多様性について考える | 現代版サザエさん
こんにちは。皆さんは日曜日の夕方はどう過ごされてますか?通常は次の日から仕事の人も多いかと思います。
サザエさん症候群というくらいですから、ワクワクするよりも憂鬱な方の方が多いかもしれません。
サザエさんのほのぼのしたあの雰囲気が、より一層、憂鬱感を引き立てるような気がしてます。
現代版サザエさん
モダンファミリーというアメリカのドラマをご存知でしょうか?Wikipedia先生によると“1260万人が視聴した”大ヒットドラマ(?)のようです。私自身、全エピソードをコンプリートしているわけではありませんが、お気に入りの1つです。
ある一家が引き起こす日常の珍騒動を描いたコメディで、私は『現代版サザエさん』と捉えています。
このnoteでは、モダンファミリーを通じて多様性について考えてみたいと思います。
家族構成はサザエさんとほぼ一致
モダンファミリーの登場人物の家族構成はサザエさんと結構重なる部分があります。
ドラマ内での実際の名前を使うと脳味噌が疲れてしまうので、ここではドラマ内の人物をサザエさんの家族構成に当てはめて説明します。
登場人物は十人十色
《サザエ、マスオ、タラちゃんは日本版に近い》
登場人物の中でも、サザエさん、マスオさん、タラちゃんは、日本版サザエさんとさほど変わらない印象です。
タラちゃんの他に娘が2人いる点で少し設定が異なりますが、アメリカのごくありふれた中流家庭かなと思います。
《波平はフネと離婚し、コロンビア人と再婚》
波平はフネと離婚し、かなり年下のコロンビア女性と再婚しています。2人の間には息子が1人おり、タラちゃんと同じ世代です。
《ゲイのカツオはパートナーとの間に養子を迎える》
アメリカ版ではカツオは成人しており、パートナーとの間にアジア系の養子(娘)を迎えています。
※ モダンファミリーは日本のサザエさんとおそらく一切関係ありません。わかりやすくするためにサザエさんの家族構成を当てはめて説明しているだけです。
普通ってなんだろう
普通ってなんだと思いますか?私は日常、意識して『普通』という言葉を避けるようにしています。当然、マジョリティという意味も含むのかもしれませんが、なんとなく背後に『あるべき論』が潜んでいる印象を受けます。
ある意味、多様性の真逆の言葉なのかもしれません。
子供が産まれて再認識したんですが、家族って人生の中でも大きなウエイトを占めますね。まぁ当たり前といえば当たり前ですが。
家族のあり方や個人のあり方がもっと選択できるようになればいいのに、そうすれば皆んなハッピーなのになって思っています。
さいごに
以前、カミングアウトしてくれた同僚がいます。最初呼び出された時は『何言い出すんだろう。会社辞めるのかな』という雰囲気でした。そして、話してくれました。
『別に何も気にしなくていいのに』とその時は思いましたが、いろんな反応があるのかもしれません。
彼女の勇気に敬意を表します。それではまた。