千差万別

いろんな企業にお邪魔したのは就活が最初で最後でした。製薬、食品や酒類メーカーが主な就活先だったんですが、業界が同じでも企業毎でカラーが全く違った印象です。

就活はお見合いとか合コンとか恋愛的なモノによく例えられる印象がありますが、相性ってやっぱりあるんだと思います。

個人的な考えではありますが、あまり構えずに素直な気持ちで機会を重ねれば、自然と合う合わないが見えてくるのかなというのが率直な感想です。とは言え、企業のオトナとああいう場で会うのはやっぱり緊張するものでした。

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一旦相手に合わせるとやめづらくなる

髪の話に戻します。

冒頭の彼にとって、たとえ黒髪で就活がしのげたとしても、いつ黒髪を辞めるかが問題となるかと思います。世の中には髪の色を気にする人も一定数いるようですが、全く気にしない人もたくさんいるかと思います。ただ、本質的には会社の利益に貢献さえできればいいんです。

髪を染めるという選択は、『茶髪を気にする派』から採用される可能性を残してしまいます。髪を染めなくなった際にいちいち『地毛です』と説明するのがめんどくさくなるかもしれません。

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細かいことを気にしない企業の方が働きやすい

うちの会社において採用に関わる人がどの程度『髪の色』を気にしているのかはよく知りません。が、働いている分には、清潔感さえあれば特に誰も気にしていないと思います。というか気づいてない人が大半かもしれません。

また、海外の部署の場合、アジア人以外も当然在籍しています。したがって、『就活のために黒髪にする』という概念すらないのかもしれません。海外の部署でも、今のところピンクや緑の髪の人を見かけたことありません。ただ、日本人以外の同僚では編み込みの人ちょっとしたタトゥーが入った人もいるようですが、誰も気にしてません。

一応、ちゃんとした会社ですよ。笑

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さいごに

彼の悩みを聞きながら、頭の片隅で『若いっていいな』と思ってしまいました。勿論、話は真剣に聞いてましたよ。笑

年齢毎に悩みの質が変わってくる気がしていて、『自分がどうみられるか』という悩みはある意味『若々しさ』を象徴している印象です。

私も常にヒトに見られることを意識して出来る限り長く若々しくいたいと思います。笑 それではまた。

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