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融資業務で役に立つエクセル講座2:エクセルで返済回数から最終返済月を正確に計算!EDATE関数の活用!
返済開始月が2024/9として、毎月返済の回数が60回(60か月後)の月を出すエクセルの方法を説明します。
考え方
EDATE関数:EDATE関数を使用して、開始日から指定した月数後の日付を求めます。
返済回数の調整:初回返済を1回に含めるため、指定する月数は「返済回数 - 1」とします。
Excelでの操作
返済開始月を入力するセルを用意します。例えば、A1セルに「2024/9/1」と入力します。
返済回数を入力するセルを用意します。例えば、B1セルに「60」と入力します。
返済完了月を求めるセルを用意し、以下の数式を入力します。例えば、C1セルに数式を入力します。
=EDATE(A1,B1-1)
* A1: 返済開始日(2024/9/1 が入力されたセル)
* B1: 返済回数(60 が入力されたセル)
表示形式を整える
C1セルの表示形式が日付になっていることを確認してください。もし違う場合は、C1セルを選択し、右クリックで「セルの書式設定」を選び、「表示形式」タブから「日付」を選択します。
お好みの日付表示形式(例: 2029/8/1)を選んでください。
結果
C1セルには、2029年8月1日と表示されるはずです。
補足
数式=EDATE(A1,B1-1)のB1-1の部分で、返済回数から1を引いて、初回返済を考慮した実質的な返済期間の月数を算出しています。
EDATE関数は日付を扱うため、計算結果は月の1日で返されます。
Excelシートのイメージ

この手順で、初回返済を含む60回払いの場合の返済完了月をExcelで正確に求めることができます。ご希望に応じて、表示形式を変更したり、他の情報を追加したりすることもできます。
もし、表示形式を月と年だけに変更したい場合は、セルの書式設定で「yyyy年m月」のような形式を指定してください。
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