台湾の生ライチ、2種を食べ比べる
導入
夏に台湾の果物屋さんに行ってみると様々な果物が並んでいます。そのなかでも台湾の生ライチは格別なので少し紹介したいと思います。なお、このNoteは上のYoutube動画のテキスト版です。動画よりも文章の方が理解が早いと感じる方、動画を見る前にサクッと内容を確認したい方はコチラを参考にしてみてください。しかし、情報量は圧倒的に動画の方が多いです。なので、動画を先にみられることをお勧めします。3分ほどの内容ですので速攻で見終わるはずです。では、説明していきます。
台湾のライチ
ライチはアジアの亜熱帯の地域で栽培されている果物です。コチラの果物屋さんでは時々このような形で枝に着いた状態で売られていることがあります。ちょうどコチラの果物屋さんのオヤジさんが束ねているのを見つけて、特別に許可をいただいて撮影させてもらいました。あと、品種もいくつかあるみたいです。
「黒ちゃん」と「玉ちゃん」
コチラのお店には「黑葉」と「玉荷包」という違う品種2種類が並んでいました。これ、黒葉とか玉荷包って日本語でなんていうのかわからないし、中国語だとちょっと面倒なので、「黒ちゃん」と「玉ちゃん」と呼ぶことにします。では、この黒ちゃんと玉ちゃん、これらのライチを食べて、その味を比べてみましょう。
食べ方
このライチの便利な所は何と言っても食べるときに特別な道具が要らないところです。普通に殻を手で向いて直接食べることができます。なので、こういう感じで市場で買って帰る道すがらつまみ食いしたいと思ったときに何の道具もなくてもこんな風に食べられます。この気軽さがライチの魅力。
あと、果物屋さんで軽く洗ってあるので、それほどゴシゴシ洗う必要はないと思われます。でも、気になる人は水でサッと洗うと良いかもしれません。
このように、枝のつながっていた方から手で殻を取って、反対側を指で押してあげるとプルンと取れます。そして、この半透明な実の部分をパクりといただきます。中に種が入っているので飲み込まないように注意してください。
黒玉対決
さて、これら二種類を比べていきましょう。ネットで検索すると、黑葉、黒ちゃんですね。これは比較的伝統的な品種で、この玉荷包、タマチャンのほうは果肉が多い品種であると紹介されていました。さて、ちょっと、半分の果肉だけを取って比べてみましょう。
たしかに、こちらのたまちゃんの方が果肉が多いように見えます。あと、味もこちらの方が甘いんですよね。この黒ちゃんは黒ちゃんでみずみずしさと酸味があって、いかにもライチっぽい味がします。私が日本で食べたことのある冷凍ライチの味に近いです。いっぽう、コチラのタマチャンはボリュームと甘みの強さでいかにもライチを食べた気分になれます。種が相対的に小さいので、口に入れて噛んだ時の時の種の存在感が弱いので食べやすいかと思います。なので、コッチのタマチャンが最強のような感じがするのですが…
しかーし、コチラのたまちゃんは黒ちゃんに比べて市場に出回る時期が非常に短くなっています。すぐなくなっちゃう高級品です。なので、旬を逃さないことが大事ですね。台湾に住んでいる私も気がついたら市場から消えていたことに後で気が付くほど速攻でなくなります。
選ぶのはアナタ
手軽に手に入り、みずみずしさと程よい酸味の黒ちゃんか、圧倒的な甘みとボリューム、そして、高級感満点のタマチャンか。どちらを選ぶかはあなた次第。もし、チャンスがあれば、ぜひ、台湾の生ライチを試してみてください。また、機会があれば、コチラ台湾宜蘭臨海研究場の日常生活の動画も作っていきますので、興味のある方はチャンネル登録をしてお待ちください。それでは、また。