圧倒的にグループでの練習が少ない【音楽スタジオ奮闘記】
どうも京都の音楽スタジオ・スタジオラグ伏見店 店長の中尾きんやです。
音楽スタジオのグループ(バンド)での利用率が数年前より落ちています。
これは過去のデータや、今のデータを単純に照らしあわせたらわかります。
今も少しずつ減り始めている。
個人練習といって1名〜2名で利用される回数は、グループに比べれば減っていない。
つまり
グループで音楽活動する機会が圧倒的に減った
これは事実だと思います。
なぜか。
ここで店頭でよく聞く生声をメモしておきたい。
大きく分けて2つ
1. 仕事が忙しいから予定が合わない
2. メンバーが見つからない
1. 仕事が忙しいから予定が合わない
これは容易に想像がつく。
仕事以外でも子育てや介護や他のライフスタイルも影響しているだろう。
2. メンバーが見つからない
忙しい = 所属するコミュニティが限定されることだろう。
単純に新しい出会いというのは年齢が進むにつれて先細りになる。
以上
大きくわけたら2つだけど、現実はもっと細かい課題があるようです。
大前提としてみなさんグループには所属したいと思っている人がほとんどです。
よくよく考えると、バンドや音楽を嗜むなんて、半世紀前は若い世代に限定されていた。
極端な言い方かもしれないけど、前例がないことをやろうとしている。
ここで設計したいのが、社会人バンドサークル。
現代のコミュニティにおける
「退屈」の解決なのか?
「孤独」の解決なのか?
これはどちらかをもう少し考えて見極めたい。
2つとも進む方向が違うからです。
たださまざまなコンテンツがある時代において「退屈」とは少しニュアンスが違うような気がする。
ずっと同じ土地に住んで、そこで生涯を終える。
ここにおいては「孤独」を解決する場を提供しないといけない。
こんな感じで、難しく考えていますが(笑)
店頭に来られるお客さんとの対話の時間。
僕は今それが楽しい。
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